迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

日はなにかを照らし出す。

2020-04-18 19:45:00 | 浮世見聞記


絶望的な荒天が、昼過ぎから一変して晴れとなる。


ほな心の換気をしまひょか、と夕方から散歩に出る。


同じことを考へて出て来たらしい人がチラホラ。

青年は殆どがジョギングなのを、「ワシには出来ん技じゃ……」と、面白く眺める。



住宅地を通ると夕餉の支度の香り。

表通りにある回転寿司店のなかは、そこそこの賑はひ。



……私は、何かにひどく瞞されてゐるやうな気がしてきた。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« それは自分の日常のために。 | トップ | 引退豊ノ島の妻「娘が引くくらい泣いた」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。