Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

Falling in love,agein/小曽根真

2007-12-31 14:10:12 | music
2007年もあと数時間となりました。大掃除は終わってますか?
年末の休暇に入った途端、雨が降り、雷が鳴り、雹が降るというめちゃくちゃなお天気のせいで掃除も洗濯もようやく今朝から始めたワタクシ、ちゃんと新年を迎えることのができるのか不安です。掃除もそこそこにこうしてサボっていたんじゃ、無理よねぇ(笑)。

さてさて、今年をHAPPYに彩ってくれた多くの音楽たちに感謝しつつ、勝手に”第1回アクア的ミュージック・アワード”を開催したいと思います。映画や歌舞伎や本のアワードも発表したいところだけど、さすがに時間がないのでやめときます(実は、先ほどほぼ終了しそうだったミュージック・アワードの文章をマウスのタッチミスで失ってしまい、呆然としていたところ…)。

えーと、栄光のグランプリ発表の前に(タイトル見れば分かってしまうんだけど)、ノミネート作品は…。

*hats off to the buskers/the view*

イギリス発の新人バンドthe view。
The FratellisやSWITCHESが楽しく踊れるロックだとしたら、the viewは若くて荒削りで直向きなロックだと思います。甘い横のりなんて許されないガツガツな縦のりロック!
普段はこういうロックはほとんど聴かないんだけど、珍しくハートにヒットしましたよ。ルックスもイケてるようです♪

*Golden Green/ua*

女性ヴォーカル部門からはuaの愛に溢れたアルバムを。
突飛なジャケットとは裏腹なゆるやかで上質な楽曲が並びます。困るのは、心地よすぎてドライブ中に聴くと眠たくなってしまうこと(笑)。
クラムボンやthe bird and the beeもずいぶん聴きましたが、10年後にも聴いていたいと思ったのがua。

*ワルツを踊れ/くるり*

ロックがこんなに美しくていいのか、非常に困ったアルバムなんですが、まぎれもない傑作であることは間違いないので、ノミネート。
ギターもバイオリンも言葉もメロディーも、こんなふうに昇華されていくんだなぁ。すごいや、くるり。
岸田くんはこれからどこへ行こうとしているのか、2008年のくるりの動きが気になります。

*BEST OF Max Raabe & Palast Orchester*

2007年衝撃の出会いは、彼らマックス・ラーベ&パラスト・オーケストラでした。
そして、2007年三大後悔のひとつは、彼らのコンサートにいけなかったこと。
ラーベさんが歌うのは、戦前ドイツのキャバレー・ミュージックからクイーンまで幅広く、その魅惑の歌声と絶妙なオーケストラには驚かされつつもいつのまにかすっかり魅了されてしまうのです。そして、ときどき腰を抜かされます。
お願い、イッセーさん彼らを日本へ連れてきて!

*Falling in love,again/小曽根真*
という訳で、今年のミュージック・アワードのゴールドディスクに輝くのは、小曽根さんのソロアルバム。
ジャズなんて難しそうなジャンルからは目を反らしていましたが、なんとなく手に取ったこのアルバムからは耳を反らすことができずに、もうずっとずっと聴き続けています。
小曽根さんのピアノはジャズとかクラシックとかロックとかポップスとかのジャンルを軽く飛び越えて美しく繊細でとても大きな幸せの力を与えてくれます。その大きな力の原点が愛なんだわ。

小曽根さんのコンサートにも行くことができたのですが、これがまた凄かった!
彼にこんな才能を授けてくれて、それを私たちに惜しげもなく与えてくれて神様ありがとう!とへんてこな感謝の気持ちを覚えてしまいました。
ラストに弾いてくれたピアソラのLaura's Dreamで泣きました。

年末の慌しい中、もしくはゆったりした年明けに、少しでもこの記事が気になった方は、コチラをポチッとしてみてください。(just like) Starting Overも素敵ですが、Sheもいいですよ!

