8月9日(日)まで千葉市美術館で開催。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2009/0627/0627.html
はるばる千葉まで行ってきました~
とおかった。。。
自宅を出たのが10時15分ごろ。
千葉駅に到着したのが12時半ごろです。。。
しかし、行ったかいはありました!!!
「タイの布」というと
ジムトンプソンのシルクとか…
イサーン地方イカットのシルクとか…
(おもに、こちら↓)
http://asiancloth.blog69.fc2.com/blog-category-9.html
山岳少数民族の刺繍や織りなどを連想していました。
また、「ラオスの布」というと
このあたりを↓連想していて
http://asiancloth.blog69.fc2.com/blog-category-10.html
エスニック雑貨店などに行くと、
「これはタイの布」「これはラオスの布」と
おおまかながら区別をつけていました。
しかし、今回の展示で、これらの布は国別に分けるべきでなく、
広義でいうと「タイ族」のもの、だということがわかりました。
「タイ族」は古代長江下流あたりに住んでいた「越人」であると言われ、
中国雲南省や、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマーなどに南下。
国境を越えて生息しています。
居住地や他文化などの影響により
タイ・ユアン族
タイ・ダム族
タイ・ルー族
タイ・デーン族
タイ・ルーイ族
などに分類できることもわかり、
まさに、目からウロコでした…
いまの今まで知らなかったは、タイの布のまとまった展示に
足をはこんだことがなかったからかも、
というか、インドネシアなどに比べると、頻繁ではない気が…
…というわけで、貴重な展示です。
出品は巻きスカートがほとんどですが、
半立体のトルソーに巻きつけられて展示されているので、
着たときの様子が一目瞭然なのが楽しい。
文様の意味も解説してあり、
ひし形は仏教信仰などで「第三の眼」「仏の眼」
で良否を見極めるといわれてる
(このあたり、ナザール・ボンジュウにつながってそう)、
鳥は男性、蛇は女性など…
また、お棺にのせたりなど、葬儀に使う布と解説された布もあり、
これってエスニック雑貨店でよくタペストリー用とかに
なってるよななんて、冷や汗かいたりもしました…。
寝るときに掛けるような、日常で使う布も展示され、
藍や茜?がやや薄くなったのか桃色みたいな糸が
丁寧に折られていたのですが、
その「青」や「ピンク」がなんともいえないぬくもりがあり、
これをかけたら暖かいんだろうな~と思わせるものがありました。
個人的お気に入りは、仏教寺院のお堂に
吊るされるという、なが~い織物。
十二支の動物のデザインがなんとも可愛い~
コレ欲しい(←だだっ子)~
アジア布マニア必見!
そうでもない人でも
けっこう楽しめると思います…
会場の千葉市美術館は千葉駅から歩いて15分くらいですが、
京成バスが平日だと10分おきくらいに出ていて
現金だと100円なので、こちらの方がお得な感じです。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2009/0627/0627.html
はるばる千葉まで行ってきました~
とおかった。。。
自宅を出たのが10時15分ごろ。
千葉駅に到着したのが12時半ごろです。。。
しかし、行ったかいはありました!!!
「タイの布」というと
ジムトンプソンのシルクとか…
イサーン地方イカットのシルクとか…
(おもに、こちら↓)
http://asiancloth.blog69.fc2.com/blog-category-9.html
山岳少数民族の刺繍や織りなどを連想していました。
また、「ラオスの布」というと
このあたりを↓連想していて
http://asiancloth.blog69.fc2.com/blog-category-10.html
エスニック雑貨店などに行くと、
「これはタイの布」「これはラオスの布」と
おおまかながら区別をつけていました。
しかし、今回の展示で、これらの布は国別に分けるべきでなく、
広義でいうと「タイ族」のもの、だということがわかりました。
「タイ族」は古代長江下流あたりに住んでいた「越人」であると言われ、
中国雲南省や、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマーなどに南下。
国境を越えて生息しています。
居住地や他文化などの影響により
タイ・ユアン族
タイ・ダム族
タイ・ルー族
タイ・デーン族
タイ・ルーイ族
などに分類できることもわかり、
まさに、目からウロコでした…
いまの今まで知らなかったは、タイの布のまとまった展示に
足をはこんだことがなかったからかも、
というか、インドネシアなどに比べると、頻繁ではない気が…
…というわけで、貴重な展示です。
出品は巻きスカートがほとんどですが、
半立体のトルソーに巻きつけられて展示されているので、
着たときの様子が一目瞭然なのが楽しい。
文様の意味も解説してあり、
ひし形は仏教信仰などで「第三の眼」「仏の眼」
で良否を見極めるといわれてる
(このあたり、ナザール・ボンジュウにつながってそう)、
鳥は男性、蛇は女性など…
また、お棺にのせたりなど、葬儀に使う布と解説された布もあり、
これってエスニック雑貨店でよくタペストリー用とかに
なってるよななんて、冷や汗かいたりもしました…。
寝るときに掛けるような、日常で使う布も展示され、
藍や茜?がやや薄くなったのか桃色みたいな糸が
丁寧に折られていたのですが、
その「青」や「ピンク」がなんともいえないぬくもりがあり、
これをかけたら暖かいんだろうな~と思わせるものがありました。
個人的お気に入りは、仏教寺院のお堂に
吊るされるという、なが~い織物。
十二支の動物のデザインがなんとも可愛い~
コレ欲しい(←だだっ子)~
アジア布マニア必見!
そうでもない人でも
けっこう楽しめると思います…
会場の千葉市美術館は千葉駅から歩いて15分くらいですが、
京成バスが平日だと10分おきくらいに出ていて
現金だと100円なので、こちらの方がお得な感じです。