『宇宙戦艦ヤマト』は厳密に言えば松本零士先生の原作ではありません。先生はキャラクター・デザインやメカ・デザインでの参加であり、その他色々アイデアも出したようですが、先生一人で作り上げたわけではない。
物語のSF的設定は、SF作家の豊田有恒氏によるものだったし、抑々「戦艦大和を飛ばしたら面白い」というアイデアを最初に出したのが誰なのか、どうもはっきりしないようなんですね。
その結果、誰が著作権を持つべきか、を決める裁判で松本先生は敗北。プロデューサーの西崎義展氏に著作権を持っていかれてしまった。
しかし、少なくとも外面的イメージは松本先生のデザインによるもので、我々視聴者はやはり、ヤマトは松本先生が作ったと、思っているわけです。
その後に映画化された『銀河鉄道999』は、それまでのアニメ映画では考えられなかったほどの大ヒットを飛ばし、映画業界におけるアニメ映画の地位を一気に向上させました。
今でこそ、アニメ映画は金になる。ということがある意味常識化していますが、999以前はもっとずっと低い位置に貶められていたわけです。
エヴァにしろ鬼滅にしろ、999無しには成立し得なかったかもしれない。松本先生がいなかったら、日本における今日のアニメの隆盛はなかったといっていい。
それと、宇宙を舞台にしたアニメをヒットさせた業績もまた、大きい。それ以前は宇宙を舞台にしたアニメはほぼなかったわけだし、SF、宇宙といったテーマをアニメに定着させたという点でも、その功績は大きい。
以上はほぼ、岡田斗司夫氏からの受け売りですが(笑)。
このような大きな業績を築き上げ、宇宙に憧れ、宇宙を描き続けた松本零士先生が
その宇宙へ
星の世界へ
御還りになられました。
一つの時代の終焉です。
感謝しても感謝しきれないほどの、大きな大きな業績を残されました。
そのことに、大いなる敬意を込めて送ります。
松本先生に
敬礼!
ヤマトにしろルパン3世にしろガンダムにしろ、息の長い人気を得たアニメは大概、初回放送の時は視聴率が悪かった。時代が早かったのでしょうかね。面白いです。
999のラストも沖田艦長のラストも泣けます。本当に忘れがたい、若き日の思い出です。
松本先生、改めて
ありがとうございました。
銀河鉄道999といえば松本零士先生ですよね。
私が小学生の頃は、誰もがみんな、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999を知っていたし観ていました。私の友人はかなりのオタクでしたよ。
最近では、哲郎とメーテルの別れのシーンに、大人泣きしてしまいました…。沖田艦長のシーンは、あまり記憶にありませんが、このワンカットを拝見するだけでも、ジーンときますね。
日本のアニメの地位をグーンと上げて下さった御功績に敬意と感謝を捧げます。本当に有り難うございます。そしてお疲れ様でした。
999は、今観ると色々ツッコミ所も多いのだろうけれど、でもよくできてました。鉄郎とメーテルの別れのシーンとか、そこで流れる城達也氏のナレーションとか、もう、たまんないよね。アニメ史に残る、日本の映画史に残る傑作でした。
ホントに、感謝しかないです。
沖田艦長の最期。佐渡先生が一人敬礼で送る。
泣けます。
泣きます。
たくさん沢山の素晴らしい思い出、有り難うございました。
たくさん過ぎて書き切れません。
ひとつだけ。
先生の描かれる女の人像は、奥様の牧美也子先生の絵柄の影響と聞いていました。
そのことを教えてくれた人が大好きでした。
月並みな言葉しかありませんが
青春を彩ってくださり心から感謝です。
先生、有り難う~~!