さてさて、そろそろ時間です。
今年もありがとうございました。来年も素敵な時間を楽しみましょう。

クリスマスのカケラ

2007-12-27 21:24:37 | flower
今年も残り僅か。もういくつ寝るとお正月~?
オシャレなショップでは、26日になると同時にお正月モードになるようですが、我が家はまだまだクリスマスのカケラがあちこちに落ちております。

書き損じたクリスマスカード、使い忘れたツリー型お香、友達が作ってくれたジンジャーマン・クッキー。
ビキニを付けたセクシーガールだったんですよ!見えます?さっき、ぱくぱくいただいてしまいました。



で、コチラはヒムロ杉で作ったクリスマスツリー。ワイヤーでぐるぐるに巻きつけて作りましたよ。
飾り付けは黄色いバラやゴールドの木の実たち。
杉もバラもまだ丈夫なので(うちの玄関、寒いからねー)、片付けるのがもったいないのです(笑)。



こんなのも作ったんでした。
とてもとても分かりにくいけど、アートフラワーの壁飾り。ゴールド&ブラウンでなかなかゴージャスなんですよ。
あー、こっちはさすがに片付けなくちゃね。


お酒な日記

2007-12-23 18:02:12 | diary
こんばんは。この数日飲み会が続きお肌もお腹もボロボロで、Bチームに合流することも出来ずにプチストレスが溜まっています(泣)。あ、ストレスの原因はそればかりじゃないけど。。
みなさま、お元気ですか?
そんなこんなな、かなりどうでもいいお酒な日々のメモ書きです。

昨日は、冬至でしたね。
冬至と言えば南瓜、蒟蒻、柚子湯とは昔の話でしょうか?
今年は、友人達とキャンドルナイトをしましたよ。100万人の1人になれたかな?
キャンドルナイトはご存知の方も多いでしょうが、コチラをどうぞ。
もともとは2001年のカナダで、1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設するという米ブッシュ大統領の政策に反対する「カナダの自主停電運動」がキッカケになったようですが、冬至の日の2時間だけ電気を消してろうそくの明かりだけで過ごすというのはなかなかロマンティックなんじゃないのー、と思い立った訳ですがお酒の入った女4人で過ごす2時間(実際には7時間に及んだけれど…)は、70~80'sポップスを掛けながら踊り、鍋をつつき、お酒を飲み、おしゃべりするというおよそロマンティックとはかけ離れた姦しい時間を過ごしてしまいました。。。

ところで、友人の一人が先日私の母親とたまたま遭遇たそうで、かなり内容の濃い会話を展開したようです。彼女のプライベートや両親の結婚秘話など!
私と過ごした30数年より、友人との30分の方がよっぽど濃いお話をしてるんですね、うちの母。
友人も自分の母親とは話せないけど、私の母には気兼ねなく話せるんだよねーなどと言っていたけど、どうなのよ。
友人からおしゃべりの内容を聞き出して、父も母も私には直接言わないけど(言わせないようにしているのかもしれませんね。)、随分心配を掛けていたんだなぁと不肖の娘はちょっと泣きました(ほんとは、かなり)。
素直になろうと思いつつも、ついついカタクナになってしまう困ったちゃんな私のココロ。大事な人には、もっと真っ直ぐに向き合いましょう、と来年の抱負。いや、明日から。

さて一昨日は職場の忘年会だった訳ですが、初対面がほぼ半数という70人程の宴会は気を遣い、お金を遣い、ヘトヘトでした。
お酒の席での仕事の話が楽しく弾むわけもなく、ちらほらと内戦勃発。
止める度量も宥める器量もない私は、お酒を注ぎ、飲み、踊り、歌いまくり見ないフリをするだけ。あー、つまらん。
あ、教訓をひとつ。飲み会に下ろしたてのハンカチは持っていかないこと。大量にこぼれたお酒を吸い取っていた私のハンカチ、クタクタになってしまいました(泣)。

さてさて一昨々日。久しぶりの友達とのお酒飲み。
約3年ぶりに会う友人はメタボリックに大きくなっていましたよ(笑)。
しゃぶしゃぶとカンパリを美味しくいただき、「久しぶりだから」とお花をくれたのはとても嬉しかったんだけど、なぜかばらの花に混じって榊が数本…。
なんで榊???

