ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

かばねやみ

2014-09-09 21:44:02 | 唐桑日記
「あー!りょうすけ,それやすたか病だぁ!!」




嬉しそうにいちよさんに言われました。
最近いちよ病のことばかり突っ込んでいるので

「変っているのは私だけじゃない」
アピールがすごいです笑。


(トウモロコシの髭が、、笑)

僕が朝ごはんをつくっているとき、
ずっと考えていることは
「いかに食器を減らすか」です。

ブラジルのサンパウロで地元の先輩
日本食居酒屋を始めたので5月に手伝いに行ったんだけど、
そこのランチがワンプレートでめっちゃおしゃれだったので、
それを真似して作っています。




決してギリギリまで寝ていたい訳じゃないよ、、、。
盛りつけに時間かけるなら一品増やそうと思ってさ!!



なんて話をしてたらいちよさんが
「それやすたか病って言うんだよ!!」と
嬉しそうに言っていました。

社長、いちよさんの旦那のやすたかさんは
とても無口です。聞いた事にもなかなか答えません。



ご飯の時も
「やっさん、明日ホタテ50枚あげてー」

「・・・。」

「やっさん、いちよさんお願いしてるよ」

「・・・。」

「社長、そこをなんとか!!」

「ん??」

「うわっ、この人,社長で反応したー!!」てな具合に

しゃべっても一言二言。
寡黙な人=思慮深いとよく思われています。



「ほんとは色々考えているんでしょうねぇ。」
とよく言われます。

奥さんのいちよさんも、
「あの人何考えてんだべ」って
出会った当初は気になっていたみたいで
直接聞いた事があるそうです。



「やっさん、ひとりでいる時、
船の上でいる時、私といても
全然しゃべんないけど、何考えてんの?」

「ん?何もかんがえてねぇ!!
かばねやむことばり考えってんだ!」

そんな かばねやませる ことを聞くんでねぇと
いいたげな顔で言われたそうです。


「かばねをやむ」というのは
サボる、楽をする、面倒くさがるとか、
そういう意味だそうです。

つまり、「いかに楽して銭を稼ぐか」を
考えているそうです。


「やすたか、お風呂入りなさいよ!」
「もう入った」


「仕事して汚れてんだからTシャツ着替えて来て!」
「これ最初から汚れてんだ!落ちねぇんだ!」

かばねをやむためなら、
声を張ることも惜しまず,
バレバレの嘘をつきます。



今日はテレビで握力130キロの人が出て来て

「俺だっで,かばねやみになる前は
100キロはあったんだぞ、りょうすけ、え!
なぁ、りょうすけ!」


100キロの握力よりも「かばねやみになる」ことを選んだやっさん。





ひとかどの「なにものか」になるって
失うものも大きいんだねぇ。


でも、酔っぱらいの昔話ほど,
かばねやみたいものはないよね。
「やっさんの握力とかどうでもいいよ」とは思いつつも。
しつこいので一応質問しました。

「100キロあったのいつ頃?」

「うーん、高校生だ。」

なりたい自分になれてんだね、やっさん。
あの頃の未来に僕らは立っているね、やっさん!

自由って与えられるものじゃなくて得るものだからね。
これからも不断の努力で「かばねやみ」になり続けてね、やっさん。



最近は牡蠣丼と、



めっちゃ美味しくできた!
オイスターソースを作ってそれでかきぼんと玉ねぎを煮込んで
最後に片栗粉でとろみをつけて溶き卵を投入!!

それと



牡蠣オムレツはかきぼん、玉ねぎ,トマト,セロリをカレー粉で炒めて、
こちらは洋風のオイスターソースをかけます。

ご飯さえ一緒に盛ることを覚えました。
やすたか病、強敵だー。

かばねヤミーだぜ!!


最新の画像もっと見る