ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ヤマツツジさん情熱の色再び

2011-12-07 06:20:59 | 里山の役者たち
 今年は紅葉が遅いですね。
皆さんの間でも、話題になっております。
里山界隈では、落葉半ばの高木の下、ヤマツツジさんが、存在感を増しています。


拙宅の土手でも、花にも劣らぬ情熱はやまず。
小さい葉でも、周りの色が静まるにつれて、踊りだしてきます。


こちらは、黄葉です。
日照や土壌、株そのものの勢いなどが、紅葉の個体差に影響します。
ちなみにこちらは、小学生の頃に山から移植した、ムラサキ色の花の株です。

手前の葉にご注目下さい。
ヤマツツジの葉は、先端の小さい葉を夏葉、その下の大き目の葉を春葉といいます。
春に大きな葉を開き花を咲かせて、その後にちょこんと、夏葉と来年のつぼみを出します。

そして、紅葉の後、小さい夏葉を残して、冬をしのぎます。
それゆえに、ヤマツツジさんは、半常緑といわれております。
冬の時代を乗り越える小さい葉に、たくましい気力が乗っております。


ヤマツツジは長生きです。
庭木になっているものであれば、小柄でも樹齢100年を越えるものも時々見かけます。
農繁期、ネコの手も借りたいときに咲く情熱の花は、早乙女さんを応援してきました。


ここに写っている風景は、昔ながらのものです。
紅葉あり、常緑あり、柿の実あり、初冬の空あり。
ひとまず風景の落ち着く前に、深く呼吸する青葉でありました。
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◎里山生きてます・茨城笠間!
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