みそ汁とおふろみかん

11月です。あと少しで立冬です。冬ですよ。
冬が苦手な私には、すこし憂鬱な季節の始まりです。
暦の上は冬になってしまいそうですが、食卓にはまだまだ秋の味覚が並びます。
秋刀魚、きのこ、お芋、柿、栗、銀杏。
ちょっと庶民的すぎる食料でしょうか。
去年は山のようにいただいた無花果を、今年は木を切ってしまったために食べられなかったのがかなり残念。

さて、料理が不得手な私が作るものは味噌汁、けんちん汁、豚汁、スープ、シチューと、切って煮込むだけの汁物ばかり。
で、密かにこれはかなりイケるんじゃないかと勝手に思い込んでいるお味噌汁のご紹介。
用意するのは、さつまいも、小松菜、エリンギ。
みそ汁ですからね、適当な大きさに切って煮てお味噌を入れるだけ。面倒くさがりな私のお出汁はいつも昆布です。
でも、このみそ汁がすっごい美味しい！騙されたと思って作ってみてくださいな。失敗なんてしようの無いかんたんみそ汁だけど、秋の気分を感じられますよ♪

しかし、みそ汁さえ作るのが面倒くさい方にオススメな秋の味覚は、おふろみかん！
料理でもなんでもなく、ただただお風呂に浸かりながら蜜柑を食すというだけのことですが、汗をかくくらい体が温まったところで冷たい蜜柑をいただくことの幸福感はこの季節ならでは。
もちろん、秋から冬にかけておふろみかんは続きますが、今年最初にいただくおふろみかんのひんやりとした食感とお風呂にただよう蜜柑の甘く酸っぱい匂いは、ゆっくりと味わいたいもの。
こちらも騙されたと思ってやってみてくださいな。

って、こんな単純にシアワセを感じていいのか、と思うような平べったくて小さなコトでした