Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

『チャーリーとチョコレート工場』

2005-09-21 22:52:54 | cinema
観て来ました『☆☆☆チャーリーとチョコレート工場☆☆☆
ティム・バートン最高!
映画すべてがバートンカラーに染まっていて、隅から隅まで楽しめます。

ジョニーは、ウィリー・ウォンカっていう世界一のショコラティエにしてヘンテコなヘアスタイルとキラキラ光る瞳の持ち主。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」同様、とても楽しんで演じている。
物語の案内役なんだけど、ちょっとエキセントリックで子供か大人かよく分からないハチャメチャなキャラクター。
いきなり、ハサミを持ってたけど「シザーハンズ」へのオマージュ?

チャーリー役は、「ネバーランド」のハイモアくん。貧乏な家の子供って役どころがぴったりな、ちょっと貧相なお顔。
ママ役のヘレナ・ボナム=カーターもよかったな。家計を助けるけな気で明るいママ。

そして、ツボだったのはウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)!
工場で働くルンパランド人なんだけど、ディープ・ロイ一人で何役ものウンパ・ルンパを演じてるの。
ハーシーのキスチョコみたいな髪型がいかしてるよ。
どうしようもなく可笑しい踊りと歌もクレイジー。

バートン監督ならではのキュートでカラフルなセットも楽しい。
ピンクのタツノオトシゴの船、欲しいわぁ。
チョコレートの川とかキャンディーのリンゴとか本物を使ったらしいけど、撮影後はどうしたのかな?
まさか、ピンクの船もキャンディーで出来てたりしないよね?
実験室(開発室?)のあたりはどことなく「カジノ・ロワイヤル」っぽい感じだったし、リスのくるみ割り部屋は「2001年宇宙の旅」?と思ってたら、まさに「宇宙の旅」よ。
チョコレートバーがモノリスに!あのシーン、笑ったなぁ。

工場もかわいいんだけど、チャーリーのおうちのぼろぼろ加減も素敵。
斜めに傾いたドア、星の見える天井、キッチンもベッドルームも一緒くたのサイコーにキッチュなおうち。
おじいさんたち4人のベッドがテーブルになっちゃうなんて、すっごくキュートじゃない。
ラストシーン、とっても嬉しかった。

この映画の原作は、有名な児童文学らしいですね(原題は『チョコレート工場の秘密』。)。
全然知らなかったのですが面白そう。
1971年公開の『夢のチョコレート工場』も観てみたい。

10月公開の『ティム・バートンのコープス・ブライド』も楽しみです。

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4 コメント

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面白かったです♪ (びんちょ♪)
2005-09-25 15:13:45
私も、やっと、観に行ってきました!!!

ずっと見たかったのだけれど、なかなか機会がなくて…。

ホントに変化球だけれど、きちんと大切なことを気づかせてくれる映画でもありますよね♪
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ほろりと。 (アクア)
2005-09-26 20:46:04
いい映画でしたね。

ジョニデ&ティムバにすっかりまいりました。

「サイコ」のパロディ、笑いました
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Unknown (Sa)
2005-10-10 13:20:23
ウォンカさんの

>ヘンテコなヘアスタイル とか、



ハイモアくんの

>貧乏な家の子供

>ちょっと貧相なお顔(配役の妙そして役作りの上手さをとして、誉めてるんですよね)



とか、そうですよね、

結構、コスチューム女優のヘレナ・ボナム・カーターも、健気で明るいお母さんでよかったですよね



ワタシは、あのお父さんも、好きでした。

で、マイクのお父さんの “作ったバーコード”頭も好きでした。



ほじくるところが沢山ある映画ですよね、楽しいからほじくりたくなるんですね。





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ハイモアくん (アクア)
2005-10-10 23:02:51
ハイモアくんの出演は、「ネバーランド」で共演したジョニデが推したみたいですね。貧相なお顔は、決して貶してるわけでは無いんです。。



>マイクのお父さんの “作ったバーコード”頭

笑わせていただきました♪



ほんと、ほじくり甲斐のあるカラフルな映画でしたね。
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