さっそく朝から降ってゐた雨が昼頃に一時的に止んで、道路も乾き始めたのでまた降り出さぬうちにと、昼食後に散歩に出る。
道沿ひの家の屋根に、やたら鳩がゐるのを見つけて、なんだらうと足を止める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f8/43fff75853b30c88b80d3452dc26056d.jpg?1719130957)
まわりの家の屋根には一羽もおらず、その家の屋根にばかり集まってゐて、薄氣味惡さすら覺ゆ。
もしかしたら、隣りが養鶏場ゆゑ、その飼料を狙ってゐるのかもしれない。
おなじ鳥類の哀しさよ。
電線に、大柄なインコらしきが止まったのを見て、やはり足を止める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a5/0c6088f31853a6522925988494b1c966.jpg?1719130979)
ヒトに飼はれてゐたインコが、“何らかの事情”で野生化し、繁殖したものか。
近年、さういふ例は多いらしい。
ヒトとて、野生化したやうなのを散見するご時世である。
同じ生き物のことで驚くのは、野暮なのかもしれない。