ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

She is missing 京都 at 気仙沼!

2016-04-13 22:59:55 | 唐桑日記
今、台湾人の友だち、そうさんが
2週間つなかんのお手伝いをしています。

去年の12月に
ワーキングホリデーで日本にきました。
コーヒーが好きだから普段は
京都に滞在しているそうです。
(京都は美味しいコーヒーが
沢山あることで有名だそうです。)
気仙沼に遊びに来てから一週間が過ぎようとして。
「実際、気仙沼どお?」と聞いたら。
「うーん、、、まぁまぁ。」

「京都の方がいい?」

「うん!ちょっと帰りたい」
と言われました。
美術館や、写真、絵,アートや
建築物が好きなので、
気仙沼は少し退屈みたいです。


「景色もまぁ他にもある景色だから、
特別そんなにこの景色を
またみたいとは思わないな。
でもそれは他の田舎の町も同じでしょ?
京都が特別だからそれは仕方ない」


ワカメを炊いたり、
牡蠣の水揚げを一緒にしたり。
楽しんではいるんですが。
ここに来る前は
オーストラリアで
でっかいでっかい畑で
農家のお手伝いもしていたので
自然体験もそんなにズバッと
刺さらなかったみたい。

「京都は1年いても
時間が足りないと思う」だってー!!
気仙沼は1週間でちょっと飽きたのに、、、。
なんか久々にフラれたわ。
色恋沙汰でフラれるよりショックだわー。

そうさんは
「東北に来たかった人」ではなく
「せっかく日本に来たから,
日本にいる友だちに会いに来てみた人」で
東北に特に想いいれがあるわけでもない。
そういう人は東北にいたらなかなか会えないけど、
(来ている時点で気持ちがあるから)
きっとこれが大多数の人が
思っていることなんだろうと思う。


「東北は応援してくれてる人がくるイメージでしょ」
まぁ、結局そういうことなんだろうな。
それが悪いこととかネガティブなことではなくて。
マイナースポーツを応援している、
インディーズで少数派しか聞かないジャンルの
音楽のコンサートに行ってる。とか
そういう状態なんだろうなと想像してみる。

そういうことは他にも沢山あるわけで。
そのマイナースポーツをやっている人も
観ている人も「そのスポーツが心から好き」で
それはとても素晴らしいこと。

でも大人気にならないのにも理由があって。

「別に大人気にならなくていいと思っている」
「当事者が大人気になるためにやっていることが全くの見当違い
(むしろそれが人気がでる妨げになっている)」
「大人気になる要素があるが、
そこには当事者が興味がない」
「誰と組んでいいかわからない」
「そもそもそのポテンシャルやスキルがない」とか、色々。



「少数派にウケているものを
多数派にウケさせたら勝ちだよね」
何年か前のの今日のダーリンを思い出した。


他のバンドとほとんど変わらないのに
お客さんが10人くらいしかいない
ライブハウスで演奏していた
ゴーイングステディ
(現、銀杏BOYZ)というバンドが
すんごい勢いで大人気になったのを
高校生の時に目の当たりにした。
ゴーイングステディが売れてからも、
まわりのバンドは
ほぼ相変わらず同じライブハウスで
同じような環境でやっていた。

あのときなぜゴーイングステディだけ
売れたのかはよくわからないけど。
「こういうことってあるんだ!」と
感じられたことは今でも貴重な体験。


どうしたらいいんだろう!!
という気持ちのまま今日は寝ます。
いやー、ちょっと悔しいぞー!!




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