迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

まずは今日を聴く。

2020-04-30 17:09:00 | 浮世見聞記


午前中に隣町の古刹を訪ね、この騒動の最中に型が出来上ったばかりの一曲を、軽く試演する。


これはいつ初演出来るだらうか……、とか、そんなことは考へない。


その日が来るも来ないも、おのれ次第。



それが、本當の特効薬。



初夏の訪れに合はせて、甘酒も衣替へ。




ちょっと塩気を感じてホッとして、時世に翻弄される木の葉に過ぎなゐおのれを知る。



……また人々が道を彷徨ひはじめたぞや。






なれば、城に戻らん。





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