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化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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http://anmonite.blog.shinobi.jp/

「ベトナム」見ました

2010-07-31 23:18:24 | アジアンなはなし
しかし、台本をコピペしたかのような、
詳細すぎる内容がNHKのサイトに。。。

http://www.nhk.or.jp/tsubo/oldprogram.html

驚いたのはベトナムの漆器。

漆工芸をやっている友人がいるのですが、
日本での漆は、
伝統的に黒か朱に近い赤だし、
彼女もこの色が一番落ち着くということです。

漆の木から採取した樹液を着色して使うので、
黒赤以外の色でも製作は可能。

青や緑などの色漆を使った作品も見たことがあるのですが、
黒赤と比べると
何か、色の綺麗さがイマイチというか、
古いポスターカラーみたいな感じに。。。

しかし、番組で見たベトナムの漆器は
ピンクや黄緑といった色でも
かなり発色が良く、これが漆?と思うくらい
キッチュで可愛らしい。。

なぜかというと、ベトナムの漆の樹液は
日本のとくらべて透明度が高いから。

しかもこの漆がふんだんに採取できるという…



サイトにはないのですが、
ベトナムのお茶に「蓮茶」というのがあり

早朝、まだ咲ききっていない蓮の花を切り取り、
おしべだけを取り出して、お茶に混ぜる。
飲むと花の香りがふんわりと漂ってくるのだそうです。

大きな池?一面に蓮があって
船にのって花と次々と刈りとっていき、
花が積まれていく映像は圧巻…

漆にしても、蓮にしても、資源がすごく豊富な印象を持ちました。



小さなスペースで若い女性達が
まるでミシンのような速さで黙々と刺繍をしていたり、

後半でてくる鳥カゴにしても
老若男女がひしめきあうようにして一心に作っている

手仕事をする人材も豊富。

このあたりにもベトナムの力強さを感じました。




美の壷スペシャル「ベトナム」

2010-07-27 23:41:09 | アジアンなはなし
7月30日(金)
夜10:00-10:49 NHK教育で放送します。

http://www.nhk.or.jp/tsubo/

ベトナムといえば、可愛い雑貨。
かなり期待が持てるので、
絶対忘れないように、と
いちいち日記に書いてみました。

しかし、金曜の10時といえば、
大大大好きな
「世界ふれあい街あるき」が
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/
あるじゃないですか!

これを見て、イギリスの「コッツウォルズ」に行きたいと
思った人はいっぱいいるはず…

すごく、視聴者層がかぶっているように思えるのは私だけか。。

イランの陶器

2010-02-16 23:14:41 | アジアンなはなし
イラン大使公邸で行われた、チャリティバザール。

一番目を引かれたのがコレ(写真)


焼き物のキーホルダーとビーズです。

実は、他にお皿やカップなどの陶器もあったのですが、

私はこの、モスクを思わせるような青にひかれてしまいました。


ビース好きとしても見逃せない…

というわけで、おそるおそる価格を聞くと

陶芸の先生と、通訳の方が、しばし議論をし、

出た値段が、「1こ5円」



5円って…おそらくこれは陶器をつくって、

余った土で作るものなので、値段がつけられなかったものと思われます


というわけで大人買い


名刺もいただきましたが、表はイラン文字で読めない…

裏に「Peiman Sajjadi」さんと英語で書かれていました。


下にサイトのURLがあったので、

www.peimansajjadi.com

を入れてみましたが、見つからず


こんなんだったらパンフもらっておくんだったと反省


イラン チャリティーバザール

2010-02-14 23:42:34 | アジアンなはなし
に行ってきました。

http://www.iranembassyjp.org/persian/Commercial-Affairs/Charity%20Bazaar%20Flyer.pdf


2月7日。ウズベク&ベリーダンスのあとに行ったので、

すでに料理などは終わっていて、

人はけっこういましたが、祭りのあと、という感もなきにしもあらず


クッキーなどがつまった紙袋を重そうに持っている

女性を目撃しましたが、それらしき物体はなかった


やはりバザールは午前中に行け、が鉄則ですね。。


当然ですが、スカーフをかぶったイラン人女性がたくさんいて

異国気分。日本人はスカーフをかぶらなくても入室できます


とりあえずチャイをいただきました(写真)

一杯100円


売っていたものは

カラムカリ(ペルシャ更紗)、ミナカーリーなどの手工芸品。
陶器。
ペルシャ絨毯。
ペルシャ絨毯風マウスパッド(だと思う)
バラ、ザクロ類の石鹸とか…

などです。

いまひとつ手がでなかったのですが、

あるものをに強烈に目がひかれました

それわ…



(つづく)


タイの山岳民族は今。

2009-11-10 23:46:50 | アジアンなはなし
9/22の日記でとりあげた刺繍ポーチ。
http://blog.goo.ne.jp/anmonite_yipun/e/df008347a9a678a31feb3b832a45579f

ここでの私の本業は翻訳ボランティア(タイ→日)。
タイ山岳民族の子ども達が里親に当てた手紙を
訳することです


そしてここ数日、作業に追われてましたが。

やーーーーーっと終わりました



今回は、年長の生徒さんのものが多く
けっこうこみいった内容もあって
時間がかかってしまいました。

しかし、タイの山岳民族の「いま」が見えて面白いのです



今のPCで2004年の翻訳分があるので、
少なくとも5年はやっていますが

(いつ始めたのなか、完璧に忘れてしまいました。
 とりあたま…)


はじめた2004年ごろの手紙の内容といえば、
学期休みに帰省して、家の仕事を手伝ったり

農作業をして、トウコロコシやショウガを収穫したり
牛の世話をするというのがほとんどで、

もう、判を押したかのようにどの子も似たような内容でした。


しかし、段々と、お店で働いたりとか、何かの作業をしたりとか
「雇われる」ことが増えたりとか、


子どもたちの手伝いのひとつに「水くみ」があったのですが
そういえば最近あまり書かれなくなった(水道が引けたのかも)とか、


扱う農作物も、最近は「コーヒー豆」が出てきたりなど
この5年で、タイ山岳民族の生活も、
かなり変わったんだなあという印象をもちました。


そして今回はなんと!

「宝くじで700バーツ当たった」

「王様が病気なので心配している」

という、かなりタイ人化したことが書いてあったのでびっくり



タイ山岳民族の、王室に関する感情は、
私的には、長年の間ナゾで、
(古くは焼畑農業で、長くは定住しないような生活をしていたくらいなので
 国家という意識は薄いように思われた)

子どもたちの手紙にも、王様に関する記述は
私が読んでいる範囲では見られなかったのですが。


ついに、ここまできたのか

という感触です。