失語症を患っておられるとか......切ないですが仕方がないですね。
ブルース・ウィリスって、世間一般には「演技が下手」だと思われているんですか?なんでだろう?
この方、決して演技下手ではないと、思うんだけどなあ。
引退されるということで、この方主演でまだ未見の映画を観てみようと思い、『アンブレイカブル』を選んでみたのですが、
ブルースの演技は良かったですよ。人生で選択すべき道に悩む、うらぶれた中年と言う役は、ブルースにはよく似合う。嵌るんですよ、そういう姿。
ブルースと言う人は、ただのアクション・スターではないです。アクションしかできないみたいな誤解が、世間には蔓延しているんじゃないかな?
実際、アクション映画以外でも話題作に主演してるでしょ?『アンブレイカブル』の監督でもある、M.ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』とか、全然アクション映画じゃないでしょ?でも評判とったじゃないですか。あれは子役のハーレイ・ジョエル・オスメントが良かったですけど、やはりブルース・ウィリスの演技も良かったからこその評判なんでね。なんでそこのところが正当に評価されないのか。
世間一般の評価は
おかしい。
あ、ただ『アンブレイカブル』は、あんまり面白くはないです(笑)。ブルースは良かったんですけどね、映画としては面白くない。とだけ、言っておきます。
同じ監督でも『シックス・センス』は面白いですよ。ラストのネタバレを敢えて知った上で観ると、すべてのシーンのつじつまがあうという、実に見事な仕上がりにまたまた感心します。
ネタバレしても面白い。本当に面白い映画とはそういうものだし、その面白さは、ブルース・ウィリスの演技によるところが大きい。ブルースは決して
演技下手ではありません。
もう一度言います。世間の評価は
おかしい。
さて、ブルース・ウィリスの代表作といえばやはり
『ダイ・ハード』
ですね。
ブルースの出世作にして代表作。主人公ジョン・マクレーン刑事は、ブルースの生涯最高の当たり役。ブルース・ウィリスという役者を語るには、この作品を外すわけにはいかない。
そういうところですかね。ブルースが「ただの」アクションスターに括られてしまう所以は。
でもね『ダイ・ハード』を「ただの」アクション映画だと思っているそこのあなた!
その認識、甘々ですよ。全然まったく何にもわかっとらん!!!
『ダイ・ハード』は「ただの」アクション映画を超えた、総合的な意味での「映画」の歴史にその名を刻むべき、大大大傑作映画なんですよあなた!
その歴史的大大大傑作映画の主演こそ、誰あろう「ブルース・ウィリス」
なのですよ。
ホントにまったく
わかっとらん!!!
『ダイ・ハード』については、いずれ項を改めて語ってみたいと思います。ホント、『ダイ・ハード』については、一度じっくりと語ってみたかったんですよ。
だってみんな、あの大大大傑作を「ただの」アクション映画としか思っていないんだもの。
不当だ、まったく
不当だ。
引退......仕方ないね。ブルース・ウィリスさんには、ただただ
お疲れさまでしたと、お伝えしたい。
長の年月、我々映画ファンを楽しませてくれて
ありがとうございました。
映画『シックス・センス』予告編
何かあったのか体調なのか….。あの髪型と、チャーミングな笑顔が魅力的な良い俳優さんだと思っていたのに、本当残念です…。🥲
髪型、というかほぼスキンヘッドですけど、頭の形が良いのでしょうね、メッチャカッコいいスキンヘッド!世界中のスキンヘッドの方に勇気を与えたと思います。なんのこっちゃ?(笑)。
ユーモアもあって、良い俳優さんでしたから、本当に残念!