問わず語りの...

流れに任せて

予告編3つ

2023-04-12 04:09:21 | 映画

映画『せかいのおきく』予告編

江戸時代は完全循環型社会でした。

 

 

江戸の人々が出した糞尿、いわゆる「下肥」を買う商売があって、集めた下肥を溜めて発酵させ、肥料にして作物を育てる。

 

そうして育った作物を江戸の人々が食し、そうして出た下肥をまた集めて肥料にし、育った作物を江戸の人々が食し、そうしてまた出た…。

 

 

この繰り返し、今風にいうところのSDGs?江戸時代には完全循環型のシステムが出来上がっていたんです。

 

 

長屋に暮らす浪人(佐藤浩市)の娘(黒木華)と、下肥買いの青年(池松壮亮、寛一郎)たちとの仄かな恋模様。

 

時は幕末。しかし市井に暮らす人々の暮らしに変わりはない。そんな江戸時代の、名も無き人々の物語。

 

 

 

ちょっと今までにない感じの時代劇ですね。かつて日本で成り立っていた完全循環型社会を描きつつ、市井の人々の普通の暮らしを見せていく。

 

現代にも通じるテーマを内包した時代劇。面白い企画です。

 

 

4月28日より全国公開。

 

 

 

 

 

映画『ハロウィンTHE END』メイキング&予告編

 

1978年公開の第1作を観たときの衝撃が、未だに忘れられません。

 

製作費6000万円くらいで、わずか2週間で撮ったというめっちゃロウ・バジェットな映画なので、派手な特殊メイクがあるわけでもなく、ただただアイデア勝負の映画でした。

 

少ない予算と短い時間のなかで、いかに怖い映像を撮るか。この見せ方が怖くて面白くて、あんなにホラー映画を楽しいと思ったのは、これが初めてだった、かも。

 

 

第1作の主演、ジェミー・リー・カーティスは当時19歳。ハリウッド・スター、トニー・カーティスを父に持つ、当時新進気鋭の若手女優さんでした。

 

 

今作では齢60を過ぎ、45年の歳月を経てついに、殺人鬼マイケル・マイヤーズとの完全決着をつける。

 

 

どんなに金をかけても、どんな派手な特殊メイクを使おうとも、第1作の衝撃を越えることはできまい。

 

 

それは分かりきった話。

 

しかし、物語を完全決着させるのは、「けじめ」をつけるという点で、必要かもね。

 

 

でもこれで、本当に終わりなの?

 

 

数年後にまた、続編が作られたりしてね(笑)

 

 

有り得るなあ。

 

 

4月14日、全国公開。

 

 

 

 

 

 

 

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』予告編

 

4作目は観てないんですよ、だって、ねえ。

 

 

もういいよ、休ませてあげてよ、って感じ。

 

 

でもまあ、これが最後だろうし、最後くらい観てあげようかな。

 

 

ハリソン・フォードの、たぶん最後のアクション。この目に焼き付けようと思う。

 

 

6月30日、全世界同時公開。

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (おかか)
2023-04-15 05:47:05
おもしろそうですね、『せかいのおきく』
以前江戸時代の長屋の見取り図を見る事があり、
とても面白かったのを覚えています。
古典落語の内容なんかがすとんと腑に落ちました。
最近江戸時代の日本地図と、江戸の地図をもらいました。
時代小説を書く人は必須のアイテムで、読む側としてもこのおかげで小説を何倍も楽しむことができます。
日本だけではないけど、川・水路って人々にとって重要な交通路・流通路なのですね。大切にしないとね。
見に行こうっと!
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Unknown (薫兄者)
2023-04-15 12:40:16
おかかさん、古地図を見ると想像が広がって楽しいですよね。日本では古来より、移動運送当は陸路より水路が主でした。江戸の頃は街道がある程度整備されていたとはいえ、大量の物資を運ぶには陸路では不便でしたから、水路による運搬が発展したんです。江戸の街には水路が張り巡らされ、庶民もちょっと遠出をするときは船で移動しました。「船宿」なんて商売があって、鬼平犯科帳では粂八さんが船宿の主人になってましたし、盗賊たちが船で移動するシーンが良く出てきます。剣客商売の主人公秋山小兵衛も、江戸の街から自宅までの移動は船を使ってましたね。息子の大治郎は歩いてましたけど。
川や水路って大切なものです。大事にしないと。
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