問わず語りの...

流れに任せて

臼澤みさき / さんさ里唄

2024-08-02 03:51:23 | 歴史、民俗

 

 

 

 

10年前の曲ですよ。改めて良い曲だなと思いますね。民謡とポップスが絶妙にブレンドされている感じが良い。

 

 

岩手県盛岡市では8月1日から4日まで、盛岡市大通を中心として、さんさ踊り大パレードが行われます。このパレード、観ないと一生損しますよ(笑)。いや、冗談抜きで

 

凄いです。

 

 

さて、上に貼った曲を歌う臼澤みさきさんは岩手県大槌町生まれ。小学校6年生の時に東日本大震災に被災。民謡を習っていたことから、民謡教室の仲間たちと被災地の避難所を慰問して回る活動をしていたところを、レコード会社の目に留まり、2012年に歌手デビューします。

 

2017年、大学進学を機に、学業に専念するため歌手活動を休止、大学卒業後の2021年に「AFTER I DIE」のアーティスト名で音楽活動を再開、現在に至ります。

 

 

なんだか重々しいアーティスト名ですが、「自分が亡くなった後も残る音楽を作りたい」という想いが込められているらしいです。

 

 

臼澤みさき時代のイメージで今の曲を聴くと、結構戸惑うかもしれません。まあ、この方はこの方なりに、自身の内側から湧き上がってくる「創造」の「衝動」を、かたちにしようと必死になっている、のかもしれない。

 

 

この方もまた、自身の中の「表現者」の「狂気」に、苛まれつつまた、楽しんでもいるのでしょうかね。

 

 

いずれにしろ、ご自身で選んだ道。邁進してくださいね。

 

 

YouTubeで「AFTER I DIE」を検索すると、結構な数の曲が上がってます。興味がおありの方は、検索してみてはいかがでしょう。

 

 

なかなか、面白いです。

 

 

 

 

 

AFTER I DIE『外山節』

 

 

かつての臼澤みさきをもっとも想起させるのがこれ。色々なスタイルを試しつつも

 

 

原点は忘れずに。

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麗しの岩手山

2024-06-22 04:29:42 | 歴史、民俗

盛岡市内を流れる中津川と、岩手山。

 

 

 

なんかね、「都会」の不動産業者が、盛岡市内に高層マンションを建てる計画があって、そのパンフだかなにかに、岩手山の写真を載せていたのだけれど、それが

 

 

「岩手山」の画像ではなく

 

青森の「岩木山」だった!?

 

 

 

この件で盛岡市民が激怒しているというニュースが、今全国を駆け巡っているようです。

 

 

 

私は盛岡市民ではありませんが、時々盛岡に出かけることもある。その際に

 

 

南から東北自動車道を北上していき、盛岡に近づくにつれ

 

 

目の前真正面に、岩手山の雄姿がドドーンと見えてくる。

 

 

この、岩手山が見えてきたときの感動ね。その圧倒的な偉容にはただただ感服するばかり。

 

 

盛岡の人たちは、このお姿を毎日観ているのかと思うと、羨ましくて仕様がない(笑)。

 

 

もちろん私の田舎にも素晴らしいお山があって、大好きです。でもそれとはまた違った感動がある。

 

 

この感覚は、実際にその目で、その肉眼で見なければわからない感覚なのかもしれない。いや、見たとしても、感性の摩滅してしまった人には

 

 

わからない感覚、なのだろう。

 

 

 

 

【ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな】

石川啄木

 

 

悠久にして雄大な大自然を畏れ敬う。故郷のお山はそんな日本人の素朴な信仰心の根源のようなもの。だからこそ、故郷のお山を愛し大切に思うのは、日本人として当然の感覚。

 

 

そのお山を…。

 

 

これは岩手山と岩木山と、どっちがどうだと言っているのではない。どちらのお山を愛する人たちにとっても

 

 

由々しきこと、なのですよ。

 

 

不動産会社の側がどういうつもりだったのかは、わからないけれど、いずれにしろ、盛岡市民には

 

 

怒ってしかるべき道理があるということです。

 

 

冷静にしかしはっきりと

 

 

抗議の意を示すべし。

 

 

岩手県を

 

 

舐めるな!

