問わず語りの...

流れに任せて

12月8日

2022-12-08 12:41:37 | 日記

 

映画『ハワイミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』より、真珠湾攻撃シーン

 

 

 

昭和35年(1960)公開の映画、『ハワイミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』。真珠湾の勝利からミッドウェイの大敗北までを描く、当時の東宝が総力を挙げた、オールスターキャストによる一大スペクタクル戦争映画です。

 

 

オールスターキャストもそうですが、この映画の特筆すべきところはやはり、円谷英二特技監督による、特撮でしょう。

 

 

この真珠湾攻撃のシーン。ミニチュア特撮としてはこれ以上ない最高峰の出来。後の東宝制作による戦争映画に何度も何度も流用され、さらにはハリウッド映画『ミッドウェイ』にも一部が流用されたほど。

 

 

0戦が本当に飛んでいるように見えるし、その0戦が木々の横をすり抜ける時に、風圧で木々が揺れるなど、細かい演出が見事に功を奏しています。

 

 

 

決して戦争を肯定するものではないですが、こういうシーンに気分が高揚する自分がいることもまた、事実。

 

 

己の中にある「闘争本能」という奴を、静かに見つめつつ

 

 

あの戦争に赴いたすべての先人方へ、感謝と敬意と哀悼の意を捧げたい。

 

 

 

我々の現在の「生」があるのは、この方々のお陰なのだから。

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2 コメント

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Unknown (チャメ子)
2022-12-25 13:58:21
円谷英二監督の特撮は、戦争映画にも起用されて素晴らしい映像を作り上げていたのですね。まるで本当に零戦が飛んでいるみたいでした。
私たちの今の生があるのも先人たちのお陰ですものね。
日本のために戦われた先人の皆様に敬意を哀悼の意を表します。
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Unknown (薫兄者)
2022-12-25 17:55:00
チャメさん、円谷英二監督は元々飛行機のパイロットになりたかった人で、それが妙な因果で映画の世界に入った人で、機械いじりが好きだったことから撮影技術に興味を持ち、それが特撮へとつながった。だから飛行機には強い思い入れがあって、飛行機を飛ばす特撮にはこだわりを持っていたようです。それがあってのあの映像。ミニチュア特撮の戦闘機シーンでは、誰も円谷さんには敵わない。80年代の映画『連合艦隊』でも使われてましたからね。30年前に撮った映像でもほぼ違和感がない。ホントにこれ以上ない特撮です。
円谷特撮は伝説です。
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