心はともに
みなさま こんにちは
漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
本編はこちら
http://blog.goo.ne.jp/kanpo-tamaki
いつも前駆陣痛があっても、なぜかトイレが済むと消えます
8月21日 日曜日も何事もなく普通にがっかり感と共に目覚め
トイレへ。
トイレから出てきましたら、
ギューっとくるんですね。あら!?
あら!
あら!?
いつもと逆パターン!
すかさず時計をみる。もうこの頃は時計が友達っていうくらい
時計とにらみっこが癖になっていました。
朝
5時45分。
次の陣痛は、すぐにやってきた。
間隔は10分置きだ!
よし、ここ1時間が正念場、10分間隔を維持できるか、いざ!
と、思っていたら、
二回目の波を乗り越えると次は5分でくるじゃありませんか。
これは本気だ!本物に違いない!
6時5分 助産院に電話。
1時間様子を見る指示をもらう。
そうこうしているうちに、5分間隔だった波はすぐに3分へとみるみる縮まっていく。
いいぞ!そうこなくっちゃ!
妖精は度重なる前駆騒動で、私が言う
「来たかもしれない!」に、すでに慣れっこになり
私は、もうオオカミ少年のようになってしまっていた。
だもんで、妖精は
「朝ごはん食べる?」と呑気なことをいう、
無理無理、食べれないくらいの進みっぷりでございます。
でも、とりあえずすぐに生まれるわけではないから、
ゆっくり朝ごはんを食べてもらい、私は食べれないけれど、
波と波の間を利用して
陣痛促進の漢方茶を作ったり、本日のスペシャル安産漢方ドリンクを
準備をする。
8時ちょっと前、出発!
日曜日の朝で、幸い道が空いている。
8時半頃助産院に到着!
助産師さんたちが、最高の笑顔で受け入れてくれる。
これは本当に嬉しかった。すでに、私、やりましたよ!っていう気分。
ところがお産の部屋に先客あり!
台風三つの威力をまざまざと見せつけられる。
私が先に産まれそうだとトリアージュされ、お産の部屋をチェンジさせてもらった。
なんだか気が引ける。逆の立場なら、嫌ですよね。
9時半頃 休みを返上してスピリチャル助産師内海先生が到着。
内診。子宮口開くこと6センチ。いいぞ!
波の度に、お尻を押してくれる。これがとっても楽!
他に楽な体勢を自分で探すも、うーん、イマイチ。
内海先生に聞くと、ベリーダンスのように腰を回すといいとのこと。
イメトレと呼吸法プラス、ベリーダンス!
おお、楽!!
やはり、餅は餅屋でございまして、助産師さんのアドバイスは的確!
子宮口が開く間の波が来る時の感覚は、仙骨がぐぐっと背中側に
開く感じでありました。マラソンでいうと、登りさかを走っているしんどさがあったけど
痛みではない。
波が来ない間は椅子で休み、一切の力を抜き、
無駄な消耗を避ける。波が来ると立ち上がって
腰を回し、波の勢いに任せ、仙骨を感じる。
なんとも、面白い、笑いたいけど、笑ったら体力を使うから、笑わないように我慢する。
波は大きな波もあれば、小さな波もあり、交互というわけでもない。
そして、夏の暑い日でしたが、寒いのだ。
汗が凄くて、寒い!何度も着替えつつ
助産師さんたちが糠袋でどんどん温めてくれ、テルミーをしてくださった。
気持ちいい!有難い!
初産だと子宮口10センチの前開まで5-9時間かかるはず。
ボチャン!という音と共に温かい水が腰に当たる。
てっきりお湯を掛けられたのかとおもったら、これが破水
11時8分。これで一気に子宮口10センチ、全開であります。
ここまで、1時間くらいに感じていたが、助産院に到着して2時間半が経っていた。
ヒプノ状態にうまく入れると、時間を短縮して感じられる。
6時から換算すると、およそ5時間経った。
かなりいいペース。
ここから、ゴロンと横になって、ツルリン呼吸法とJのイメトレにー切り替える。
しんどさはなく、ちょっと気持ちいい感覚を感じる瞬間が出てきた。
が、通常は、ここからキツイらしい。
ここの逃し方が上手いと助産師の皆様に褒められる。
いきんでもいいよと、言われるが
いきみ方が分からない。なぜならヒプノ赤ちゃんには、いきむ練習が入っていないのだ!
