
観てきました。
あぁ、役者が変わるとこんなに印象が変わるのかと改めて思いました。
前回(A班)、観劇したときにいい作品だから感動したのだと思っていたのですが、
そうではなかったようです(^_^;)。私はA班のお芝居に感動したのでした…。
まずは主演のしゅんきち。おそらく、ともみんより場数も細かい技術も上だと思い
ますが、何故か訴えかけるものがない…。何だか小手先の技術だけを見せられ
ている感じでした。正直、役に合っているとは思えなかったともみんのあの勢い
というか、一生懸命さに軍配を上げます。
せあらは登場シーンの見た目がイマイチ…。出会いの場面を印象的にするため
にももう少し“美しさ”にこだわって欲しかった。途中、髪を下ろしたときは似合っ
ていてきれいでしたが。大人の女性のお芝居をもう少し出来る人なのかと思って
いたのですが、少し期待外れでした。
みやるりのカレーニンはなんとかしげに似ていることか!元々、似ているなとは
思っていたのですが、同じ役を演るとそれはそれは顕著。幕開きに登場したみ
やるりカレーニンは渋~いつくりで、この人がこのあとどれだけ取り乱すのか
興味津々で観ていました。病床のアンナのもとへ訪れるところなどは意外と
かっこいいままでさゆみのカレーニンとは明らかに違っていて、これはこれであり
かなと思いました。私が一番印象的だったのは2幕のコスチャのソロの後ろで傘
を下ろして雨に打たれる悲しげなカレーニンでした。
A班の主要な役はB班には出演しないと思っていたら、A班キティがいて驚きま
した(@_@)。セルプホフスコイの婚約者役と役替わりなんですね。ちゃきはキティ
役ですっかりその美声と(セリフも)可愛らしさに魅せられたのでキティ役じゃない
のが残念なほどでした(^_^;)。
A、B班通して出演している生徒は皆達者です。何役も役替わりで出てくるしげや
ポットを観ているのはおもしろいです(^ ^)。初日はちょっと怖すぎかもと思ったベッツィ
演じるころちゃん。今日はもう貫禄十分で観ていて感心しました。素晴らしい~。
公演はGW中まで続きます。気が向いたら(^_^;)、また観にいくかも知れません。