仕事以外に無報酬で誰かのために働いている人は、天に徳を積んでいます。
積んだ徳は忘れた頃に意外な方法で恵みを与えてくれます。
しかし、恵みを期待して働いても、それは徳にはなりません。
見返りを期待した愛と同じ。
◆見返りを期待しない。という発想は今の時代、難しいのかもしれません。
無報酬で誰かのために働くという発想も難しいのかもしれません。
でも、<今の自分にできることは何か?>・・と考えることは大切なことです。
電車でお年寄りに席を譲るという行為ひとつとっても、
<今の自分にできること>
なら、率先して行動する方が良いでしょう。
◆何もしないよりはるかに良い結果をもたらします。
◆大切なことは、
<自分にできる無理のない範囲で。>
・・ということです。
身体が動かない状況、状態だからと言って、何もできない自分を責める必要はありません。
病床にあっても、誰かの祝福のために祈ることはできます。
経済的に厳しい状況だからと言って、お金を寄付できない自分を
悔やむ必要もありません。
あなたの専門知識を役立ててもらうことができるかもしれません。
自由になる時間と健康な体があれば、ボランティアとして働くこともできるかもしれません。
◆今の自分にできるもの・与えられている才能・資質を精一杯活用することです。
天に徳を積む。誰かのために自分を役立てる。
そのためにも、自分に与えられている才能・資質を知っていることはとても価値のあることなのです。
私にはなにもできない・・・。
と嘆いたり、見て見ぬ振りをするよりも
自分にできることを自覚し、それを最大限発揮できるように磨くことは、
自分のためだけではなく、使命を果たすためにも、とても意義があります。
実際、祈るだけでは何の助けにもならない。と考える現実主義もあります。
しかし、目に見えない世界では祈りの効果は偉大な力を発揮しています。
◆理想の形は、<祈りと行動の1セット>です。
何かを始める時には祈ってから始めると良いでしょう。
◆もし、自分自身が行動できない状況や状態にあれば、行動してくれている人たち(政治家や行政、ボランティアなど。)を祝福する祈りを捧げると良いでしょう。
◆自分にできる精一杯を。
自分に与えられている才能や資質を精一杯。
見返りを求めず、純粋な気持ちで誰かのために祈り・行動する機会を持つと
私たちの霊的な成長につながるでしょう。
大きなことよりも、無理のない着実で継続的な歩みを。
★今世の才能について★
★Reyより★