化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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ヨーロッパ最大のモスク

2012-02-29 23:57:52 | 音楽の話

26日の日記にUPした、

チェチェンの女性歌手、Макка Межиева の動画に

巨大なモスクが登場したのに、激しく気になった方もいらっしゃると思いますが。

当然、私も気になったので、調べてみました。

すると

「チェチェンにヨーロッパ最大のモスクが完成」

http://www.pideo.net/video/veoh/cf59c012e7576824/

ヨーロッパ最大のモスク~



内部はどうなってるのかと思うと、こんなページが

http://englishrussia.com/2010/09/30/a-trip-to-grozny-chechnya/

イスタンブールで似たような装飾を見たことがありますが、

新しいだけあってピッカピカ!!!


これはぜひ見たいと思い、チェチェンの観光情報を調べてみました。

…が。。。

普通、外国の地名で検索すると、そこを旅した日本人のブログとか、

在住の日本人のブログがヒットするのですが、

チェチェン、及び、首都のグローズヌイでは


全く見当たりません!!!


不吉な予感。。。。。


さらに調べてみると、

チェチェンは紛争から復興しつつはあるものの、

首都のグローズヌイでは、

交通機関(トラム・トローリーバス)が

復活してない(><)・・・そうで、


とても観光どころではなさそうです(涙。。。


しかし、ここは石油が出るので、

アゼルバイジャンみたいに、紛争地帯かと思っていたら

石油バブルで?経済発展することもあるので…


復興を待ちます。いつかぜひヨーロッパ最大のモスクを見たいです。



モスクの話題が出たので、イスラムぽい曲を貼っておきます

(ダゲスタンの女性歌手)

Marina Mustafaeva - Mavlid ( Nasheed )


そしてダゲスタン

2012-02-28 23:16:28 | 音楽の話
YouTube音楽の旅。

チェチェンまで行くと、簡単にダゲスタンまでたどりつけます。

これはウズベキスタンからタジキスタンにたどりつくよりも

かなり近い印象を受けます。


チェチェンは世界のニュースでたびたびとりあげられますが

ダゲスタンと聞いて、ピンとくる人はごく少数では。


私はなぜダゲスタンに即反応できたかというと、

大昔に、渋谷の松濤美術館で、ダゲスタンの民族衣装などを展示していて、

そのパンフレットを後生大事に持っていた(今は紛失)からです。


その一部が、さすが!というべきか

中近東の絨毯などをあつかうtribeさんのサイトで見られます



http://www.jutanya.com/item/900

衣装可愛い。。。



ダゲスタンのポップスですが、

打ち込み大好きで、

音楽的にはチェチェンとあまり変わらぬ印象。

Laura Alieva - Izmennik


この動画は民族舞踊ちっくなバックダンサーも出てきますが、

な、なんかゆるいタジキスタンという感じ…

全体的には、旧ソ連にありがちな感じなのですが、

1分25秒くらいで農作業ぽい動作も出てくるし

回転もほとんどないので、

遊牧民じゃなくて農民の香りがする踊りであります。

チェチェンまで~

2012-02-26 21:10:46 | 音楽の話
ベリーダンスでいい曲がないかなとYouTubeをあさってました。

最初は、ホッサム・ラムジーとかメジャーどころを聴いていて

関連動画をだとっていきました。

すると

ベリーダンス→ペルシアンダンス→アゼルバイジャン?→グルジア→

て感じで国を渡り歩き、

なんと!

「チェチェン」にたどりつきました。

Макка Межиева _ Бенойн КIант - Video Mix.



チェチェンについては、旧ソ連で、

ロシアから独立運動をしていてモメている

…といったうっすらな知識しかないので

意外なとこに来たのでびっくり。



動画を見て初めて気がついたのですが、

チェチェンって、イスラム教なんですね…

いかにも、イスラムのお母ちゃん!

といった女性歌手が朗々と歌っているのですが、

バックは強烈な打ち込み。


メロディはアラブ歌謡に通じるイスラムベースだけど、

バックに忙しそうな電子音を入れまくるのは

ウズベキスタン、タジキスタンなど、

旧ソ連のポップスに共通するものがあり

非常に興味深いものがあります。

baba zula

2012-02-24 23:11:09 | 音楽の話
昨日の日記の続きなのですが、

トルコの70年代サイケというべき?

「アナドル・ロック」の現代のフォロアー

が、このBaba Zula

だそうです。


baba zula - zaniye oyun havasi



エレクトリックウード!!!

ダンサーは必ずいる、というか

ベリーダンスに使える音作りを目指しているらしい。。

70年代 トルコ サイケデリック

2012-02-23 23:15:56 | 音楽の話
“よろずエキゾ風物ライター”
サラーム海上さん↓のトークイベントに行ってきました。

http://www.chez-salam.com/


新刊「21世紀中東音楽ジャーナル」が出版されたばかりとのことで。

モロッコ、トルコ、エジプトの音楽や

取材こぼれ話しなど。

面白くてあっという間の2時間でした。


モロッコのグナワフェスティバル。

そして、取材先のエジプトで偶然遭遇した

革命デモ&戒厳令下のカイロなど

現地で撮った映像もふんだんに流されました。


もちろん中東アーチストもいろいろ紹介されたのですが…


…星の数のある中で、わざわざ当ブログをたずねてきてくれる方って

「変な曲」

を期待されてのことかと思います。


あったよ!変な曲


Erkin Koray - Cemalim (1974, High Quality)



トルコ人アーチストなのですが。


見てのとおり、ドアーズとかエリック・クラプトンとか、

70年代、サイケデリック。

(注:このへんあまり私詳しくないです)


しかし、メロディーはけっこうトルコ演歌入っている感じだし、

何よりもこの脱力感が…



サラーム海上さんによると、トルコでは1980年に軍事クーデターが起き、

3人以上、人が集まることが禁じられた(!!!)ため

こういうバンドはなくなって、

一人でシンセサイザーを駆使した形式に変わってしまったとのこと。


最近になって、これらの「アナドル・ロック(アナトリア・ロック?」

を見直す動きが出てきてるとか…

(YouTubeでも関連動画いっぱいありますよね。

 当時のファンが大事にとっておいたのかも)



日本でも、このノリが好きな人、いっぱいいるに違いありません。

ブーム来るかも???