ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

雑記

2017-06-07 14:46:58 | 東京日記
とりとめもなく、思ったことを書きました。

全く同じことをしても、ほめる人もいるし、怒る人もいる。
感動する人もいるし、気持ち悪くなる人もいる。

全ての人を同じ気持ちになってもらうのは、無理だし、強いるべきでもない。
例えば、飲食店も喜んでくれる人が多ければ続けられるし、
どれだけ自信があっても、理解されないとお客さんがこない。
お客さんが来なくても、自分の味を信じて、理解されるための努力をしながら、
いつかわかってくれる日を信じて、つくり続ける人もいる。
逆にどんどんお客さんに合わせながら、自分を変化させて行く人もいる。

クラシックを続けている人もかっこいいし、例えばアメリカですし屋をしている知り合いは、その場所の文化だからと、すし屋だけど、ステーキもメニューに載せている。ステーキが焼きたいわけではなく、ステーキを呼び水にして、和食の良さを伝えたいのだ。

どっちが正しいとかは、ない。僕は、そういう違いを楽しめる人でありたいと思っている。

唐桑でも、あの場所でしかできないこと、出会えないこと、経験がたくさんあった。

遠洋マグロ船にのってる船乗りの知り合いもできた。陸上に2ヶ月しかいない船乗りと、スナックに行く。
彼がうたう歌は全て「漁師」の歌だ。「海よー、おれの海よー。」

まじか。2ヶ月しか陸上にいないのに、海の歌、歌うんかい!どんだけ、海好きやねん!!
そんなん、おもしろすぎるやろー!!という日々だった。


今回の展示はこの3年間の全てが詰まっている。
暮らし、仕事、人、場所、空気、匂い。音。

ここで吐き出したあとは、何が残るのだろうか。
きっと何も残らない。ゼロになり、新たな何かを仕入れて行くのだと思う。


ちょっと寂しいのは、気仙沼の友達に見てもらえないことかなー。
みんなとの日々が詰まっているから。