マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画イツカさよならはやってくるに告ぐ

2010-01-25 10:43:26 | Weblog
●大劇場で、上映をしている。1時間前に、チケットを買っても大丈夫だな。でも、近くに寄ったから、4時間前に買うことにした。えっ、ウソ? おいおい。小劇場かよー。

何でだー? この回だけ、小劇場に移されたようだ。犯人は、マイケルだ。このやろう、いつまでも上映しているんじゃねーよ。早めに買っておいて、良かったな。

上映10分前に行くと、やたらとロビーが混雑している。野郎ばかりだ。横文字が、読めないタイトルだ。アニメのようだ。アニメは、相変わらず、人気が高いな。

東京、バンコク、ニューヨーク? ニューヨークは、いつどこに出てきたのだ? 小説では、登場するのかな。「ニューヨークへ行く」という言葉だけで、終わっている。

大半は、タイ(首都バンコク)ロケだ。監督は、韓国人だ。スタッフも、韓国やタイ人だ。これは、製作費・人権費を抑えたな。エンディングでも、漢字ではなく横文字だ。

1975年、ベトナム戦争の終結頃。日航(?)がタイ支店を設置し、空港の乗り入れを計画していた。西島は、婚約者ゆり子を置いて、バンコクへ赴任する。

そこで、高校の同級生(同僚)の紹介で、美穂と知り合う。西島が素性を知ろうとしないから、美穂が何者なのか、よく分からない。

ホテルで暮らしているから、大金持ちなのは、確かだな。イケメンには、弱いみたいだ。男には、性的に飢えている。しかも、略奪愛が好きな女性だ。

Hシーンはあるが、パイパイは見せない。乳首には多分、絆創膏を貼っているな。後ろ姿のヌードシーン(?)はあるが、ここは吹き替え(代理人)を使っているだろうな。

キスシーンはあるが、濃厚だな。よくも亭主は、ここまで認めたな。嫉妬しないものか?
これで、R15だもんな。やるなら、全裸OKの女優を、起用して欲しかったな。

だが、いずれ別れがやってくる。西島も、けじめをつけなければいけない。いつまでも、ゆり子を騙すことはできない。しょせん不倫は、大人の恋。続いては、いけない。

それから25年後(2000年)、西島は副社長になっていた。55歳くらいか。ずいぶん、ふけているなー。もう少し、元気があってもいいと思う。

西島は、美穂を忘れられないでいる。西島は、あの思い出のタイへ行こうとする。この西島を見ていると、諸星あたるが脳裏をよぎるな。「愛している」とは、言えない。

このタイトルは、ゆり子が作った「詩」からきているみたいだな。花粉症は、劇場内には漂っていなかった。鼻水も涙も、出なかった。良かった、よかった。