化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
普通の話はVER2.5へ↓
http://anmonite.blog.shinobi.jp/

「女神と天使の舞踏会」行ってきました(完結編)!

2009-08-30 00:18:00 | 展示など見て想ったこと
駒井 明子さん、カレン・グラボスキさん、小原 ミチルさん、
テオドーラ 里香さん。
4人の作品とも美しさとパワーを存分に感じさせるものでした。

そして、会場である「サロン ド フルール」。
外から見て、ぱっと目立つところにあったし、
中にいても、明るい光につつまれているので、

(美術展は、作品の年代によっては、保護のために
 照明が抑え目のところが多いのです)。
思わず開放的な気持ちになり…

…ぜんぜん知らない人に
「ミチルさんの、お友達ですか~」
なんて話しかけてしまいました。

…すいません。。。

外から中がよく見える、ということは
中から外もよく見えるのですが、

作品を見ていると、ガラス越しに
じーっとこちらを見ている女性の姿が。

彼女は中に入ってきて、ある作品の前に釘付けに。
まさに「運命の出会い」という瞬間を目撃。
何と言うか…スポーツ観戦ではないのに、
エキサイティングな経験でした。

一度、なんの気なしにこの会場に入ったときは
「謎の吸引力」という印象でしたが、
今回は約30分くらいの滞在ながら


元気を与えてくれる場所だ、と感じ、そして


いつかココで!私も展示してみたい!


と思うに至りました。


新たな人生の目標までできた私は
すっかりおなかがすいてしまい、

都内某所↓で、ハニーペッパーバーガーと
http://airsburger.jp/

カモミールムースのケーキセット(写真)を平らげました。

美味しかった

これからもがんばるぞう!!



「女神と天使の舞踏会」は
本日(8/30)最終日(PM5時まで)です

小原ミチルさんのブログでも、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
http://angelaid.blog86.fc2.com/

「女神と天使の舞踏会」行ってきました(中編)!

2009-08-29 00:04:30 | 展示など見て想ったこと
小原ミチルさんの粘土による天使たち。
ひとつひとつはとても小さいのです。

実物をご覧になって、驚かれた方も多いことと思います。

髪の毛は、どうやって作るのだろう、とか
目を配置するのは、どのくらい神経を使うのか…とか

想像するだに気が遠くなりそうです。



小さくても、確かな存在感があります。

その秘密は…

いろいろ考えたのですが、やはり「目」でしょうか。

まるで訴えかけるようだったり、やさしく微笑んだり…と
そのときどきにより、いろいろな表情を見せます

それを作り出しているのは
目のパーツになっているスワロフスキーと
周囲の「光」。

光によって生きた目になっていくんですね。。。



そして、さらに
小原ミチルさんの「光」に対するこだわりと
感性の豊かさを感じさせるのが、キラキラと輝くデコ。

24日の日記にも書いたのですが、
(写真の作品も展示されていました)
角度や光源(お日さまの光、蛍光灯の光など)によって、
まったく違った色合いに見えたりするのです。


そして、今回は、夏にふさわしく、
半透明?みたいな素材もありました。
カジュアル、ポップだけども、どこか暖かというか、
色によってはおいしそうというか…


注目の天然石のデコは
アマゾナイトのが~
どことなくイスラム系。
好きだ
狙い撃ちされてます。。。

(つづく)

「女神と天使の舞踏会」行ってきました(前編)!

2009-08-28 01:02:52 | 展示など見て想ったこと
http://www.gallery-sunlight.jp/fleur/yotei.html

道に迷ってしまうかも、とおっしゃるあなたのために。

地下鉄表参道駅、B1出口の階段を上がったら、
そのまま、青山通りを右手に、直進。
すぐに、ドトールの黄色い看板が目にはいりますが、
そこまでは行かないで…

一本目の曲がり角、
小さいけど、派手目の洋服やさんがある角を左に進むと、
かなり狭くて、お店が立ち並んだ通りに入ります。
ちと不安になりますが、そこをズンズン進むと
アニエスbが見えます。
その左隣が「サロン ド フルール」です。

昨日の日記に書いた「謎の吸引力のある場所」
と同じトコでした。
強烈なコの字形の店内が記憶どおりでした。

ボケてなかった…。

4人のアーチストによるグループ展。
それぞれが個性的なのにもかかわらず
全体的に、調和がとれている。

それにもかかわらず、各人の持ち味がはっきりと出ている。

相反することですが、しっかりと実現していました。

4人に共通して言えることは、
色が、すべて濁っていないというか
色そのものを使っている(て日本語になってないけど、まさにそんな感じ)

