今年の【妄想忠臣蔵】はいつもと趣向を変えまして、
赤穂事件とは「テロ」だったのか?
という問題提起を掲げたものを作ってみたらどうだろう?
と、妄想企画を立ててみました。
時代劇は「昔」を描いてはいますが、そこには必ず、制作された「時代」が反映されているものです。
つまり時代劇とは、歴史上のフォーマットを借りながら、現代という「時代」を描いたものでもある。
と言えます。
今年は「テロ」による悲劇が、日本国内において起きてしまいました。
そしてその「テロ」を支持するかのような、一部マスコミと一部の一般人たち。
そうした風潮を、時代劇という形で「風刺」するとしたら
忠臣蔵がその題材に
一番ハマっているんじゃないかと。
勿論、元禄のころと現代とでは、価値観がかなり違う。でも、赤穂浪士側の視点だけではなく、吉良側の視点や幕府側の視点、それプラス江戸庶民の視点を深く描くことによって、
多角的に描くことができるんじゃないかなと。
べつに赤穂浪士たちを「テロリスト」として断罪するつもりはまったく無いんです。ただ、そういう視点もあっていいとは思う。
多角的な視点あってこそ、現代という「時代」への問題提起がありつつの、
エンタテインメント「時代劇」たりうるのではないかと。
能書きはこれくらいにして、では今年の【妄想忠臣蔵】主要キャスト発表!🎉🧨🎉🧨🎆🎆
大石内蔵助:山本耕史
ちょっとなにを考えているのかわからない、凡庸なのかはたまた有能なのか、人を翻弄するある種の「胡散臭さ」を持った内蔵助にしたいので、この方しか相応しい方はいないだろうということで、選ばせていただきました。
吉田忠左衛門:国村隼
大石内蔵助の側近。
堀部安兵衛:本宮泰風
危険人物的側面を強く描きたいので。
大高源吾:駿河太郎
吉良側の悪評を世間に広めるよう、裏で画策する人物として描きたい。
宝井其角:居島一平
大高源吾に協力し、吉良の悪評を広めることに加担する文化人。
柳沢出羽守:堺雅人
幕府側重鎮として、赤穂浪士を「テロリスト」として見る視点。
色部図書:堤真一
上杉家家老。お家のため吉良を守りつつも、上杉家が巻き込まれないよう苦慮する側の視点。
浅野内匠頭:松坂桃李
この方の「キレた」目が、刃傷を起こした時の内匠頭に必要なので。
吉良上野介:田中泯
刃傷事件の真相を知りながら黙して語らぬ、ただの悪人ではない深みのある人物。
この辺りを主要登場人物として、2時間弱くらいの映画にしたらいいんじゃないかなと。
私は映画プロデューサーでもなんでもありません。ただの映画を愛する、時代劇を愛する一般人です。ですからこれは、そんな一般人のただの妄想に過ぎません。
どうかお許しのほど。
※これ『四十七人の刺客』のパクリじゃないの?と思われた方もおられるでしょう。今のうちに言っておきます。
「ハイ、そのとおり」(笑)
三波春夫『元禄名槍譜 俵星玄蕃』
永遠の名曲。やはりこの曲を聴かなきゃ。
そして兄者様恒例の“妄想キャスティング忠臣蔵“の、おな〜り〜〜。♪ドンドンパフパフ👏👏🎺🥁💥
今年も兄者様の妄想キャスティングは素晴らしく冴えていました!!!歴史と時代劇をこよなく愛する兄者様を埋もらせておくのは本当に勿体無い!
こうなったらもうお風呂上がりに馬になって時代劇を観ながら人参でもかじって気を紛らわせて置いてくださいな。(笑)
私はもう眠いのでウサギになって寝るとします!ピョンピョン