木々の芽張るはる、春の兆し

　寒さ厳しかった笠間盆地。
盆地をはずれた南側に伺いますと、春は一歩先を行っております。
ミツマタさんの花芽が、北風の終演を予感させます。



春は名のみの風の寒さ、早春の歌の心で、現場界隈を巡ります。
本日は、特に里山風景的な現場。
シジュウカラさんがしじゅうさえずり、心が軽くなります。



前々から、ずっとつぼみを付けっぱなしのアセビさんですが、にわかにサイズ拡大中です。



ツバキさんが開花して、春を宣言します。
照葉の照明効果で、花弁はいっそう誇らしく輝きます。



こちらは、つぼみではなく、シロヤマブキさんの黒い実です。
花が咲いてから、既に10ヶ月。



晩秋の名優ツワブキさんも、今は翁を演じています。
タンポポさんも、先日のボロギクさんもツワブキさんも、キク科は皆さん、綿毛の実です。



一方、これから出番のボケさんは、赤いつぼみとトゲの気迫で好対照。



ちょっと一服、ナツツバキさんの幹肌を拝見。



ナツツバキさんのとんがり冬芽の先が伸び始めの兆し。
このサインで、移植工事も繁忙期に突入、野良仕事も忙しくなります。



サンシュユさんの樹皮を照らす太陽光線さんが、しっかりやれと背中を押します。
風邪がはやっていますから、皆様に植物さんのお力添えが届けば幸いです。


感謝の心で、一日一日を大切に働かせて頂きます。
無念無想のアジサイさんに誓いました。
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