映画監督の井上梅次さんが11日、86年の長寿を全うされたとの新聞記事を見ました。
石原裕次郎を世に送り出した監督として知られているようですが、私が“井上梅次”の名前を強く印象付けられたのはやはり、1962年に大映で製作された「黒蜥蜴」。
最初は大阪時代に関西ローカル局の深夜放送で、次は東京へ帰って来てから渋谷のシネマヴェーラで観ました。
オープニングに流れる独特な旋律のテーマ曲に、大木実、京マチ子、マメ山田、川口浩、三島雅夫…といった豪華出演陣に三島由紀夫がワンカットだけ出演するご愛嬌、そして脚本が新藤兼人と云う、戦後日本映画が本当の意味で良かった頃の、その象徴のような娯楽作品であると思います。
ご夫人は、日本映画の黄金期を支えた一人、月丘夢路さん。
黄金期の日本映画ファンには懐かしいお名前です。
井上監督の御冥福を、お祈り申し上げます。
石原裕次郎を世に送り出した監督として知られているようですが、私が“井上梅次”の名前を強く印象付けられたのはやはり、1962年に大映で製作された「黒蜥蜴」。
最初は大阪時代に関西ローカル局の深夜放送で、次は東京へ帰って来てから渋谷のシネマヴェーラで観ました。
オープニングに流れる独特な旋律のテーマ曲に、大木実、京マチ子、マメ山田、川口浩、三島雅夫…といった豪華出演陣に三島由紀夫がワンカットだけ出演するご愛嬌、そして脚本が新藤兼人と云う、戦後日本映画が本当の意味で良かった頃の、その象徴のような娯楽作品であると思います。
ご夫人は、日本映画の黄金期を支えた一人、月丘夢路さん。
黄金期の日本映画ファンには懐かしいお名前です。
井上監督の御冥福を、お祈り申し上げます。