いきむって何?という感じで、いきみ方を教えてもらうが、いきめず。
15分くらいにかんじたけれど、1時間経っていた。経産婦なら
このまま産まれちゃうけれど、初産だから、骨盤を降りるのに重力を借りた方が早いという
内海先生の采配で、トイレ部屋へ。
ここは天井から綱がぶら下がっている。
時代劇で見る あの風景です。
えーっといいながら渋々入ったら。
これがとってもやりやすい!
ここからの波は、食中毒の時の渋りっ腹の感覚に似ている。
そして、aoちゃんの動きをはっきりとかんじてきた。
波がないときは、aoちゃんがグルッと回りながら降りてきている動きをかんじ。
動きが止まる頃、ぐーーっと波が来て、
「お母さん、宜しく頼むぜぃ」という。それに合わせて、私が呼吸法とイメージで
aoちゃんを降ろす。
波が引くとまた、aoちゃんが降り始める。
aoちゃんが止まると波が来る。まさに最初の共同作業。
そして、このいきみに良いイメトレ降臨!いいのが出来ちゃいました。
これから、これも入れていきまっせー!
お股に挟まった感覚あり!
よし、このままいけると思うものの
内海先生に「分かるけど、ここ、トイレだし、ちょっと部屋に戻ろうよ」と、いわれ
波の間をぬって、お股に挟まった感覚のまま畳のお部屋に歩いて移動。
急げ急げ、波が来たら歩けまへんから。
ちなみに波が来てからだと、息が吸えなくなるので、
波が来る感覚がしてきたら、深く深く吸っておき、一度の呼吸のパフォーマンス力を上げ
いかに効率よくひと呼吸を使えるかが、高齢出産の心得だと感じました。
一度の呼吸を無駄にしないということ。体力温存。
それほど、一呼吸で降りてくる力が大きい。
勿論声を出すなんて、体力が勿体なく思えた。なので
すごく静かに穏やかに、産んでいるように、まわりには見えたそうだ。
産後、大安産だと言われる所以だと思う。でも自分でも本当に驚くほど楽で、早かった。
トイレに10分ほどいたかと思えば、 もう30分経っていた。
四つん這いで産もうとして、足幅はこの位でどうでしょうか?
と聞いていたら、随分冷静だと、笑われる。笑
結局四つん這いだと会陰が傷つきそうだから、横向きに寝るといいとの指示を もらう。
ううーん、横向き、さっきやったしなぁと渋りつつ、トライ。
ところが、さっきよりずっといい感覚
二度の波が来た後、触らせてもらったのは、私の中にあるaoちゃんの頭。髪の毛。
どひゃーー!
あとひと絞りくらいですかね!?なんて聞いたら、
そうだとのこと。
本当にひと呼吸で、ツルリンと産まれてきたのは、
当たり前だけれど、人間の形をした赤ちゃん。
変かもしれないけど、こんな完全な人間の形をした子が、私の中で育ったという事実に
改めて驚きと、不思議さがあって、知っていたはずなのに、信じられないという感嘆と
よくやって来たねー!という思いが入り混じる。
そして、8年近く前に初めて受けたヒプノセラピーで、38歳での出産が安産であるという未来が
本当に今、現実になっちゃったという驚き。
そう、私の人生最大のトラウマ、出産を乗り越えた瞬間なのでした。
この時、お昼の2時10分。
朝のトイレから数えて8時間。実際は3時間くらいに感じる、あっという間感。
お昼を下で頂いて、お昼寝しようとしていた妖精もすぐに呼ばれて、
出産の瞬間に立ち会った。
aoちゃんは産声一つあげずに、静かに産まれてきた。
野口の先生は、出産の一番の良さは、赤ちゃんが生まれた時の静寂だと
おしゃっていた。出産は本来静けさがある。赤ちゃんは泣いたりしないものだと聞いていたが、
本当に泣かないんだなぁと、aoちゃんを胸に抱きながらこの静けさかぁを味わう。
会陰は少し傷ついたそうですが、自分では分からず。なので産後もすぐに座れちゃうのでした。
しばらくして、妖精が、へその緒を切った。切ってくれた。
妊娠当初は、それは無理!と、言っていたのに、立会いも 無理!と言っていたのに、
この成長は甚だしいですね。笑
aoちゃんの体重は3250グラム、やっぱり大きかった。
かわいい!
