Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

千秋楽

2008-11-25 21:48:49 | !
歌舞伎座を出たら、雨でした。
この季節は、一雨ごとに冬の冷たさを運んでくるみたいです。
大顔合わせの顔見世でしたが、歌昇さんの腰元が可愛くてツボでした(*^_^*)

冬支度

2008-11-16 13:52:00 | diary
2年ぶりに編み物熱が上昇して、2年前の毛糸を引っぱり出しました。
中途半端に余っていた毛糸で巾着型ポーチを作りましたが、本に載っていたのとは全く違うちょっとアメリカンなものが出来ました。
さて、何を入れよう?



ハロウィンはとっくに過ぎたっていうのに、かぼちゃをたくさんいただいたので、クッキーを作ってみました。
意外に膨らんでしまい、目と口が小さくなってしまったよ。ご愛嬌。



先週まで、茨城では「国民文化祭」というイベントが行われていました。
そのイベントの一環として霞ヶ浦近くの公園で、フラワーデザインの展覧会(?)も催されていて、そこで行っていたクリスマスブーケのお教室に参加。
丸いシフォンの布の真ん中をつまんでくしゅっとしたものの高さにあわせて、バラ(赤・ピンク)、ガーベラ、カーネーション、ユーカリを入れていく簡単なブーケ。最後にアイビーと羽根でできた天使を飾りました。
一足早いクリスマスブーケ。




少しずつ近づいてくる冬の足音を聞きながら、少しずつ冬支度をしています。

祝電

2008-11-13 01:01:23 | diary
ご結婚おめでとう!!
こんなにも広く美しい星に生まれ、あやふやで曲がりくねったでこぼこ道を歩いてきた二人が出会い、今日新しい人生の扉を開くことを尊敬し、心よりお祝い申し上げます。
これから進む道には、もしかしたらいくつかの石ころやいばらが転がっているかもしれませんが、二人一緒に確実で美しい道を作っていってください。
末永くお幸せに。


1年前くらいから連絡の途絶えた、かつて親友だと思っていた友人の結婚式に祝電を送るつもり。
幸せを願う気持ちと、彼女の人生に私はもう要らないんだなぁという屈折した気持ちが混ぜこぜになっています。
友人達が新しい人生へと飛び立っていくのを見ながら、私はいつまでも白鳥になれないみにくいアヒルの子みたい。
決断することも、諦めることもできない私は、どうしようもなく甘ったれた根性なしです。

『ハンサム★スーツ』

2008-11-04 21:53:52 | cinema
レッツ、ハンサム!
レッツ、ハッピー!!

何も考えずに、ただただ笑って来ました。
始まりから終わりまで、くすくすと。
平日の朝いちばんの割と広めの映画館には、私の他にはあと一人しかおらず、大声で笑いたいところでしたがくすくすと、ずっとくすくすと笑っていましたよ。

世の中にはハンサムとブサイクの2つの人種があって、ハンサムが圧倒的優位に立っているわけですが、ブサイク中のブサイク・定食屋の琢郎(名前もブサイクなのはお約束)が「洋服の青山」で勧められたハンサム★スーツを着るとハンサム中のハンサム・光山杏仁(なんてステキなネーミング!)に変身して、モデルとして活躍するけど…。
というお話で、ストーリーは思ったところにちゃんと落ち着いてくれます。

スーツを着る前のブサイク琢郎に塚地武雄、ハンサム杏仁が谷原章介という最強の布陣。
谷原さんなんてどこをどう切ってもハンサムだけど、中身はブサイク・琢郎な訳ですからね、仕草とか佇まいがブサイクなんですね、完璧に。いやぁ、役者さんて凄いです。で、あのハジケっぷりもステキです。
杏仁(谷原さん)が歩くところには女の子達が群がり、くしゃみをすれば唾が掛かった女の子達は嬉しくて倒れちゃう。
スーツに岡持を提げてもカッコイイなんて、ハンサム中のハンサムならでは。

もう、映画のそこここにくすくすの種がたくさんこぼれていて、思わず書きそうになってしまいます。
別バージョンのスーツとか、声のハンサムさんとか。
おブス・モトエさん役の森三中大島さんの相方・黒沢さんがひょっこり(でも、凄いインパクトで)出てきたり、塚地さんの相方・鈴木さんがやっぱり!ってとこで出てきたり。

そうそう、忘れちゃいけないのが挿入曲。
主題歌が渡辺美里の『マイレボリューション』で、映画中のあちこちで聞くことができますが、その他に久保田利伸 with ナオミ キャンベル 『LA・LA・LA LOVE SONG』、ユニコーン『大迷惑』、佐野元春『Someday』、米米クラブ『SHAKE HIP!
』、プリンセスプリンセス『M』、EAST END X YURI『DA.YO.NE』…(順不同)。
他にもあったかもしれませんが、80~90年代のヒット曲が満載で、30代にはたまらないラインナップ。
あ、分からないという方はコチラをどうぞ。リンク先はYouTubeの『SHAKE HIP!』です。昔はよくカラオケで歌って踊ってましたよ(笑)。

僻んだ見方をすれば、商業主義的過ぎる映画なのかもしれませんが(なんてったって、ハンサム★スーツを売っているのは「洋服の青山」ですからね!)、そんなことはどうでもいいと思えるくらいたくさんのスマイルとハッピーが詰まった映画でした。
琢郎の「俺がハンサムだったら…」っていう悲痛な叫びには、考えさせられましたしね。あぁ、よみがえる愚かな過去。
バナナマン・日村さんの使われ方が気の毒な気がしてしまいましたが、どうなんでしょう?ハンサム★スーツはあった方がいいのかしらねぇ?


映画『ハンサム★スーツ』オフィシャルサイト