ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雷雲去って春はあけぼのです

2012-04-18 06:24:54 | 里山の言の葉
 いつも通り、今日も有難く目が覚めました。
朝の空気が、いつもよりひんやりしております。
外に出て、今度は顔の皮膚も、目が覚めました。

東の空さんも、目がさめたようです。
春はあけぼの。



足元の菜の花さんの葉の水滴も、目が覚めました。
ちなみに、いろいろある菜の花さんですが、葉が茎を巻いているのがアブラナさん系です。
河川敷によくあるカラシナさん系は、葉が茎を巻いていませんね。



 昨日の夕べは、冷たい雷雨さんでした。
家の裏の山吹さんが、柔よく豪雨を制して、つぼみを揺らしていました。
冷たい空気が迫り、青葉の背中に浸みこみました。



草土手の野の花さんたちの背中にも、浸みこみました。



そんな朝、スイバさんが起き上がって、目を覚まします。
冷たい空気の中で、かえって目が冴えるということが、しばしばあります。
まして、恒温動物の人間さんならば、冷気の中でも、温かいものを実現することができます。

 ふと、絶滅あそばされた恐竜さんたちを、思い出しました。
爬虫類ですから、あの巨体でも、恒温の機能は、備えていなかったのでしょう。
巨体は、いろいろな意味で、不利な面もあります。

環境が順調ならば良いです。
しかし、ひとたび不順になるやいなや、超弱くなってしまう。
その弱さのレベルは、小さい弱虫さんという、ある種の昆虫さんよりも、さらに弱かったかもしれない。



 大きければいいというものではない。
偉大な、という形容詞には、しばしば、ハテナと思うときもあり。
足元のノカンゾウさんたちよ。
偉大にならなくても良いですから、自然さんの大きさに合わせて、すくすく育ちますように。



やうやう白くなりゆく山際。
生きていれば、折々、冷たいものに触れることがある。
そんな時こそ、温かい血流を送り続ける、わが身の心臓ポンプさんに思いを馳せます。



 二分咲きのヤマザクラさんも、人類の皆様の心臓さんたちも。
天地の息吹とともに、なぜか日々の活力を持続している地上です。
何はともあれ冷気の中で、感謝の朝でございます。
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