アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

思い出の『エッセンス韓日辞典』

2005年05月12日 | 私の一品
使い古されて手垢のついた『エッセンス韓日辞典』(民衆書林 出版)。
大学に入学した時に購入した辞典なので、かれこれ15年以上も使ってることになるでしょうか。
とは言っても、小学館の『朝鮮語辞典』が出版されてからはだいぶ出番が減ってしまって、つい最近までは実家の倉庫に眠っていたのですが...
辞典としての使い勝手だけを考えればおそらく小学館の辞典以上のものは今のところないと思うのだけど、写真の辞典には韓国語学習に夢中になっていた頃の思い出がたくさんつまっているからとても手放せないでいるのです。
もちろん最初から写真のような革張りだったわけではありません。ソウルで半年ほどホームステイしていた時にホストマザーの指導を受けながら作ったオリジナルのものです。辞典がパチッとボタンで留められるようになっているのは、間にメモを挟んでも落ちないようにするため。そして、側面のバンド部分にボールペンやら蛍光ペンやらを挟みつけるためです。延世大学の韓国語語学堂に留学していた1年間はどこに出掛ける時も欠かすことなく持ち歩いていたんじゃないかなぁ。初めて聞く単語が出てきたら即座に調べてメモ用紙に書き留めたり、周りの人に意味を聞いたりして。今でもページをめくれば食堂のキムチの香りが漂ってきます!さすがにこれは冗談ですけど、とにかく朝から晩まで寝るときとお風呂に入るとき以外は常に携帯してましたからね~。
今ではネット上にとっても便利な機械翻訳サイトがあるから実際に辞書を引く機会はめっきり減ってしまったけれど、思い出の『エッセンス韓日辞典』は自宅の飾り棚に立てかけて、一日一回は眺めてます。
いつかUちゃんがお母さんの母国の言葉を学びたいと言うようになったらプレゼントしようかなぁ(^^)

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