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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

夕焼け小焼け 唱歌

2020-05-10 17:25:00 | 僕の音楽日記
https://youtu.be/1_FMta-NyvI
夕方 五時になると
防災無線?
学校?

唱歌「夕焼け小焼け」が流れる
歌はない
いわゆるインストだけど

犬の散歩の時なんかに
ふと、口ずさんでいる自分がいる

子供の頃
学校から流れる夕方五時の
「夕焼け小焼け」
中学は
「遠き山に日は落ちて」だったか

早く家にかえりなさいよぉと
合図を送る
メロディ

このさりげなさがいいんだなぁ
心に訴えるってところ

命令や強制で
「早くかえりなさい!!」とやられるより
優しいメロディで
それでいて何か心に残る感じ
大人になった今でも忘れない
刷り込まれた記憶

もう、五時だ
帰らなきゃと
思わせる
パブロフの犬状態にさせる
されられた
「夕焼け小焼け」
その扇動から抜け出した
高学年の頃は
ほとほと真っ暗になるまで遊んではいたけれど
♪カラスと一緒にかえりましょ〜
帰宅を促して
友達とバイバイする時間
夕方五時。



ひっそりと静まり返った
最近の夕方五時

ただでさえ少子化で
子供の元気に遊ぶ声さえ聞けない
昨今

夕焼けが
いつまでも
いつまでも
赤く西の空を
染め上げてくれて

ずっと眺めながら
平和な日々が続いていって
ほしいと願う。









裏切りの街角  甲斐バンド

2020-05-10 10:09:00 | 僕の音楽日記
2枚目のシングル
「裏切りの街角」
1975年6月5日発売。




デビューして
甲斐バンドの方向性スタイルは
模索中だったようだ。

オリコンベスト10入りを果たしたもののこれが甲斐バンドとしての
スタイルなのだろうか?と思いつつ

デビューシングル「バス通り」といい「裏切りの街角」も
フォーク調 歌謡曲、
もっといえば詩の世界は
浪花節演歌の世界に近い
日本人の別れの情景
ドロドロの別れの情景なのに
バンドスタイルで歌う事で
若者の歌になって聴こえくるから不思議だ

これが吉幾三さんとか
森進一さんなんかが歌ったら…
しっかり演歌になるだろうね。

サビの
♪シトシト五月雨 わだかまり

コーラスが効いてて
後の本格的ロックバンドスタイルとは程遠い位置での演奏表現ではあるけど

福岡博多から
チューリップが売れて
海援隊も売れて
甲斐バンドも後を追い
手探りで温度差を感じながらの
作品発表し、
本来の目指すスタイル
現実的活動方針スタイル
軋轢の中
矛盾の中
活動していた時だった1975年
音楽シーンの潮目の変わったその年
次の波が
次の船乗りたちが
満を辞して新しい扉を開く
準備を進めていた1975年。

主張するロック
インテリロッカー甲斐よしひろ
理詰で構築するその計算された部分を見せないように
爆発的なエネルギーに隠して
歌に投げ込んでくる
後のスタイルとは
別の

「裏切りの街角」

コーラスワークが
心地よい
まだフォークロックと言われたころの甲斐バンド

学生のコピーには
チューリップ
甲斐バンドは
選択肢の一つだ
どちらも
バンドでの演奏には
心踊る曲が多い。


♪雨に煙る街並みを
息を切らしかけつづけた

5月の雨
五月雨を表現する
出てくる歌では
この「裏切りの街角」が浮かぶ。
今日もシトシト
五月雨…

5月の雨って少し
センチになる。