妖精似の鼻、大きな手、ムチムチのお尻、髪の毛はカール。
手帳のメモには
こんな日が来るとは。。。。と、書いてあった。
本当だねぇ。
横になって、処置をしてもらいながら、
自分の胎盤を食べたいとバースプランで希望していたので、生姜醤油でいただく。
けっこう筋っぽいと文句をいう。
笑
aoちゃんは、ずっと私の腕の 中で、穏やかに目を開いている。
「お母さんだよ」
そんな事は分かっているだろうけども、思わずアピールをしたくなる。
aoちゃんがやってきた日はよく晴れていた。
そして翌日大嵐となった。
そうそう、結局撮影は、あまりのスピード出産で頼んだ方も間に合わず
助産師さんや、研修生の方がipadなどで撮ってくださった。
気心が知れたメンバーで、私の心は楽だった。
シャッター音とかどうでもよかった。笑
トイレで綱を引いている姿は後から見ると、かなり面白い写真でした。
内海先生なんて、ちゃっかりピースしてるし!私もしたかった。
スライドショーにしてもらえるそうです。
内海先生と、出産 前から何度もセッションを重ね、
心から、魂から信頼する助産師さんと出逢えたことは本当に有難かった。
助産院を選んでいる時、易を立てました。
ファン助産院は、ガッチリとスクラムを組めるようないいチームになれる というものでした。
まさに!
出産は、的確なアドバイスが常にありつつ、
決して先に行かない。私がやりたいといっていたことを
全てやらせてくださり、その上でのアドバイスをくださった。
完全に妊婦に寄り添ってくださった。
こんなお産を体験させてもらえたのは
心の支えになってくださった内海先生のおかげであり、
体作りもおしえてくださったファン助産院のおかげであり
たくさんの祈りをくださった友人、お客様、家族のお陰であり
妊娠して病院選びにとことん付き合い、同意してくれ、何度も
車で往復して連れて行ってくれ、育休もとってくれた妖精のおかげであり
全てを導き、私達を選び、私を母にしてくれた
可愛い可愛い我が娘、aoちゃんのお陰です。
ありがとうという言葉ではとても表現できない。
こういうのをなんていうんだろう。
思いついたら、この日の日記の最後を結び直します。
つづく
みなさま こんにちは
漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
本編はこちら
http://blog.goo.ne.jp/kanpo-tamaki
いつも前駆陣痛があっても、なぜかトイレが済むと消えます
8月21日 日曜日も何事もなく普通にがっかり感と共に目覚め
トイレへ。
トイレから出てきましたら、
ギューっとくるんですね。あら!?
あら!
あら!?
いつもと逆パターン!
すかさず時計をみる。もうこの頃は時計が友達っていうくらい
時計とにらみっこが癖になっていました。
朝
5時45分。
次の陣痛は、すぐにやってきた。
間隔は10分置きだ!
よし、ここ1時間が正念場、10分間隔を維持できるか、いざ!
と、思っていたら、
二回目の波を乗り越えると次は5分でくるじゃありませんか。
これは本気だ!本物に違いない!
6時5分 助産院に電話。
1時間様子を見る指示をもらう。
そうこうしているうちに、5分間隔だった波はすぐに3分へとみるみる縮まっていく。
いいぞ!そうこなくっちゃ!
妖精は度重なる前駆騒動で、私が言う
「来たかもしれない!」に、すでに慣れっこになり
私は、もうオオカミ少年のようになってしまっていた。
だもんで、妖精は
「朝ごはん食べる?」と呑気なことをいう、
無理無理、食べれないくらいの進みっぷりでございます。
でも、とりあえずすぐに生まれるわけではないから、
ゆっくり朝ごはんを食べてもらい、私は食べれないけれど、
波と波の間を利用して
陣痛促進の漢方茶を作ったり、本日のスペシャル安産漢方ドリンクを
準備をする。
8時ちょっと前、出発!
日曜日の朝で、幸い道が空いている。
8時半頃助産院に到着!
助産師さんたちが、最高の笑顔で受け入れてくれる。
これは本当に嬉しかった。すでに、私、やりましたよ!っていう気分。
ところがお産の部屋に先客あり!
台風三つの威力をまざまざと見せつけられる。
私が先に産まれそうだとトリアージュされ、お産の部屋をチェンジさせてもらった。
なんだか気が引ける。逆の立場なら、嫌ですよね。
9時半頃 休みを返上してスピリチャル助産師内海先生が到着。
内診。子宮口開くこと6センチ。いいぞ!
