天神丸風力発電計画地へ

４月３０日（月祝）
　剣山東部の天神丸から、高城山、土須峠にかけての稜線の総区域面積２９９０haのエリアに主塔１１６．５ｍ、ローター径１１０ｍの巨大な風車４２基を設置する計画が明らかになっています。
　私は、太陽光、風力などの自然エネルギーを増やし、原発をやめるべきという立場ですが、風力発電の設置は、その場所によるのではと思います。
　那賀町の旧木沢村が第二のふるさとなので、この地が、守るべき自然のあまりに貴重な場所ではないかと直感しています。
　孫たちとともに、計画地を訪ねてみました。

「高城山風致探勝林」四国森林管理局・徳島森林管理署の案内板をみても、「徳島県では数少ないブナを中心とした自然の織り成す豊かな森林美…」と、されています。

高城山（１６２７．９ｍ）へ登る途中。頂上付近はまだ新緑ではなく、冬のようでしたが、春先に咲く木々の花々が早春を感じさせてくれました。
　　
スーパー林道からみた風景と、つぼみをつけた山しゃくやく



天神丸（１６３１．５ｍ）へ登る
　

　スーパー林道沿いの休憩所「ファガスの森」は、オートバイの若者やドライブの人、登山客が次々と訪れ、名物のジビエ料理、シカカレーやシカタツタ揚げ、シカハンバーグなどを注文していました。

　貴重な自然を守りたいと、この地への風力発電計画の中止を求める署名活動が行われていました。