たつた良子のページ

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申し訳ない思い、でも力が沸いてくる

2019年07月23日 | 日記
 参議院選挙、市民と野党の共同候補松本けんじさんの議席、届かず、応援してくださった皆さんに申し訳ない思いでいっぱいです。
せめてあと3日、4日欲しかった。松本けんじさんの訴えを、もっと多くの人に聞いていただきたかったし、もっと多くの方々にお願いしたかった、と、思うのです。
 申し訳ない思いでいっぱいなのですが、その一方で、共同候補に決まってから投票日までわずか35日。この短期間にぐんぐん追い上げた選挙であったということを誇りに思えるのです。
 すばらしい候補者と、市民と野党共同の力が、これもぐんぐん発展して、大きな財産になりました。
 安倍政権やマスコミは野党共闘がうまくいっていないということを描き出したいようですが、決してそんなことはありません。どの個人演説会でも、立憲民主、国民民主、新社会などの方々が応援弁士に立ってくれて、勇気が出る訴えで松本けんじ候補押し上げに一役も二役も買ってくれました。
 「応援弁士は共産党だけ、他党幹部が来ていない」、という演説会というのは、党主催の比例候補押し出しが主目的の演説会の様子と混同しているのか(故意にそう書いていたのか)と思います。

 投票日の明くる朝、早速高知で結果報告と今後の決意を述べる松本けんじさん


 松本けんじさんは「負けた気がしない。勇気がみなぎっている。
高知、徳島両県の多くの皆さんの協力で短期間でここまで追い上げることができました。寄せられた安倍政権への大きな批判、切実なくらしの実態。
選挙が終わってもたたかいは終わらない。
この経験を活かし、市民と野党の共闘の前進、寄せられた要求の実現、政治を変える取り組みを皆さんと一緒に進めていきます」と力強く表明しました。

 比例 仁比そうへいさんも博多駅前で
 熱血弁護士仁比そうへいさん、比例4議席に留まったため、届かず、これも申し訳ない思いです。
仁比そうへいさんは、投票日翌日、博多駅前で訴えをしていますので、全文掲載させていただきます。


みなさん、おはようございます。
昨日投開票を迎えました参議院選挙、比例代表選挙で三期目を目指しました日本共産党の弁護士、仁比そうへいでございます。
大激戦の参議院選挙、日本共産党と仁比そうへいへの大きな温かいご支援、本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。

先程、7時40分に共産党最後の議席が確定し、私は残念ながら届きませんでした。いったん国会から離れることになりますが、みなさんとご一緒に力合わせて、「安倍政治NO!暮らしに希望を」と、この選挙戦で全力で訴えてきた公約の実現のために、大きな運動で国会を包囲をしていく先頭に立って頑張りぬいてまいりたいと思います。
この選挙戦を通じて着けてきたこのかりゆしは、沖縄の豊見城市で作られているウージ染めです。沖縄県民の「辺野古の埋め立ては反対」という圧倒的な民意に、口先だけ「県民の心に寄り添う」と繰り返すだけで、あの美しい海に土砂の投入を強行する安倍政治は絶対に許さない。みなさんとご一緒に安倍政治を終わらせて新しい希望の政治を開こうという決意で、この選挙戦、頑張りぬいてまいりました。
「絶対にあきらめない」。それが本当の民主主義の政治を作っていく何より一番の道筋です。引き続きその先頭に立って頑張りぬいていきたいと思います。

今度の選挙戦で日本共産党は、全国一つの比例代表選挙で、野党の本気の共闘を結集する一番の推進力として日本共産党現有5議席を守り、7議席に躍進をさせていただきたいと頑張りぬいてまいりました。
最終盤、猛然と追い上げたことは間違いないと思いますが、残念ながら競り勝てませんでした。現有5議席から1議席後退して比例4議席、また大阪選挙区で辰巳コータロー議員を失いました。
一方で埼玉では、21年ぶりに伊藤岳さんの議席を勝ち取りました。東京選挙区での吉良よし子さん、そして京都は二人区を突破して倉林明子さんの議席も守り抜きました。比例の小池晃書記局長、山下よしき副委員長、井上さとし国対委員長、そして紙ともこ参議院議員。みんなで力を合わせて、安倍政治に代わる新しい希望の時代を切り開くために、全力を尽くして頑張りぬいて参ります。

私たち共産党のこの頑張りは、全国32の一人区のうち10選挙区でつかみ取った大勝利に大いに貢献しました。西日本でも、大分選挙区、今回は安倍総理側近の磯崎ようすけ参議院議員に競り勝ちました。愛媛の選挙区は自民党王国なんて言われてきましたが野党統一の永江たかこさんが大勝利を果たしました。こうした選挙戦を通じて、野党共闘は鍛えられ深化してきたと思います。私ども共産党の候補者が統一候補とさせていただいた高知徳島の選挙区ではあと5万票ののどもとにせまり、島根鳥取の選挙区でも、福井の選挙区でも大健闘をさせていただきました。

