
観てきました。
全く、予備知識なくチケットの用意もなく(^_^;)行ってきました。
辛うじて客席に座る前に前モノが30分であることだけ把握しました。
まずは日本物のショー。「さくら」以来の日本物でどんな感じかしら?と幕開きを
待つといきなり、岡っ引き姿(!)のとなみ(@_@)。作、演出、ダーイシ、納得。
相変わらずすっ飛ばしてますこと…。どうやら、恋泥棒5人衆(アクア5)を捕らえ
ようととなみがするらしい…。日本物の雪組とは昔のこと…。素人目にもかなり
あやしげな着物の着方や踊り方をする人が目につきました。目立つ所にいて、
気になったのはてる。ちょっと、ひどすぎるかも(^_^;)。水は口紅が赤すぎるなぁ…。
いしちゃんの出番は風林火山とやらの場面。せりあがったいしちゃんはやっぱり
かっこいい!やっぱり、いしちゃんの日本物姿は一味違います。いしちゃんと水の
対決場面ですが、赤の派手めな衣装だったのもありますが、いしちゃんばかりに
目がいってしまいました(^_^;)。(水の髭はあまり…なので)
となみときむの場面は綺麗。人形であることは最後にわかりました。小坊主のロ
ケットはちょっと石田先生の悪ノリ過ぎかな。センターのきたろうがおもしろいけれど、
こういうのはあまり見たくない…。ソーラン節はよかったけれど、やっぱり二番煎じな
感は否めない。「ミレ・チャレ」も石田先生なのか…。

「ゾロ」は幕開きがかっこいい!お芝居のオープニングがショー仕立てなのは「ベル
ばら」ぐらいしか記憶にありません(笑)。映像で「Z」、更に大階段にも「Z」と浮かん
だ時には「ホ~」と声が出そうになるほどでかなり気に入りました。
今回、退団のとなみはレディゾロ役を喜んでいるようでしたが、お転婆な感じはともかく、
その扮装も立ち回りを含めた立ち振る舞いもあまり似合っているとは思えませんでし
た…。レディゾロの時はもう少し、シャープに動いてもらわないと(^_^;)。やはり、彼女は
姫役者。最後だからこそ綺麗なドレスを着るような役をやった方がよかったように思い
ます。(私はそっちの方が見たかった)
今回、特筆すべきはきむかな。言葉を話さないベルナルドはその表情や居方だけが
思いを伝える全て。普段のきむは何でも出来るからあまり苦労せずに舞台に立って
いるようなイメージがあって、その軽さみたいなものが舞台から見えるのが気になって
いたのですが、今回はそれは全くありませんでした。ベルナルドの生い立ちを周りが
説明している間、笛を吹きながら後ろを向いているのですが、この後姿が絶品でした。
残念だったのは、最後に発する言葉が長すぎること(ーー;)。これは脚本上の問題です
けどね。(さすが、○○の谷だわ…)
お話はそれなりにおもしろいです。「EL DORADO」や「SPEAKEASY」と同じ演出家だな
と思う場面もあったりしてね。
都合がつけばまた行こうかな。