波の度に、お尻を押してくれる。これがとっても楽!
他に楽な体勢を自分で探すも、うーん、イマイチ。
内海先生に聞くと、ベリーダンスのように腰を回すといいとのこと。
イメトレと呼吸法プラス、ベリーダンス!
おお、楽!!
やはり、餅は餅屋でございまして、助産師さんのアドバイスは的確!
子宮口が開く間の波が来る時の感覚は、仙骨がぐぐっと背中側に
開く感じでありました。マラソンでいうと、登りさかを走っているしんどさがあったけど
痛みではない。
波が来ない間は椅子で休み、一切の力を抜き、
無駄な消耗を避ける。波が来ると立ち上がって
腰を回し、波の勢いに任せ、仙骨を感じる。
なんとも、面白い、笑いたいけど、笑ったら体力を使うから、笑わないように我慢する。
波は大きな波もあれば、小さな波もあり、交互というわけでもない。
そして、夏の暑い日でしたが、寒いのだ。
汗が凄くて、寒い!何度も着替えつつ
助産師さんたちが糠袋でどんどん温めてくれ、テルミーをしてくださった。
気持ちいい!有難い!
初産だと子宮口10センチの前開まで5-9時間かかるはず。
ボチャン!という音と共に温かい水が腰に当たる。
てっきりお湯を掛けられたのかとおもったら、これが破水
11時8分。これで一気に子宮口10センチ、全開であります。
ここまで、1時間くらいに感じていたが、助産院に到着して2時間半が経っていた。
ヒプノ状態にうまく入れると、時間を短縮して感じられる。
6時から換算すると、およそ5時間経った。
かなりいいペース。
ここから、ゴロンと横になって、ツルリン呼吸法とJのイメトレにー切り替える。
しんどさはなく、ちょっと気持ちいい感覚を感じる瞬間が出てきた。
が、通常は、ここからキツイらしい。
ここの逃し方が上手いと助産師の皆様に褒められる。
いきんでもいいよと、言われるが
いきみ方が分からない。なぜならヒプノ赤ちゃんには、いきむ練習が入っていないのだ!
いきむって何?という感じで、いきみ方を教えてもらうが、いきめず。
15分くらいにかんじたけれど、1時間経っていた。経産婦なら
このまま産まれちゃうけれど、初産だから、骨盤を降りるのに重力を借りた方が早いという
内海先生の采配で、トイレ部屋へ。
ここは天井から綱がぶら下がっている。
時代劇で見る あの風景です。
えーっといいながら渋々入ったら。
これがとってもやりやすい!
ここからの波は、食中毒の時の渋りっ腹の感覚に似ている。
そして、aoちゃんの動きをはっきりとかんじてきた。
波がないときは、aoちゃんがグルッと回りながら降りてきている動きをかんじ。
動きが止まる頃、ぐーーっと波が来て、
「お母さん、宜しく頼むぜぃ」という。それに合わせて、私が呼吸法とイメージで
aoちゃんを降ろす。
波が引くとまた、aoちゃんが降り始める。
aoちゃんが止まると波が来る。まさに最初の共同作業。
そして、このいきみに良いイメトレ降臨!いいのが出来ちゃいました。
これから、これも入れていきまっせー!
お股に挟まった感覚あり!
よし、このままいけると思うものの
内海先生に「分かるけど、ここ、トイレだし、ちょっと部屋に戻ろうよ」と、いわれ
波の間をぬって、お股に挟まった感覚のまま畳のお部屋に歩いて移動。
急げ急げ、波が来たら歩けまへんから。
ちなみに波が来てからだと、息が吸えなくなるので、
波が来る感覚がしてきたら、深く深く吸っておき、一度の呼吸のパフォーマンス力を上げ
いかに効率よくひと呼吸を使えるかが、高齢出産の心得だと感じました。
一度の呼吸を無駄にしないということ。体力温存。
それほど、一呼吸で降りてくる力が大きい。
勿論声を出すなんて、体力が勿体なく思えた。なので
すごく静かに穏やかに、産んでいるように、まわりには見えたそうだ。
産後、大安産だと言われる所以だと思う。でも自分でも本当に驚くほど楽で、早かった。
トイレに10分ほどいたかと思えば、 もう30分経っていた。
四つん這いで産もうとして、足幅はこの位でどうでしょうか?