気がつけば今年もあと数日。
来年に向けて、穏やかな日々を過ごしたいなぁ。

まとめて日記

2007-12-18 23:40:15 | diary
珍しく、すこしだけ騒がしい日々が続き、こちらもご無沙汰してしまいました。
すっかり寒い冬がやってきて、メダカちゃんの水鉢は毎朝凍ってしまいゴハンもあげられません。大丈夫かしらね。。。
さてさて、いつもの如くだらだら日記にお付き合いください。

映画『椿三十郎』を見ました。
織田裕二好きの友人に薦められ、それほど織田裕二好きではない私が見ても楽しめました。
で、黒沢明の、三船敏郎の『椿三十郎』を見たいなぁと思いましたよ。
リメイク版はきっと大分現代的にアレンジされているんだろうし、織田裕二の三十郎も悪くなかったけど、三船三十郎はもっとずっと暴れているんだろうなぁと。
三十郎の敵役・室戸役のトヨエツも素敵でしたが、ツボは三十郎たちに捕まってしまう佐々木蔵之介。この人のお顔ってなんとなく皮膚が薄い感じで苦手なんですが、最近の活躍は楽しいですね!映画の中でもひょうひょうとした可笑しさを醸し出していました。

で、その佐々木蔵之介も出演していた大河ドラマ『風林火山』がとうとう終わってしまいました。蔵之介が演じた真田様の六連銭の旗が勘助(内野聖陽)の前に現れたときは、思わず泣いてしまいましたよ。
板垣様(千葉真一)と甘利様(竜雷太)が討ち死にした後は、ちょっと熱が冷めましたが一年を通して見てしまいました。
来年は『篤姫』だそうです。さて、どうしましょう。

歌舞伎座にも行きました、昼の部。
今月のオススメは何と言っても和泉庄のきんつば!じゃなかった(笑)。でも、いろはきんつばは本当にオススメです。
「鎌倉三代記」は三津五郎さん・橋之助さん・福助さんのバランスがとても良くて、福助さんの声の調子がいいときに見たいなぁ。風邪をひかれたそうですね…。
「信濃路紅葉鬼揃」は、前シテはちょっと退屈でしたが、後シテは5人の鬼女たちが楽しかったですね~♪勘太郎くんの山の神は必見。
「水天宮利生深川」は、勘三郎さんの幸兵衛がいいのはもちろん、お霜ちゃん・お雪ちゃん姉妹の憐れな様子が可愛いし、市蔵さんの大家さんや歌女之丞さん・芝喜松さんの長屋のおかみさんたちがとても優しくて、貧しい中でも肩を寄せ合って生きたいた当時の様子を描いていました。
ところで、夜の部は未だ行けるかどうか分からないのですが、ちょこっと拝見した舞台写真で彌十郎さんと福助さんが非常に気になりました。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」のイルウスとマリアだと思いますが、とてもとても気になります。彌十郎さんのイルウスは公式サイトのトップページで拝見できますが、生を見てみたい。福助さんは、見たいようなみたくないような…。

金曜日の夜は、「ふたご座流星群」を見ましたよ。部屋からですけどね(笑)。
たまたま友人から、「ナントカ流星群が見えるよ」とメールを貰って窓を開けると、たちまちするりと星が流れました。寒さに弱い私は部屋の中から数個の流星を見ましたが、気合を入れて外へ出た友人は相当の流星を観測したようです。
23日頃には「こぐま座流星群」というのもあるようですが、こちらはかなり気まぐれな流星群のようです。
ふたご座流星群に願い事を掛け忘れた私、こぐま座流星群にお願いすることは難しいみたいね。

松井今朝子さんの『奴の小万と呼ばれた女』を読みました。面白かった!
体が大きい上に美人で力が強くて頭も切れる、現代的な感覚で200年前の大阪に生きたお雪という大店の娘のお話ですが、とにかくやることがむちゃくちゃで大胆で映画やお芝居にうってつけ。
ちょっと前だったら江角マキコ、今だったら栗山千明なんかが似合うんじゃないかなぁ。

以前から気になっていた玄侑宗久さんの『水の舳先』も読みました。
癌患者が集う岩盤浴場を舞台とした物語で、手を伸ばすとそこに死があるという突き詰められた状況での小説はとても静かで深くて真っ当でした。
斜め読みなんて出来ない小説で、実は半分くらいを音読しました。死に対峙する機会があまりない私は、この小説に死の予感や匂いを覚えさせられました。圧倒的な引力を持つ小説ですね。
当分、玄侑作品のお世話になりそうです。

