来る12月14日(土)、15日(日)に横浜市南区の蒔田公園で開催される『光のぷろむなぁど』内で行なはれる、“水辺の光コンサート”の説明会に出席するため、同区の吉野町市民プラザへ出かける。昨年、初めて現代手猿楽をもって参加する予定だったが、生憎の雨で取り止めとなり、無念の涙をのまさるる。それから一年、今回は担当者から参加のお誘ひを頂ひたので、今年こそは! と改めて応募す。チラシに活字化 . . . 本文を読む
私は、相撲に関してはド素人である。短い時間でスパッと勝負が決まって番数が進むので観てゐて退屈せず、それが性に合ふので中継を毎日樂しみにしてゐるのだが、今度の九州場所はだうも盛り上がらない。……気がする。どの取組も淡泊で、そのわりに休場力士が多い。……と感じる。話題の貴景勝も、今日の黒星につひては、「稽古不足なのではないか?」と指摘する聲があり、私のやうなド素人の目にも、何かが足りてい . . . 本文を読む
私のやうにクルマを運転しないと、あまり縁の無い道路案内板(アオカン)だが、二子玉川駅前でふと空を見上げて、そのアオカンの文字がかつての『二子玉川園駅』のままになってゐることに、初めて気が付く。さうさう、ワシらの時代は「二子玉川園駅」じゃった。ワシがまだ小さかった頃、現在はつまらん高層物があるあたりに、二子玉川園といふ遊園地があっての。両親に、よく遊びに連れて行ってもらったものじゃ。二子玉川園が閉園 . . . 本文を読む
他人(ひと)サマと同じ着こなしにだけはならないやう、気を付けてゐるわ。だって、この頃のファッションって、みんな同じ写真を見て真似るもんだから、街じゅうクローンだらけじゃない!しかも、みんな似合っていないところまで同じなんだから、ヘタな藝人なんかより面白すぎるわ!無駄に着飾るのもイヤね。じつは誤魔化しが効かないのよ、服飾って。ほら、肌が疲れてゐると、いくら化粧を重ね塗りし . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2019111201001589?fm=dやうするに、説明に虚偽があったと言ひたいのね。……だったら、ウソをつひた責めを負はなければならない輩は、もっともっと他にいるんじゃないのかしら?問題は、快特のブレーキだの信号機の位置だの云々 . . . 本文を読む
「冬を感じた瞬間」……?それは、『電車内で咳をしてゐるのが耳につくやうになったとき』ですわ。ゐるでしょ?マスクをしないどころか、口許すら覆はないで、平気でゲホゲホやる疫病持ちが。ああいふ朝七時なのに夜七時みたいな不景気な顔をしたのが出てくるやうになると、「あ、用心せなあかん季節や……!」って、すぐにマスクとお茶を用意するわけなの。……お茶?も . . . 本文を読む
驛で見る旅行の案内には、いつでも旅への思ひに心惹かるる。京都。もみじ。これぞ旅情の定番。いいな、行きたいもんだな………。が。ほんまに行ってみなはれ。もはや「公害」と化した異人たち──といふより「外来種」に踏み散らされた俗街を、目の当たりにするハメとなるで。『一見さんお断り』その傳統文化の意味をいまさら悟ったところで、時すでに遅し。しかし現地のタクシー運転手は言ふ。「ガイジンさんが、いちばんの御贔屓 . . . 本文を読む
通りかかった公園で菊花大会をやってゐたので、覗いていく。かういふものが特に解るわけではないが、眺めるのは好きである。「いいな。」「きれいだな。」と感じるだけの心はあるつもりだ。さう感じたものは、よく見ておかう。それが、虚偽(ウソ)に眩まされないための、御守りとなる。除菌薬ばかりでは、却って抗体を失ひ、せっかくの長壽もおぼつかなくなるのじゃ。 . . . 本文を読む
澄んだ秋晴れに恵まれた今日、まうひとつ楽しみにしてゐた催しが、「第六回 丸子の渡し祭り」だった。江戸時代には東海道の脇往環(脇道)として重用された中原街道、その多摩川の舟渡しを復活させつつ、大田区側と川崎市側との地域交流をはかる催しで、私も数年前に大田区側から川崎市側へと舟に乗ったことがある。だから今度は川崎市側から大田区側へと渡船するつもりで楽しみにしてゐたが、先月の性惡台風によって河川敷が増水 . . . 本文を読む
川崎市のカルッツ川崎で行はれた、「沖縄芸能大会 第82回公演」を観に行く。戦後に沖縄県から川崎市へ移住した人々が、故郷を忘れないために始めた歴史ある公演で、私も沖縄──琉球の藝能には大いに関心があるだけに一度観に行きたいと思ひながら毎年予定が合はず、さうかうしてゐるうちに、首里城が焼失する悲報に接す。いつか必ず訪れたいと願ってゐた琉球文化の粋を襲った悲劇、そして再建に向けた動きに、「自分は傳統藝能 . . . 本文を読む
横浜にぎわい座の上方落語会「上方のハメモノ特集」を樂しむ。第二の故郷である大阪の“にほひ”に浸りたくて──あの頃はとにかく懸命に生きてゐた──、にぎわい座の上方落語興行にはよく足を運ぶが、今回はトリで「堀川」を口演した月亭八方ひとりに尽きた。私の大阪時代には関西ローカル局で現•桂小文枝と並んでお馴染みだった月亭八方だが、落語を聴くのは今回が初めて。“腕力道楽”にして朝寝坊な息子に手を焼く一方、いか . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20191106-0137?fm=d毎年思ふねんけど、これらって“流行った”云ふより、報道屋がけしかけたタダの“話題語”なんちゃう……?「計画運休」「上級国民」「闇営業」(関西では「ちょく」っちゅうねんけどな . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20191106-567-OYT1T50259?fm=d製造費用は来夏予定の大茶番運動会に押しかける有象無象から回収できると踏んだからせうな。それにしても。E7系の浸水といい、首里城の焼失といい、今年は胸が痛くなる場面ばかりを見せつけられる。 . . . 本文を読む
ああさう、カフェ•オレが出たの。で、飲んで感想を言へばいいわけね?ふぅん、売れ筋No.2なの。……ああ、いいんじゃない?ミルク感とコーヒー本来の苦味が、お互ひにほどよく主張してゐて。さう、この“ほどよく”ってところがポイントね。かき分け押しのけ、「自分が! 自分が!」って前へ出たがるのは、ダメね。ヒトでも、モノでも、なんでも。だってさういふの . . . 本文を読む
師匠の月命日にあたる11月5日は、「津波防災の日」であることを、初めて知る。新元号を嘲笑ふかのやうな今年の災害續きを思ふと、浮世に横溢してゐる『○月○日は○○の日』のなかで、これは格別の意味があると私は考へる。海に面したその地域の神社が、古社ほど山などの高ひ場所にあるのは、そこが津波からの避難場所だからであり、また祭禮で神輿を担ひで地域を練り歩くのは、有事には皆で協力して避難物資を運ぶための訓練も . . . 本文を読む