と聞いていたら、随分冷静だと、笑われる。笑
結局四つん這いだと会陰が傷つきそうだから、横向きに寝るといいとの指示を もらう。
ううーん、横向き、さっきやったしなぁと渋りつつ、トライ。
ところが、さっきよりずっといい感覚
二度の波が来た後、触らせてもらったのは、私の中にあるaoちゃんの頭。髪の毛。
どひゃーー!
あとひと絞りくらいですかね!?なんて聞いたら、
そうだとのこと。
本当にひと呼吸で、ツルリンと産まれてきたのは、
当たり前だけれど、人間の形をした赤ちゃん。
変かもしれないけど、こんな完全な人間の形をした子が、私の中で育ったという事実に
改めて驚きと、不思議さがあって、知っていたはずなのに、信じられないという感嘆と
よくやって来たねー!という思いが入り混じる。
そして、8年近く前に初めて受けたヒプノセラピーで、38歳での出産が安産であるという未来が
本当に今、現実になっちゃったという驚き。
そう、私の人生最大のトラウマ、出産を乗り越えた瞬間なのでした。
この時、お昼の2時10分。
朝のトイレから数えて8時間。実際は3時間くらいに感じる、あっという間感。
お昼を下で頂いて、お昼寝しようとしていた妖精もすぐに呼ばれて、
出産の瞬間に立ち会った。
aoちゃんは産声一つあげずに、静かに産まれてきた。
野口の先生は、出産の一番の良さは、赤ちゃんが生まれた時の静寂だと
おしゃっていた。出産は本来静けさがある。赤ちゃんは泣いたりしないものだと聞いていたが、
本当に泣かないんだなぁと、aoちゃんを胸に抱きながらこの静けさかぁを味わう。
会陰は少し傷ついたそうですが、自分では分からず。なので産後もすぐに座れちゃうのでした。
しばらくして、妖精が、へその緒を切った。切ってくれた。
妊娠当初は、それは無理!と、言っていたのに、立会いも 無理!と言っていたのに、
この成長は甚だしいですね。笑
aoちゃんの体重は3250グラム、やっぱり大きかった。
かわいい!
妖精似の鼻、大きな手、ムチムチのお尻、髪の毛はカール。
手帳のメモには
こんな日が来るとは。。。。と、書いてあった。
本当だねぇ。
横になって、処置をしてもらいながら、
自分の胎盤を食べたいとバースプランで希望していたので、生姜醤油でいただく。
けっこう筋っぽいと文句をいう。
笑
aoちゃんは、ずっと私の腕の 中で、穏やかに目を開いている。
「お母さんだよ」
そんな事は分かっているだろうけども、思わずアピールをしたくなる。
aoちゃんがやってきた日はよく晴れていた。
そして翌日大嵐となった。
そうそう、結局撮影は、あまりのスピード出産で頼んだ方も間に合わず
助産師さんや、研修生の方がipadなどで撮ってくださった。
気心が知れたメンバーで、私の心は楽だった。
シャッター音とかどうでもよかった。笑
トイレで綱を引いている姿は後から見ると、かなり面白い写真でした。
内海先生なんて、ちゃっかりピースしてるし!私もしたかった。
スライドショーにしてもらえるそうです。
内海先生と、出産 前から何度もセッションを重ね、
心から、魂から信頼する助産師さんと出逢えたことは本当に有難かった。
助産院を選んでいる時、易を立てました。
ファン助産院は、ガッチリとスクラムを組めるようないいチームになれる というものでした。
まさに!
出産は、的確なアドバイスが常にありつつ、
決して先に行かない。私がやりたいといっていたことを
全てやらせてくださり、その上でのアドバイスをくださった。
完全に妊婦に寄り添ってくださった。
こんなお産を体験させてもらえたのは
心の支えになってくださった内海先生のおかげであり、
体作りもおしえてくださったファン助産院のおかげであり
たくさんの祈りをくださった友人、お客様、家族のお陰であり
妊娠して病院選びにとことん付き合い、同意してくれ、何度も
車で往復して連れて行ってくれ、育休もとってくれた妖精のおかげであり
全てを導き、私達を選び、私を母にしてくれた
可愛い可愛い我が娘、aoちゃんのお陰です。
ありがとうという言葉ではとても表現できない。
こういうのをなんていうんだろう。
思いついたら、この日の日記の最後を結び直します。
つづく