ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

想いはめぐり続ける夕べです

2012-08-29 06:33:11 | 里山の言の葉
 白いつぼみさんは、夕べのカラスウリさんです。
どこにでもあるカラスウリさんですが、生涯に一度の開花の直前。
やはり、おごそかな静寂を感じます。



最近、雲の写真ばかり撮っております。
8月の空だからでしょうか。
暑いのに、なぜか、記憶だけは蘇ります。



昨日の空には、昨日の雲。
このぶんでは、乾燥はしばらく続きそうです。



それでも頑張って、大きくなったお姿は、喜びです。



力の限りを尽くしていると、カラスウリさんでも、応援したくなります。
青葉の脇では、ホバーリング中の大型トンボのオニヤンマさんが。
うんうんと、うなずいておりました。



カラスウリさんとの、しばしの対話。
じっと見つめていても、カラスウリさんは、やっぱり、カラスウリでした。
ウリの蔓には、ナスビはならぬ。

最近、いろいろなことが、世の中で起こっています。
ウリの蔓に、ナスビさんがなってみたり。
問題は、ウリの蔓さんが、途中で接木されてしまったのではないか。

やがて、ナスビさんの蔓に、へちまさんがなったり。
鶴さんの蔓に、亀さんがなったり。

亀さんといえば、昨日は、カメなくなりまして、歯医者さんのお世話になりました。
長年頑張って持ちこたえていた奥歯さんの一本が、ついに力尽き。
遠因は、若い時分の無養生と、あらためて反省。



カラスウリさんの白い花を、かけがえのない一本さんに、たむけました。
自分の身体の一部が、黄泉の世界に還っていきます。
優しい院長先生が、ねずみさんの小箱に入れてくださいました。
感謝して、大切に、天地にお返ししなければなりません。

失われた一本のいのちでしたが、帰ることができたのは、幸いかもしれません。
歯科医療の最先端も体験させて頂き、とても勉強になりました。
いろいろあっても、日本は恵まれています。



西空を見ると、恵まれていない一面にも、思いが至りました。
蔓さんが、接木されているのではないか。
それが、幸せな接木なら良いのだが。

どうやって生きてきて、今があるのか。
日本人は忘れ易いのか。
忘れさせられているのか。
ウソの花さんを、花さんと信じ込まされてはいないだろうか。
造花さんが、増加しているのではないか。

素朴な疑問は、しばしば、核心を突いていると確信します。
お天道様とともに歩みながら、本当のお話がしたいもの。
歯茎さんに感謝し、思いが巡る夕べでありました。
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