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雪組全ツ『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 梅芸 3/8 12時

2014-03-08 23:58:28 | Weblog
観てきました。

初日明けとは思えないかなり出来上がった感じでした。普段、全ツで感じる物足りなさも皆無で雪組面々のパワーに感心しました。

まずはプロローグ。トップ娘役ちゃぴと同様にわっかドレスで真ん中から現れたみゆに驚き(@_@)。こりゃあ、「次期」の発表なしはありえないですね(笑)。全ツなのでコンパクトにまとめてくるかと思えば、最新の月版とほぼ同じでした。なのでみゆの扱いもトップ娘役のそれで、最後の階段下りだけはともみんの前でしたが、並びは3人で一歩前で、九州地方はさぞや盛り上がることでしょう(笑)。

ちぎのオスカルは非常に良かったです。大劇場の時はお披露目やら特出やらに目を奪われて(笑)、あまり注目出来ていなかったのもありますが、今回“主役”として更に輝きを増したように思います。長身のともみんとの並びも美しく、同期ならではが醸し出す雰囲気もよい影響が出ていたように思います。フィナーレではまさかの全ツで「小雨」が観られるとは(@_@)。踊れる2人で観られてとても嬉しかったです。

ともみんはアンドレを新公で演っていたと思いますが、あまり記憶にありません(^_^;)。今回のともみんの作りはかなり漫画チックでベルばらに似合っているかとは思いますが、ちょっと浮いた感じがしないでもありません。クサい大芝居は私はちょっと苦手です…。見た目は完璧!あんなに足が長く、美しいアンドレは見た事がありません!軍服もお似合いで見目麗しく堪能しました。

みゆは扱いに驚きましたが、全くその位置に疑問が沸かない実力にも驚きました。このヴァージョンはオスカルとの関わりが既に過去のことなので、舞台上ではあまり絡みはありません。それなのに、オスカルへの思いを口にするロザリーに2人の過去が見えるようでした。パリ出動の前日にベルサイユへ“侵入”(笑)する場面も心の底からオスカルを心配するロザリーの姿を見ているとにあまりおかしな場面とは思えなくなるのが不思議でした。みゆ、恐るべし…。ちぎとの並びはとても良くて、これは!と期待が持てました。

アランは翔ちゃん。悪人気質がお似合いですが、アランはそれだけではないのでちょっと物足りないです…。咲奈は鬘が変過ぎる!スターとしては見た目は重要です。このまま全国を回るのは忍びないのでどこかで手直しが入ればいいと思います。大ちゃんは本当に見た目だけですね(^_^;)。この方は今後、どうするのでしょうか…。ダグー大佐はまなはる。こういう役を演るとお芝居の未熟さが出てしまいます。衛兵隊士の一人をやるよりよほどいい役だと思いますが、本人にその気持ちがあるのかどうか…。

人数不足の全ツなのであちこちに“バイト”がいっぱい(笑)。それを探すのもなかなか楽しい観劇でした。

明日も行きま~す。

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