そんなこんなな最近のまとめ書き。
これからは、もう少しちゃんと更新できるといいんだけど。

あしかがフラワーパーク 光の花の庭

2007-12-11 22:55:47 | trip
あしかがフラワーパークをご存知ですか?
栃木・茨城県民なら大藤棚で有名なこの植物園は知っているハズ。藤の花咲く季節には、国道が渋滞して動けなくなるほどの人気スポットですね。
その大きな藤棚は500畳敷だそうですよ。そりゃあ、渋滞するよね。

花の少ない冬の植物園が、イルミネーションで彩られるようになったのはいつからか分かりませんが、先日足を伸ばしてみました。
以下、分かりにくくお粗末な写真ですが、お付き合いください。


光の庭への入り口には、トナカイや可愛いおうちなどが優しく迎えてくれます。


目を惹くのは、やっぱりクリスマスツリー。


ツリーの中に入って、上を見上げるとこんなです。


遠くから見たクリスマスツリー。黄色い光は…。


きばな藤のトンネルを模した光の回廊。


グリーンの回廊もありました。


圧巻は、やっぱり大藤棚。


池に映る藤棚と白鳥。

私のへたくそな写真のせいで、興味を失わせてしまいましたらごめんなさい。
実際のフラワーパークは、それはそれは美しくてカメラに納まりきりません。
他にも、光のチャペルやカボチャの馬車、サンタさんのソリなど見どころ満載!
入園権には再来園割引券(100円引、1枚で3人まで有効)も付いているから、お得ですよ!!
期間は12月29日までのようです。
詳しくは、あしかがフラワーパークHP[光の花の庭]でどうぞ。

コーヒーを

2007-12-09 16:32:52 | !
コーヒー屋さんで、ただコーヒーをいただくという時間はすごくワクワクします。
時間を待つ訳でもなく、食事の後のコーヒーという訳でもなく、ついでじゃないコーヒーをいただく時間。
ただ、ひとつだけ残念なのは、カップとカップを合わせての乾杯!ができないこと。
すこしお行儀が悪いかもしれないけど、映画「コーヒー&シガレッツ」を見てから、影響されやすい私のお気に入りの習慣。
ま、たまにはいっか。ごちそうさまでした。

矢野顕子の「ばらの花」を聴く。

2007-12-08 21:58:45 | music
はじめての矢野顕子でした。
なのに日立はとても遠く道路も渋滞していて、6時半の開演に間に合いませんでした。
しかも、チケットをしっかり忘れてきてシビックセンターの職員の方にご迷惑かけてしまいましたよごめんなさい。
なので、コンサートは半分しか聴けませんでした。。。。。
でも、それでも「ばらの花」を聴けたのでいいのです。満足なのです。
「春風」を聞き逃したのは非常に残念だけど、でもまぁよしとするのです。

「ばらの花」。
言わずと知れたくるりの名曲だけど、すこしだけ若い頃の苦く切ない思い出の歌なのです。
きっと、誰にでも決して忘れることの出来ない歌っていくつかあるけれど、私の中で特に大事な歌のひとつ。
あの頃は、気の抜けたジンジャーエールの虚しさを今ほどは感じてなくて、暗がりを走ることの本当の怖さなんて知らなかった。
たんたんと歌う岸田くんと違い、矢野さんの歌は怖い。
元のメロディをうーんと矢野スタイルにアレンジして、そうすると歌詞の持つ力がリアルに浮き彫りになる。
矢野顕子の声に、同調するのを感じた。
誰もいない暗がりを、出た気がするよ。ありがとう。

矢野さんの新しいアルバム(来年出るらしい)は、ロック!だそうで、どんなふうか想像できないけどこれまでの矢野顕子とは全く別物らしいです。
でも、きっと歌の強さは秘めているんだろうな。

帰り道、打たれ弱く挫けやすい私をいつも叱ってくれる友達が言った。
「もう、頑張らなくてもいいかもしれないよ」
駄目だよ、もう少し頑張るよ。
矢野さんが暗い迷路から日の当たる場所を教えてくれたんだから。
もう少し、ジタバタさせてよ。

そんな昨日の出来事を、夕暮れにひとりハンバーガーを頬張りながら考えたよ。

やじきた道中 てれすこ

2007-12-05 00:01:14 | cinema
のんびりとコタツに入って蜜柑を剥きながら、家族中で楽しめる映画だなぁとのほほんと楽しみました。
むかし、年末の深夜に必ず放送していた「猿の惑星」みたいに、夏休みの昼間に必ずやっていた「グーニーズ」みたいに、もうすこし経ったらきっとテレビの定番映画になるんじゃないかなぁ。とりたてた主張の無いちょっと変わった人たちの善意に満ちた道中。くすくす笑って、安心して見られる娯楽映画でした。私は、好きだなぁ。

