問わず語りの...

流れに任せて

ザシキワラシの話を少し

2024-08-28 03:49:22 | 歴史、民俗

ザシキワラシは主に岩手県に伝承される話で、秋田県や青森県などの近隣には伝わっていないようです。

 

 

ザシキワラシが居る家は繁栄し、去ると没落する。家の盛衰を説明する一つの装置として、ザシキワラシが設定されていた面も否定できないと思う。

 

 

ザシキワラシの”正体”については様々な説があり、またその姿も一定してはいません。絣の着物を着た女の子の姿で語られることが一般的ですが、男の子という話もあり、武将の姿をしていると伝えるところもあるようで、要するに見る人によって姿が変わるということでしょうか。

 

 

昔の村落共同体では、飢饉が長く続くと、生まれたばかりの赤子を間引きすることもあったようです。

 

間引きされた赤子は、お墓には埋葬されず、家の土間や台所などに埋められたといいます。

 

 

その間引きされた子供たちの魂が、家の中を彷徨う。それがザシキワラシだ、

 

 

なんて伝承もあるようです。

 

 

家の神様、幸運をもたらすなんて面ばかりじゃない。ザシキワラシ伝承には、村落共同体の闇の側面も反映されている、ともいえるのではないでしょうか。

 

 

 

そんな事どもを考えると、ね

 

 

ザシキワラシに会って、幸運を貰おうだとか、そんな”欲望”を持ってザシキワラシに会いにいくとか、そういうのって

 

 

なんか違うような気がする。

 

 

パワースポット巡りと同じだよ、きっと

 

 

ロクなことには

 

 

 

ならないね。

 

 

 

 

幸不幸は自分自身が作り出すもの。なにかに頼って幸福になろうだとか

 

 

そういうの

 

 

 

よくないよ。

 

 

 

【仏神を敬い仏神を頼まず】この宮本武蔵の言葉を胸に

 

 

人生を歩んでいきましょうね。

 

 

 

見えるものにはもちろん、見えないものに対しても、謙虚さをもって接し、敬意と慈しみの想いを忘れずに、決して

 

 

私的欲望をを持って接しないように。ホント

 

 

ロクなことには

 

 

 

ならないですよ。

 

 

 

絶対。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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