化石の日記Ver.2

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空海と密教美術展

2011-07-23 01:18:31 | 展示など見て想ったこと
20日からはじまったのですが。

もう、観たくていてもたってもいられず

午後半休とって行ってきました!

すいません。。。


何が目当てなのかというと、


曼荼羅です!!!

http://kukai2011.jp/construction.html

国宝 「両界曼荼羅図 (西院曼荼羅)」
平安時代・9世紀 京都・東寺蔵

のうち、今回は胎蔵界曼荼羅を観ることができました。


中央が蓮の形をしているのが特徴なのですが、

真正面に立ち、本尊の大日如来をじっと見ていると

赤い蓮がボーンと迫ってくる感じ。

ヨガ風にいうと、ハートチャクラに響きます~

みたいな。。

すごく感情に訴えかけるデザインなことに気がつきました。




そして、今回は展示されてなくて、後半に登場する

(展示の入れかえが何度かある)

金剛界曼荼羅は、かなり数学的?な配置で

理知的な感じがします。。

http://kukai2011.jp/construction.html#mandara

こちらも観にいくかどうか激しく悩む。。。


仏画好きには、本で知って、一度は観たいとおもった

五大力菩薩像 和歌山・有志八幡講十八箇院

が観られたこと!


かなりの大画面で、着色がかなり落ちていながらも

すごい迫力でした。


あと、これも仏画の本観ていいなと思った

蘇悉地儀軌契印図

…密教の手のポーズ(印)が並んでいるやつ…

も生で観ることができて嬉しかったです~



あ、あと密教法具がメチャクチャかっこよかった…

日本でもチベタンベルなどがエスニック雑貨店で買えますが…

やはり歴史のあるものは、重厚感、形のシャープさがすごい~~~



…と、いきなりマニアックなところから感想を述べてしまいましたが。

世間的には、この展示は



国宝級の仏像がいっぱい見られる



のがポイントであります。


あまり混んでいなかったので

かなりの至近距離で、じっくりと観ることができたのですが。



ポーズがインド舞踊ぽい。。。


象さんに乗ってたりとか、牛とか孔雀とか…

動物のチョイスも。。。


なぜか今回は、かなり「インド」を感じてしまいました。



特に帝釈天が乗っている象さんがインドぽい。。

梵天が乗っているアヒル?もすごくインド~



展示方法は、もはや東京国立博物館でおなじみになった

中二階みたいなところから仏像を見下ろせて、

仏像のまわりをぐるっと360度まわれる配置になったのが


最後の最後に「仏像曼荼羅」コーナーでお目見え

8体が一同に会していました。



人はかなりいたのですが、

阿修羅展ほど観るのがたいへんじゃない。


阿修羅はあのスペースにたったひとりだったのですが、


今回は8人…


アイドルがいっぱいいるので、ファンが分散されてました(笑)


mixiの美術館コミュでは、早くも

「混むのでは…」という心配がされていて、

みんな阿修羅展のトラウマなのかも、なんて思いましたが。


阿修羅展ほど、混まない!

大丈夫だよ~

たぶん。。。

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