映画『せかいのおきく』予告編
江戸時代は完全循環型社会でした。
江戸の人々が出した糞尿、いわゆる「下肥」を買う商売があって、集めた下肥を溜めて発酵させ、肥料にして作物を育てる。
そうして育った作物を江戸の人々が食し、そうして出た下肥をまた集めて肥料にし、育った作物を江戸の人々が食し、そうしてまた出た…。
この繰り返し、今風にいうところのSDGs?江戸時代には完全循環型のシステムが出来上がっていたんです。
長屋に暮らす浪人(佐藤浩市)の娘(黒木華)と、下肥買いの青年(池松壮亮、寛一郎)たちとの仄かな恋模様。
時は幕末。しかし市井に暮らす人々の暮らしに変わりはない。そんな江戸時代の、名も無き人々の物語。
ちょっと今までにない感じの時代劇ですね。かつて日本で成り立っていた完全循環型社会を描きつつ、市井の人々の普通の暮らしを見せていく。
現代にも通じるテーマを内包した時代劇。面白い企画です。
4月28日より全国公開。
映画『ハロウィンTHE END』メイキング&予告編
1978年公開の第1作を観たときの衝撃が、未だに忘れられません。
製作費6000万円くらいで、わずか2週間で撮ったというめっちゃロウ・バジェットな映画なので、派手な特殊メイクがあるわけでもなく、ただただアイデア勝負の映画でした。
少ない予算と短い時間のなかで、いかに怖い映像を撮るか。この見せ方が怖くて面白くて、あんなにホラー映画を楽しいと思ったのは、これが初めてだった、かも。
第1作の主演、ジェミー・リー・カーティスは当時19歳。ハリウッド・スター、トニー・カーティスを父に持つ、当時新進気鋭の若手女優さんでした。
今作では齢60を過ぎ、45年の歳月を経てついに、殺人鬼マイケル・マイヤーズとの完全決着をつける。
どんなに金をかけても、どんな派手な特殊メイクを使おうとも、第1作の衝撃を越えることはできまい。
それは分かりきった話。
しかし、物語を完全決着させるのは、「けじめ」をつけるという点で、必要かもね。
でもこれで、本当に終わりなの?
数年後にまた、続編が作られたりしてね(笑)
有り得るなあ。
4月14日、全国公開。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』予告編
4作目は観てないんですよ、だって、ねえ。
もういいよ、休ませてあげてよ、って感じ。
でもまあ、これが最後だろうし、最後くらい観てあげようかな。
ハリソン・フォードの、たぶん最後のアクション。この目に焼き付けようと思う。
6月30日、全世界同時公開。
以前江戸時代の長屋の見取り図を見る事があり、
とても面白かったのを覚えています。
古典落語の内容なんかがすとんと腑に落ちました。
最近江戸時代の日本地図と、江戸の地図をもらいました。
時代小説を書く人は必須のアイテムで、読む側としてもこのおかげで小説を何倍も楽しむことができます。
日本だけではないけど、川・水路って人々にとって重要な交通路・流通路なのですね。大切にしないとね。
見に行こうっと!
川や水路って大切なものです。大事にしないと。