みなさまこんにちは
漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
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二年生の三学期もお陰様で終わり
今日4/1から三年生ときたもんだ。
昨日からクラスの一番の仲良しちゃんが、はじめて一人でお泊りにきてくれた。一緒に旅行も行ったし、旅先では何度も一緒に寝ていたけれど、我が家に一人で泊まりに来てくれたのは初めて。お母さんや兄弟が帰るとき、緊張を感じたけれど、二人で遊び始めたら、二人の世界が出来ていた。お蔭様で私はこのブログを書く時間ができた!ありがたい。
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二年生で一番大きな変化は、嫌なことを嫌だと理解しはじめて、それを
大人に言えるようになってきたことかな。
学校でのことを私に言えるようになってきて、
それを先生に伝える(毎日先生と保護者の大人の連絡帳のやりとりがある)
すると、先生がサポートしてくれる
例えば、「それは、あおちゃんが嫌なんだよ、OOちゃん」というように
相手に自分の気持ちを伝えてくれるということがはじまった。
もちろん、自分で言えるに越したことはないけれど、あおちゃんにとっては
まずは、大人に伝える、自分が伝えることで世界が大きく変わるという体験を味わったのだと思う。
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学年の終わりには、あゆみが渡される。あおちゃんの通うシュタイナー学校のあゆみは、すべて文章で書かれている。各専科の先生からもだけれど、やっぱり担任の先生が4~5ページ書いて下さる。そして毎学期末にⅠ時間の面談。丁寧さを感じる。あおちゃんは計算など苦労しているものもあるのだけれど、集中力が凄いのと、出来るまでコツコツやり続けられることと言ってもらった。
そしてまた、あおちゃんが抱える悲しみや恐れを「大丈夫大丈夫といって、流さないこと」も言われた・・・。よく聞いて、共有することが大切とのこと。母、肝に銘じる。楽天家の私には、本当に難しい!
あおちゃんはルビコンが近くなり、死への恐怖も抱えはじめている。
「死んだらどうなるの?」「お母さんもお父さんも死なないでね」
私「死んだら天国いって寝ながらシュークリーム食べるらしいよ、地獄に行くと鬼と遊べるらしいよ、どっちがいい?」
あおちゃん、苦笑い
お父さんが飲みに行く日
あおちゃん「お父さん、電車で行ってほしくない!!」
なんで?
「だって、酔っぱらってホームから落ちちゃうよ。絶対だめ!いやだ!」
物凄く心配する。不安感が強め。
大事なのは、大丈夫大丈夫と流さないこと・・笑
漢方のお酒の解毒薬を渡して、これで大丈夫!
あ!また大丈夫って言っちゃった・・みたいな。
子どもの頃、いろいろな問題にぶつかり、乗り越えていくけれど、その中で、大人のちょっとした支えやサポートがあるだけで、傷つかないですむことがあるように思う。傷つくことが悪いこととは言わないけれど。不要な思い込みというか、固定観念が出来ることで、自分らしくいられないことってある。その部分を少し助けてあげられたらと思うことが、この学校にいると叶う気がしている。親としてとても学びになる。特に親と子どもの性質はうちは全然違うので、寄り添うにしても、本当にアドバイスが助かっている。いろいろ出来ていないのだけれど。
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春休み、クラスのお友達や近所に住む学校のお友達ともよく遊んだ。
はじめてきたあるお友達が、うちの難しい車庫から車を出すときに
こすってしまった。
お向かいのおじさんに助けをもとめて、うまく車を出してもらうという印象的な出来事があった。
誰も怪我をしなかったし、少し傷がついたけれど、大人としては万々歳だったが、あおちゃんは足がふるえる・・。と言っていた
助けてくださったお家の奥さんが二色のツバキの切り花をもってきてくださった
あおちゃん「あぁ、なごむ~~」的なことを言っていて、お向かいの奥さんのフォローに驚いた。
しかし、翌朝、足がまだ痛いというので、あおむけでみてみると、痛い側の足が外に回転しない。股関節にロックがかかっている感じで、驚いた。
動く足をお手本にしながら、フェルデンクライスの見様見真似でなんとかロック解除。
心理的な衝撃から、身体にロックがかかるってあるんだね。そして、大人にはなんともないこと?が、子どもにとってはとても大きな衝撃になることがあるということ。しかしまた、大人にとって、なんともないと思っていることも、実はそうではないかもしれないということ。
あおちゃんから、いろんなことを教わる。
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あおちゃん、心脾顆粒と当帰芍薬散でつまりがとれてきている感じ。飲んでいると言葉が滑らかになってくるし、お通じも、お小水の出もいい。
人参(高麗人参)は、早熟になりがちで子どもへの使い方は丁寧さが求められるが、人参を党参に代えて処方が作られているものだと、子どもに使いやすい。そういうものを選べるといい。あとは、漢方のメーカーでも添加物が少なめのものがある。子どもに使うならなおさらメーカーにもこだわりたい。
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朝、私が先に起きると
「おかあさーーん!」と呼ばれていたのが
エキストラレッスンのあるワークをしてからなくなった、つまりは一人で起きるまで寝ていられるようになった。それを先生に伝えると、なんと眠りのワークだった!アストラル体がしっかり、あっちの世界へ行けるようになるものだんだと、すごい!先生も驚かれていた。
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読んだ本は
「時の旅人」
「マリアンヌの夢」トムは真夜中の庭でから、夢の話を3本続けて読んだ。あおちゃん的には、マリアンヌの夢は、今まで読んだ本の中で一番面白かったそうだ。しかし、このころから、あおちゃん悪夢によく起きた・・・。
「きつねのライネケ」ゲーテ作のこの物語を学校で劇でやった。動物に例えられているが、現実世界さながらで、大人にとってはかなり面白いが子どもにこのラスト・・・。
「はるかなる国の兄弟」はるかなる国の兄弟は、10歳の少年が主人公なのだが
とにかく臆病でけちなごみくずにならないよう勇敢になりたい少年クッキー。まさに死後の世界が書かれていて、二章目で主人公が死ぬというまさかの展開!そこから、物語は展開していく。ちょっとあおちゃんには早い表現もいくつかあるので、そこは飛ばしながら。言葉を変えながらいく。死ぬのが怖いあおちゃん、主人公クッキーのびびり具合も重なる。そのびびり具合に笑いながら、はまっていた。