『ゴジラVSビオランテ』と『ゴジラVSキングギドラ』では脚本、監督。『ゴジラVSモスラ』『ゴジラVSデストロイア』では脚本を担当し、故・川北紘一特技監督とともに「平成ゴジラVSシリーズ」をけん引した映画監督、大森一樹氏が逝去されました。70歳でした。
『…VSキングギドラ』では、SFの基本を無視した強引な展開だったし、『…VSデストロイア』ではその『…VSキングギドラ』で自らが設定したゴジラ誕生の経緯をあっさりと無かったことにしてしまう。
正直「なんなんだ?この人は?」と呆れてしまった部分もあったのですが
しかし、この方と川北氏とが車の両輪となって、平成ゴジラを力強く引っ張ってくれたお陰で、ゴジラは今日まで続く長大な物語となったことは間違いなく、
大森氏がいなければ、ハリウッド版まで繋がらなかったかもしれない。
色々不満な点はあっても、我らゴジラファンは、やはりこの方に感謝しないわけにはいかないのです。
大森一樹監督へ、感謝と敬意と哀悼を込めて
合掌。
『ゴジラVSビオランテ』(1989)予告編
『ゴジラVSキングギドラ』(1991 )予告編
『ゴジラVSモスラ』(1992)予告編
『ゴジラVSデストロイア』(1995)予告編
それぞれに思い出深い…。
大森監督、ありがとうございました!
功労者ですよ、本当に。
感謝です。