化石の日記Ver.2

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盗難?

2009-07-22 23:27:06 | 展覧会できるかな
数年前、まだ自分が展覧会をやるなんて
夢にも思わなかったときのことです。

漆を製作している友人がいるのですが、
手ごろな会場はないかなあという話題になり、
そういえば、都内某市の図書館に、
作品を展示するコーナーがある、と話したところ。

即、

「盗難は大丈夫?」



某市の図書館はエスカレーターの脇などに、
作りつけのガラスケースがあり、
作品はその中に入れる形になっています。

なので大丈夫だとは思うけど、
見張り専門の人がそばにいるわけではないので、
ガラスを割って、盗もうと思えば盗めないこともない…

100%安全ともいえず、返答に窮してしまいました。



それまで、「盗難」なんて考えたことありませんでした。



たしかに漆の場合、小さくて軽いものもあるので、
その気になれば盗める…

その時は聞かなかったのですが、もしかすると
気がついたら作品が消えていたなんてことが
あったのかもしれません…

漆は、ひとつの作品を作るのに、何度も塗り重ねをします。
工数がかなりかかるので、
紛失・盗難は作者にとってかなりのダメージだと思います。。。


一方、写真の場合…

以前、「ワヒ族スタイル」という展示↓を見たのですが、
http://shinbashi.keizai.biz/headline/426
会場は、共同通信社があるビルの
渡り廊下みたいなところ。
作者も見当たらず、受付の人もいなくてびっくりしました。

まさに、「盗もうと思えば盗める」状態。
しかし、写真の場合、万が一紛失があっても、
オリジナルのフィルムやデータがあれば、
絵画や工芸に比べると、はるかに短時間で再現は可能です。

なので、「通りすがれる」みたいな展示が多いのか、
ということに気がつきました。


今回の展示ですが、三人ともビーズアクセサリーを作るので、
それも出してみようかな、なんて案が出ています。
アクセサリー。いかにも盗難にあいやすい物件。
このあたりも気をつけて、会場を選ばなければなりません。。

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