徒然日記~A&Aクリエイション~

季節のこと 徒然なるままに~

イスラエル エルサレムの嘆きの壁

2009年01月29日 08時03分32秒 | 海外旅行記
 写真はエルサレムにある「嘆きの壁」です。
ここ「嘆きの壁」はユダヤ人にとっての聖地中の聖地です。
治安が悪くなった今では、とても近づけないところとなってしまった。
紙の帽子をかぶっているのは、この地のしきたりに従っての行動です。
あたまを隠すことにより神に対する尊敬と畏れを表しているそうです。
黒い衣装で正装し帽子をかぶったユダヤ人が壁に向かって真摯にお祈りされていました。

 1990年4月19日 今から18年前にイスラエルに行きました。
 成田空港→バンコク→ドバイ→アテネ行きの日本航空に乗り、アテネ→コペンハーゲン→テルアビブ(イスラエル)に着きました。途中トランジットでアテネのパルテノン神殿見学、コペンハーゲンで人魚姫を見ました。まる1日以上かかった。国交のない国からの飛行機は乗り入れられないのでイスラエルに入るにはどうしても回り道してしまうようです。1991年湾岸戦争前で今よりは治安が良かったが、それでも空港での手荷物チェックはとてもきびしかった。

 宝飾業界の経営者20名余くらいのツアーで、テルアビブでダイヤモンド取引所を視察しました。テルアビブは地中海に面した商業都市でヒルトンホテルに泊まりました。地中海がとてもきれいでした。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地でもあるエルサレムへも訪れた。少し観光する時間もあり死海でも泳ぎました。

 イスラエルがガザ地区パレスチナに対し一方的な停戦をしてから、10日が経ちました。パレスチナの街の破壊のニュースはたくさん流れてくるようになりました。パレスチナへの援助のため先週には日本からもたくさんの物資が空輸されました。無神論者の私ですが、やはり訪れた土地はイメージや土地勘が働くので、その国のニュースは身近に感じて興味をそそる。

 21世紀「イスラエル」という国が存続し続けられるのか・・・瀬戸際に追い込まれている。中東というと日本からは遠い国ですが、イスラエルVSイランの動きが新しい21世紀の中東の地図を大きく変えていくようです。島国、日本ではたぶん何千年も前から土地や国が消滅するということは経験していませんが、東ヨーロッパや中東では時代と共に国が消滅することが歴史的にたびたび起こっている。

 中東での平和が本当の意味での「世界平和」に通じるのだが、その道はきびしいといわざるをえない。
 

【ガザ侵攻】イスラエル一方的停戦へ 米の決断後押し
 (2009年1月18日産経ニュースより一部抜粋)

17日、パレスチナ自治区ガザ南部で、イスラエルのミサイル攻撃によって立ち上る煙(AP) ロイター通信によると、イスラエル政府高官は17日、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム原理主義組織ハマスと続けてきた戦闘を一方的に停止する方針を示した。同日夜(日本時間18日未明)の治安閣議で一方的停戦を決定した後、オルメルト首相が国民に向けた声明の中で宣言する。

 米政府はこれまで、イスラエルのガザでの戦闘を「自衛権の発動」と擁護する一方、ブッシュ政権の任期が切れる20日までに停戦にこぎ着けたいとして、外交工作を進めていた。イスラエルと米国の合意内容は、武器密輸を監視する機器の活用や、周辺海域に展開する北大西洋条約機構(NATO)加盟国への艦艇参加要請など。米国務省当局者によれば、密輸監視や阻止にあたる米側要員をガザや近隣のエジプトに派遣することまでは想定していないという。

 もっとも、イスラエル政府高官は、フランス通信(AFP)に対し、当面は部隊をガザ内に駐留させ、ハマスが反撃してきた場合は攻撃を再開するとの意向を明らかにしている。ハマスの対応をみて、順次、部隊を撤収させる方針とみられる。

<嘆きの壁(Wikipediaより一部抜粋)>
嘆きの壁は、エルサレム神殿のいわゆるヘロデ神殿の外壁の一部。
神殿はユダヤ教で最も神聖な建物である。
紀元前20年、ヘロデ大王によって完全改築に近い形で大拡張された神殿を取り巻いていた外壁の西側の部分であり、ユダヤ人は「西の壁」と呼んでいる。
この部分を含め、外壁はその基礎部分がほぼすべて残されている。

  by aran     A&Aクリエイション