 

 

 

 

こちらは岩木山。明らかにかたちが違います。間違えるなど、どちらのお山にも

 

失礼だ。

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河童と秋田弁

2024-06-13 04:18:07 | 歴史、民俗

 

 

いいね、遠野市立博物館。

 

 

「故障中のロッカーに河童が住みついたので使用できません」

 

 

なんて粋な!

 

 

べつにさ、カッパが本当にいるとかいないとか、信じているとか信じていないとか、そんなことはどーでもいい、大したことじゃなくてさ

 

 

こういうことが、ごく自然にできてしまう、その精神性というか、そういうところが、素敵だなと

 

 

思うのよ。

 

見えるものと見えざるもの。人と人ならぬもの。

 

 

現実界と異界とは隣同士。すぐそこに異界はある。

 

 

もちろん町おこしとか観光目的とか、そういうこともあるだろう。でもさ

 

 

遠野くらい、異界との繋がりを感じさせる場所はない。そんな気がする。

 

 

信じるとか信じないとかじゃない。ただ異界をすんなりと受け入れてしまえるその感性。

 

 

好きだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いぎなり東北産の葉月結菜ちゃんによる秋田弁。

 

 

この子、宮城県産なんだけどね。東北産には律月ひかるちゃんという、秋田県産の子がいるのだけど、なぜか結菜ちゃんが秋田弁を喋ってる。宮城方言ではダメで、秋田方言の方がいいというのはどういうことだろう?なんだかおかしな話だ。東北弁ならなんでもいい。どうせ他の地方の人たちには違いなどわからんってか。だとしたら

 

 

なんだかなあ、って話。

 

 

色々思うことはあるけど、まっ止めておきましょう。そんなことより

 

 

我らがいぎなり東北産のサブリーダー、葉月結菜ちゃんが、テレ朝のYouTubeチャンネルにピンで出ているってことを

 

 

素直に喜ぶことにしよう。

 

 

いぎなり東北産。その名は、その存在は

 

 

確実に世に知られてきている。

 

 

良き哉。

 

 

 

 

 

 

 

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馬上少年過

2023-09-05 09:07:45 | 歴史、民俗

馬上少年過

世平白髪多

残躯天所赦

不楽是如何

 

 

馬上少年過ぐ

世平かにして白髪多し

残躯天の許す所

楽しまざれば是いかん

 

 

 

今日9月5日は、仙台藩初代藩主・伊達政宗公のお誕生日であります。

 

 

ついで(?)にいうと、サンドウィッチマンの伊達みきおさんも同じく今日が誕生日なのだそうな。

 

 

おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

文字通り命がけで戦場を駆け抜けた人生を送った政宗公が、晩年に得た心境。さて

 

 

私はこんな心境に、成れるのだろうか…。

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さんさ、さんさ

2023-08-05 04:36:06 | 歴史、民俗

 

盛岡さんさ踊りを楽しむのんちゃん。

 

 

さんさ踊りの由来は藩政時代、羅刹という名の鬼が現れ、土地の人々を悩ませた。人々は三ツ石の神様に、鬼を懲らしめて欲しいと願い、神様はこの願いを聞き入れて羅刹を懲らしめ、羅刹は二度と悪さしないという約束の証として、三ツ石に鬼の手形を残して去っていった。

 

 

人々は喜び、「さんさ、さんさ」と踊り廻った。これがさんさ踊りの由来です。

 

 

岩に残された鬼の手形。これが「岩手」という地名、県名の由来ともなっていて、さんさ踊りは「鬼の国、岩手」を代表するにふさわしい踊りでもある。

 

と、言えますね。

 

 

のんちゃん、楽しそうですね。

 

 

 

 

ミスさんさの華麗な踊り。

 

 

 

 

 

 

世界一の太鼓大パレード

 

 

サッコラチョイワヤッセ♪

 

 

 

 

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