アメリカでの邦画歴代興行成績が現在第2位。歴代第1位が『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』だそうで、これを越えるのはまだまだ遠い。
それはともかく、本場アメリカのアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされるかもしれず、日本映画が視覚効果で評価される、それもアメリカで!
感無量ですわ。
山崎貴監督は現在渡米中で、スタッフらと共にロビィ活動を行っているそうな。その過程でハリウッドの巨匠方と多数面会しているとか。
うーむこれは、山崎監督のハリウッドデビューも
ありうるかも。
山崎監督は以前から「泣かせる」ドラマ創りの上手い人。ベタだとかクサいだとか喋り過ぎだとか、色々批判されてきたけれど、私はこの監督の「そういう」面に関しては、そんなに嫌だとは思わなかった。寧ろ上手いとさえ思ってた。
『三丁目の夕日』とか、思いっきりベタだけど、傑作ですよあれは。
このゴジラをきっかけとして、山崎監督作品の魅力に気が付く人が増えたら
面白い。
監督は『スター・ウォーズ』ファンだから、ハリソン・フォードと言葉を交わせたのは嬉しかろうね。ジョン・ランディスにも絶賛されたというし、ギレルモ・デル・トロには「奇跡だ!」と言われるし
とにかくね、日本映画の歴史をある意味変えたと言って良い作品が、「怪獣映画」だったということがね、もうむちゃくちゃ、
嬉しいわけですよ。
長年「舐められて」いた監督の手によって、「舐められて」いたジャンルが世界的評価を得る。
もうね、誰に言うわけでもありませんが
「ザマアミロ!」ですわ(笑)。
まっ、恨み言みたいなことはもう、言いますまい。これで終わり。
怪獣映画は日本映画の至宝。海外での評価を通じて日本人は、己の国の文化を知る。
歴史は繰り返すねえ。
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