化石の日記Ver.2

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タイの山岳民族は今。

2009-11-10 23:46:50 | アジアンなはなし
9/22の日記でとりあげた刺繍ポーチ。
http://blog.goo.ne.jp/anmonite_yipun/e/df008347a9a678a31feb3b832a45579f

ここでの私の本業は翻訳ボランティア(タイ→日)。
タイ山岳民族の子ども達が里親に当てた手紙を
訳することです


そしてここ数日、作業に追われてましたが。

やーーーーーっと終わりました



今回は、年長の生徒さんのものが多く
けっこうこみいった内容もあって
時間がかかってしまいました。

しかし、タイの山岳民族の「いま」が見えて面白いのです



今のPCで2004年の翻訳分があるので、
少なくとも5年はやっていますが

(いつ始めたのなか、完璧に忘れてしまいました。
 とりあたま…)


はじめた2004年ごろの手紙の内容といえば、
学期休みに帰省して、家の仕事を手伝ったり

農作業をして、トウコロコシやショウガを収穫したり
牛の世話をするというのがほとんどで、

もう、判を押したかのようにどの子も似たような内容でした。


しかし、段々と、お店で働いたりとか、何かの作業をしたりとか
「雇われる」ことが増えたりとか、


子どもたちの手伝いのひとつに「水くみ」があったのですが
そういえば最近あまり書かれなくなった(水道が引けたのかも)とか、


扱う農作物も、最近は「コーヒー豆」が出てきたりなど
この5年で、タイ山岳民族の生活も、
かなり変わったんだなあという印象をもちました。


そして今回はなんと!

「宝くじで700バーツ当たった」

「王様が病気なので心配している」

という、かなりタイ人化したことが書いてあったのでびっくり



タイ山岳民族の、王室に関する感情は、
私的には、長年の間ナゾで、
(古くは焼畑農業で、長くは定住しないような生活をしていたくらいなので
 国家という意識は薄いように思われた)

子どもたちの手紙にも、王様に関する記述は
私が読んでいる範囲では見られなかったのですが。


ついに、ここまできたのか

という感触です。


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