aoちゃんがやってきた

妊娠養生法&胎児との交信日記
埼玉は日高市の漢方専門薬局たまき の裏日記でもあります

検査数値の異常 30週36週ポイント健診

2016-07-31 10:09:35 | やっぱり漢方
心はともに
みなさま こんにちは

漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
本編はこちら
http://blog.goo.ne.jp/kanpo-tamaki

助産院で出産する場合、26週まで、病院と助産院を交互に受診します。
その後は
ポイント健診という形で
30週と36週に病院(もし生まれてなければ40週にも)へ行きます。
30週では血液検査で貧血などをチェック
36週では GBSの検査を行います。

その30週で行った血液検査の結果が返ってきました。

Hb 9,8
TSH 0,338(TSHは調べないところもあるそうです)

がびーーーーん。

数値の異常が出るというのは、全く考えてもいませんでした。
そんな大きな異常ではないけれど
正直ショックでした。

そうはいっても
ピンチはチャンス。

異常値が出た だからこそ いい事って何?と問いかけ続けること1分

*困難があるほど、感動は大きくなる!

*私がこの問題を乗り越えることで、同じ問題を抱える人に解決策を提案できる

Hbは 10,0以上ないと助産院では産めません。
これは二週間鉄剤が処方されました。
けっこう食事を気をつけていたつもりでも、
最近体重をセーブしようと思っていたので、ちょっと栄養が足りなかったかもしれません。
赤ちゃんの分もということで、血液が増えるので、薄まりやすいとのこと。

匙加減を求められます、
こりゃー、相当やりがいがありますよ、妊婦という養生は。

貧血を甘くみてはなりません。
漢方でいう妊婦の血虚というのは、決して侮れません。生と死にも
関わることもあるくらい、とても大事な問題です。
だから、なんとしてもここはHb値を
次の敗者復活血液検査までに回復せねば ならんのです。

処方された鉄剤もしっかり服用します。いろいろ副作用がいわれますが
私の場合は全く出ませんでした。
漢方薬もちょっと変えます。

出来ることは何でもやる!

TSHに関しては、検査しない病院も多いらしいのですが
低値ということは、甲状腺ホルモンが亢進ぎみということ。
もう後期ですから、あまり心配してもしょうがないんですけれど
これも、一つのサインですから、

出来ることは何でもやる!

自己免疫疾患は漢方では補気剤を使って調整していきます。


甲状腺に問題が出るかたは、繊細な方です。
そう、私は繊細なのだ~っと、ちょっと嬉しく思ったりして・・・ 笑

助産院でうかがった話ですと、TSHに問題が出た方は
産後うつになりやすいのだそうです。
繊細ですからね!

私にも産後うつ になれるくらいの繊細さがあるのだろうか?

そこは、産んでからのお楽しみということで。

その後、34週から 足のむくみがでてきて、体重が3週で2キロ近く UP!
ワオ!
処方をさらに調整

これで、お小水がどっと出て、体重が2kgそのまま落ちる。


そして、36週に控えた GBS(B群溶連菌)の検査のために
板藍茶を使います。漢方の抗菌剤、抗ウイルス剤です。

GBSが検出されると、抗生剤の点滴を一本打ちながらの出産になります。
大抵の助産院では、出産を拒否されるとも言われています
GBSは、免疫が落ちると検出されやすくなり
また、出産時にまれに胎児に感染すると やっかいなことになるからという理由で
抗生剤を落とすらしい。

う~~~~ん、念には念を、まるでワクチン問題と似ていますが

36週の検査結果は

Hb 10,6に回復! イエ~イ! 11,0くらいまで回復していたら
もっと良かったですけどね。まあセーフ!

GBS 陰性!やった~~!板藍茶はやっぱり凄く使えることをあらためて感じました。
tshは相変わらず低値でしたが、妊婦だし、もう少し時間が欲しいところです。


漢方が身近にあるというのは、本当に心強いです。
もちろん 自分で養生することも大事ですが。

というわけで、ホッとしたのでした。
だが、最後まで気を抜くなとのメッセージがまさか

36週健診の翌日に出た、歯の問題。

遠足は家に帰るまで、
出産は、赤ちゃんが産まれるまで

最後まで気を抜かずに!



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