心はともに
みなさまこんにちは
漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
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お陰様でもうすぐ5歳11か月、6歳目前。
こども作法というお作法教室に月一回お世話になっています。
礼儀とは人を大切にする心、人を敬う心
作法とは、その心を相手に伝えるための動作の方法、言葉の使い方
うちでは、なかなか母の私が出来てないことばかりなんですが・・・。
一応、言うんですよ。
「あおちゃん、枕に座らないよ。足ものせないよ。腫れちゃうからね」
あおちゃん
「え?じゃあ、頭だって腫れちゃうじゃん」
面白いじゃないかっ
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のこり遊びで、一歳下の子が、ある壊されたものをみて
「小さい子(年少)がやったんだ」と、言ったところすかさず
あおちゃん
「小さい子のせいにしないよっ」
ある子がほかの子に
「OOくん、全然出来てないじゃん」と、言ったところすかさず
あおちゃん
「そんなこと言わないよ」
って、諭すでもなく、怒るでもなく、アナウンスが流れるように、反射的に口をついて出る
ある日私が、
「あおちゃん、それ出来てないよ、こうだよ、こう」って見本をみせると
あおちゃん
「あ~(「お」の口をして「あ」という発音)、そういっちゃダメなんだ~。お友達が悲しむよ」
日ごろの先生を模倣しているのだと思われるのですが、通っているシュタイナー園では、やっていいことといけないことがけっこうきっちり分かれているように思います。この年頃に大人がそれを伝えることは、とても大事だと私も思うのだけれど、家だとどこかなあなあになってしまっている。
それを、あおちゃんの口調を通して、先生が子どもたちに伝えてくださっていることを学べるという次第です。
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プールが始まった。
あおちゃんのおパンツは、お手製ふんどしパンツ。
ええ、いつか言われることは覚悟していました。
「普通のパンツがほしい」と
しかし、こんなにも早いとは。
あおちゃん
「リボンのついたパンツが欲しい」
私「じゃあ縫ってあげるよ」
あおちゃん「そうじゃなくて、買ってほしいの」
OOちゃんのは、ドーナッツの絵で、OOちゃんのピンクで、OOちゃんのはリボンがついていてって、言うわけですよ。
私「だけどさ、普通のパンツは、横があると暑いんだよ」
あおちゃん「OO君は、こんなに長いよ(ボクサーパンツのジェスチャー)」
買いに行きました。三枚セットのを。30%オフでした。
8歳用128cmサイズ!
他者と自分の違いに気づき始める。さらなる自我の芽生え。順調に成長している。
そして、三本目の歯がぐらついてきた。
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返り梅雨で午前保育になったとたんの雨続き
帰宅次第、公園に行くという。カッパを着て誰もいない公園を自転車で滑走。
カッパきて、ダッシュで追う母。死ぬ。
家の中でも、高い窓に登っては飛び降り、
椅子からさかさまに降りたり、どたどた走りまわったり
危ないし、やかましいのでやめてほしい~と思っていた矢先
シュタイナー子育て講座にて、先生からあおちゃんには「ダイナミックな遊びをさせてあげてほしい」と言われた。
大いにやるべし!そう思ったとたんストレスじゃなくなるから、なんと単純なのだろうか。ジャンプして、ズボンが破れた。構うものか、縫ったるわそんなもん、みたいな。学ぶって大事ね。
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千と千尋の神隠しの絵本を借りてきました。
アニメというものを見たことがないあおちゃん。
最初読んだときは、めちゃくちゃ怖がっていた。特に頭が出てきたとき。(ゆばーばの手下の緑の頭)
ところが、いつ何度でもの歌詞が最後に書いてあって、歌ったら
この歌からはまり、絵本ももう何回読んだだろうか。
セリフもずいぶん言う。しかも絶妙な場面で。
ある日、私の大事なゴザに粘土がべったりくっついていた。
「あ~、この粘土はあの粘土か~!」なるほど!的な独り言のあと
あおちゃん
「そいつの正体はカオナシだよ。欲に駆られてとんでもない客を引き入れたもんだよ」
うちの実家で、何かやってしまった時にばあちゃんに
あおちゃん「これはとんだご無礼を致しました。なにぶん新米の人間の小娘でして」と詫びていた。
同じく実家で私の妹に
あおちゃん「坊とおあそびしろ」と、誘いにかかる声が、アニメの坊の声にそっくり。
というわけで165ページあるこの本を覚え、従妹に読み聞かせていた。長い話に付き合ってくれる従妹に感謝。
いつ何度でももすっかり覚えて歌っている。母にライアーを弾いてくれというが、そこに関しては道のりは長いよ。
まもなく、5歳最後の夏休みが始まる。