実はね、ちょっと心配したんですよ。
だってほら、弥次さんと喜多さんって男色な間柄でしょ。勘三郎さんと柄本さんのボーイズラブ(と言うのか…)なんて想像したくない。でも、平気。「真夜中の弥次さん喜多さん」とは違い、弥次さんと喜多さんは単なるお友達として描かれていました(笑)。

まず目に付いたのが勘三郎さんの顔の大きさ、いや、キョンキョンの顔の小ささか。そしてそれを凌ぐ柄本さんの顔の大きさ。
設定年齢不詳のまま、バランスがいいのか悪いのか分からない3人の旅が始まります。
キョンキョンと勘三郎さんは30代で十分通じてしまいそうなお顔の張りだけど、柄本さんは40代でもちょっと辛い?
でも、まぁそんなのどうでもよくなってきます。

コケティッシュなキョンキョンは、おきゃんなお女郎さん。くったくの無いちょい悪乙女って役どころは、キョンキョンにぴったり。
勘三郎さんの江戸っ子っぷりは天下一品!どこまでも人が良くてちょこっと間抜けでちょこっと切ながりなのもいいですね。
柄本さんの酒乱の大根役者も最高!キレたときの表情、ヤバイよ。

品川の廓からお話は始まりますが、この廓の雰囲気がまた良かったですね。先日「吉原手引草」を読んだせいか、岡場所を案内されているみたいで面白かった。柿色の壁が素敵でしたよ。
品川の遊郭を足抜けして静岡へ向かう道中も、宿場町やら杉並木やら懐かしくてするりと和む風景がまた楽しい。
箱根の杉並木で、じゃんけんをする3人のカットがとても良かったよ。

ところで、「てれすこ」というのは落語の演目なんだそうです(てれすこ-Wikipedia)。
3人の道中も落語の演目が織り込まれているそうなので、落語ファンには二倍おいしい映画なんでしょうね。生憎、落語の分からない私にはさっぱりさっぱりでしたよ。

あ、ワタシ的ツボは藤原直美さん。舞台の陰で慌てていた彌十郎さんも可笑しかったな。

やじきた道中 てれすこ

走ってみる?

2007-12-02 21:39:57 | 
パッと見「運動神経良さそう!」と言われることの多い私。実のところ、スポーツが大の苦手。「体育」の成績は常に「3」でした。
瞬発力も、持久力も、反射神経も、動体視力も、筋力も、何もかもが劣っています!(って自慢することじゃないよね…)
しかし、運動せざるを得ない状況に追い込まれ、2日に1度はチームBの一員となってエクササイズする今日この頃。グッドタイミングで敬愛しているYさん()もBのチームメイトだったことを知り、喜びもひとしお。そうそう、人間誰だってやればできるのよね。ありがとう、B!!

そのYさんが紹介している村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」はまだ読んでないけれど(詳しくは上のリンクへ)、ずっと以前にやはり走らざるを得ない状況に追い込まれて10キロのマラソン大会へ参加した過去を持つワタシ。最近また走ってみてもいいかも、と思い、久しぶりに公園へ行きました。
1周2㌔を歩くこと1周。走って1周。また歩いて1周。トータルで4㌔ウォークと2㌔のラン。
走った後の疲労はかなりきつかったけど、晴れ渡った空に紅葉した木々を眺めながら、ひんやりと澄んだ風を切って走るのはなかなか楽しい。
このところかなり溜め込んでいたモヤモヤもずいぶん晴れました。
週末の始まりに体を動かすなんて、なんとも健康的じゃありません?

ところで、公園までは車で10分弱。走るために車に乗るなんて、ナンセンスよね。とは言ってもうちのママチャリではちょっとねぇ。
そんな訳で、以前から迷っている自転車をやっぱり買ってしまおうかしら。
車検とボーナス払いのカードローンとその他諸々を差し引いても、自転車代くらいは残るかしらね、ワタシのボーナス。
やっぱりYさんが紹介している伊藤礼さんの『こぐこぐ自転車』でも読んでじっくり考えようかしらね。