色彩の「パワー」を感じさせる作品だということです。


駒井明子さんの作品はコンピューターグラフィックに
よるものに見えました。
すべて「光」を感じさせるイメージ。
ぱあっと「開けた」印象です。
モチーフは抽象的ですが、この「光」な感じを出すのに
かなりの工程を踏んでいるのでは、と思いました。


テオドーラ里香さんの作品は、
パステルや油絵(アクリルかも、説明見逃した)
と、生の素材を使っているせいか、ぬくもりが感じられました。
そして発色というか、とにかく色使いが素直できれい!!!

これを部屋に置いたら、ぱあっと明るくなったり、
涼しくなったり、暖かくなったりするんだろうななんて思いました。



カレン・グラボスキーさんの作品は、
一作にかなりの色数を使っているのにも
かかわらず、調和がとれていて(これ凄く難しいことです)
しかも、ひとつひとつのパーツに物語が感じられ、
説明文に「マンダラ」と書かれていましたが、まさにマンダラのようでした。
かなりハマって長いあいだじっくり見てしまいました。
見飽きない。。。

どうして、こんなに色が使えるのか、とか
この形のとりあわせなのか、とか、
カレンさんの頭の中をのぞきたくなりました。。。



そして小原ミチルさん。
彼女だけ立体作品。粘土による天使たち。
ひとつひとつはとても小さいのです。

(つづく)


ふと思い出した

2009-08-27 00:47:49 | 展示など見て想ったこと
「女神と天使の舞踏会」↓ですが、
http://www.gallery-sunlight.jp/fleur/yotei.html

会場の「サロン ド フルール」。
http://www.gallery-sunlight.jp/fleur/index2.html


もしかすると、一度行ったことがあるかも!!!


地図によると、アニエスbの隣というかすぐ近くにあります。


数年前、表参道でなにか展覧会があって、
その帰りにあちこち徘徊してました。


アニエスbの近辺で、いっけん、洋服屋さんみたいなところが
何かの展示(アクセサリーと洋服関連)をやっていて
ふらっと入ったことを思いだしたのです。


看板が「○○展」なので展覧会とわかりましたが、
中のようすがすみずみまで見えて
けっこういい感じだったので
何の気なしにふらっと入ってしまった…


今にして思うと、あそこが「サロン ド フルール」なのかも


だとしたら、すごく入りやすい、
というか謎の吸引力のある場所です。

その記憶が本当にただしいのか、
単なる思い込みにすぎないのか、

近日中に明らかになりますが。


なんか、ボケ判定みたいで怖い。。。



予習

2009-08-26 00:15:01 | 展示など見て想ったこと
今や、ネット時代。
展覧会にも、必ずといっていいほど、オフィシャルサイトがあります。


これを参考にして、行くかいかないかを決めたり、
「阿修羅展」のように、混雑状況の傾向と対策を練ったりするのは
私だけではないはず!


特に、大きな展覧会になればなるほど、予習をしておいて吉です。

なんでかというと、美術展などの人の流れを見ていると、


皆さん、作品を見るよりも

解説などの


字を読む時間の方が長~い!!!



展示が何部かの構成になっていたりすると、
作品の前に「第一部、何々…」といった
説明文がボードに印刷されているのですが、
これを読んでいる間で、人の流れが滞ってしまいがち。


しかし、これらの文章は、ほとんどの展示の
オフィシャルサイトや、図録中に
載っているのと同じなので、
なんとなく頭に入れておき、
実際会場に行ったら、文章のところは飛ばして進むと
けっこうスムーズに観ることができます。


おばあちゃんの生活の知恵みたいな話ですが、
上野とか、激混みが予想されるところだとけっこう役にたつはずです。


そういうわけで、
「女神と天使の舞踏会」↓ですが、
http://www.gallery-sunlight.jp/fleur/yotei.html

会場の「サロン ド フルール」ってどんなところかというと…

http://www.gallery-sunlight.jp/fleur/index2.html

激可愛い!!!!

一階にあって、外から内部がよく見えるのがポイント高い。

(二階や、地下にあるギャラリーはけっこう多く
 ドアをあけるのに勇気がいったりします…)

私が行くのは夜ですが、
よく晴れた昼間に行くと
さわやかな空気を感じそう…

この雰囲気を味わうだけでもリフレッシュになりそうですね