その結果、みなさん、安倍総理が憲法9条を狙った改憲発議を力づくで押し通そうとしても、参議院の自民党・公明党そして維新の、発議に必要な3分の2の議席は大きく割り込ませることができたではありませんか。なんでも力づくで、憲法を壊しくらしを壊す安倍政治に代わる新しい政治を作っていくために、日本共産党はこれからも全力を尽くして頑張りぬいていきたいと思います。

今回の選挙戦を通じて、安倍内閣のもとではくらしも民主主義も本当に危うい。このままではダメなんじゃないか。そんな国民のみなさんのみなぎる様な思いを、私は、たくさんの声や願いとともに受け止めてまいりました。
イランのホルムズ海峡の軍事的な緊張が緊迫しています。イギリスのタンカーがイラン側によって拿捕され、イギリスは制裁を打つといい始めていますが、そのなかで安倍内閣は「有志連合を」というトランプ政権の会合に参加いたしました。防衛大臣は「何ができるか検討する」などといいますが、この軍事的な緊張の真っただ中に自衛隊の若者たちを送り出すようなことは絶対に許さないという声を、みなさんご一緒に大きく上げようではございませんか。

消費税を、10月10%増税を強行したらくらしも経済もどん底につき落とされてしまうことになる。この声は、たとえ今回の選挙で自民公明が過半数を取ったとしても、実際の得票をつぶさに見れば、消費税の増税、これはやっぱり反対だというのが、多数の皆さんの声なのではないでしょうか。なんとしても増税は許さない。この大きな声と運動、ご一緒に広げていこうではありませんか。
日本共産党は、他の野党の皆さんと力合わせて、やるべきは消費税10%増税なんかじゃない。8時間働けばふつうにくらせる社会。お金の心配なく学び、子育てができる社会。減らない年金・くらしを支える社会保障への大転換であり、もうかっている大企業や富裕層に、ちゃんとその力に応じた負担を求めるなら、そういう政治に転換をするなら、くらしの応援で好循環の経済、若い世代・子どもたちの世代に、しっかりと希望を切り開いていくことはできるのだと、この道をみなさんとご一緒に、大きく進んでいきたいと思います。

もとより、今回の日本の命運がかかった大切な選挙は、私ども日本共産党の力だけでは勝ち抜くことはできない選挙でした。だからこそ、ご支持をいただく方、野党共闘を推進していこうという方々みんなに力を貸してほしい。選挙で勝利する担い手になっていただきたいとお願いしながら戦い抜いてまいりました。
福岡の市民連合からのご推薦をはじめ、私自身にとってみますと、この6年間、憲法を壊す秘密法、戦争法、共謀罪、絶対に廃止に追い込んでいこうと運動を共にしてきた全国の皆さんが大きなご支持を広げてくださいました。
性による差別、あるいはルーツの違いによるあらゆる差別や分断は許さない。差別や分断を煽る安倍政権を許さない。誰もが自分らしく尊厳ある存在として、生きていくことができる社会を作ろうと頑張る女性運動や市民運動の皆さんも、一緒に戦い抜いてくれました。
弁護士として公害、薬害、ハンセン病問題はじめ、数々の裁判で頑張りぬいている当事者の皆さん被害者のみなさんが、仁比の宝の議席を絶対に失うわけにはいかないと、最終盤大きなご支援を広げてくださいました。
この福岡では、建設現場で働く皆さんが、アスベスト被害の根絶のために、国の責任を果たさせていくために、大きなご支援を広げてくださったことをはじめ、労働組合や民主団体のみなさんが大きな力を広げて下さいました。

みなさん。そうした中で、長く自民党を応援してこられた方々も、もうこの安倍政権は終わりにしなきゃいけない。党派や立場を超えて、国民の声が届く政治に変えなきゃいけない。そんな思いで、日本共産党に、みなさんの一票一票を託していただけたのではないでしょうか。
福岡選挙区で頑張りぬいたかわのしょうこさん。そして比例代表選挙で三期目を目指してお世話になりました、わたくし仁比そうへい、みなさんに、心から感謝を申しあげます。

捲土重来。日本共産党が強く大きくなってこそ、日本の政治を本当に変えていくことができる。財界の圧力や、アメリカの横やりがあったとしたって、皆さんの願いをほんとに民主主義の力で変えていく政治を作っていくために、これからも、全力を尽くして頑張りぬいて参ります。
どうか、みなさんの大きなご支援を引き続き、これからも日本共産党にたまわりますよう、そして、次の国政の大選挙は解散総選挙になります。衆議院選挙で、この九州沖縄ブロックの田村たかあき衆議院議員の議席、真島省三前衆議院議員の議席、そして沖縄一区の赤嶺せいけん衆議院議員の議席。断固として守り抜き、勝ち取り、そして新たな躍進をとげ、この九州、沖縄、西日本から、本物の野党の本気の共闘を作り出すために、わたくしにひそうへい、全力で頑張り続ける決意をもうしあげまして、今度の参議院選挙の、結果のご報告とみなさんへのごあいさつにさせていただきます。
みなさんこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。





 

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