彼と見に行ってきました。
中居ファンの友達から、早くアップしてと催促がきた(苦笑)
ちょっと待てよ~これ、感想難しいなぁ。。。
さっきから言葉を選びながらキーボードを
叩いては消し、叩いては消し。。。さっさとアップしろよ~自分(笑)
もう正直に書いちゃいます!感じたことをグダグダと。
ネタバレになりますので、知りたくない方はご注意を。
泣いた。。。
面会のシーンでは、涙が後から後からこぼれちゃってね。
私の隣に座った女性は、ひとりで来てた。
きっと中居君のファンなんだろうなぁ。。。ここのシーンの時、声をあげて
泣きそうなのを、ハンカチ口に当てて押さえていたのがわかった。
見終わった後、もしこれが中居君じゃなくて拓哉だったら。。。
辛過ぎて辛過ぎて、立ち上がれないかもしれない(苦笑)
ゴーゴー泣いちゃうかも(笑)
特に最後のシーンは辛過ぎる
重い映画だと聞いていたので、 覚悟して行ったのですが
思ったほど「重く」は感じなかった。
戦争のシーンがなかったからね。
以前見たチャンドンゴンとウォンビンの「ブラザーフッド」は生々しくて
見終わった後、ものすごく疲れて翌日起きられなかったけど。
BC級戦犯と言われても、ピンとこないけど。。。
「理不尽」だよな~って。
見終わって最初に出た言葉が彼も私も「理不尽だよね」だった。
夫婦愛をもってしても、救えなかったんだから。。。希望も何もない(苦笑)
豊松は兵士として召集されて、上官の命令のままに行動しただけで。
あの状態で100人いたら100人が同じ行動を取ったと思う。
何でやったのか?と言われても、それが当時の日本だったんだよ。
なんで米兵をやれ!と命令した六平さんが重労働で、豊松が死刑なんだよ
ホント、理不尽の何ものでもない。
房江が一生懸命に雪の中歩いて、嘆願書200も書いてもらっても
死刑は免れず。
絞死刑になる前の豊松の言葉を聞いて、初めて何で貝になりたいのか
わかった。
私、てっきり言いたくもないことを言わなきゃいけないから
貝になりたいのかな?って思っちゃって。。。あー勘違い(苦笑)
深い海の底なら戦争もない、兵隊もない。
房江や健一、直子のことを心配することもない。
どうしても生まれ変わらなければいけないのなら。。。。
「私は貝になりたい」
人間に生まれ変わりたいと思えないところが、悲し過ぎる。
そこまで追い込まれてしまった豊松を、中居君が見事に演じてました。
正直、中居君がこの役をやると聞いて。。。心配だったんだよね。
スポットCM見てても、ちょっとコントみたいに見えなくもなく。
でも、映画を見たらそんな心配は無用だった。
特に後半の演技は、意気込みが伝わった。
死刑を前に、人の命はあっけないなぁ。。。とポツリポツリ話す
豊松にも涙した。
絞死刑台に行く時に、倒れそうになった豊松を支えたアメリカ人の看守の
唇がかすかに震えたんだよね。あれが印象に残った。
あの人、豊松の娘の直子が泣きやまない時に一緒になって
なだめてた人だっけか?
アメリカ人だって、人を殺したくなんかないんだよね。
全て戦争がいけないんだ。。。
拘置所の中での、人間模様も良かった。
豊松が拘置所に初めて入った時に居たのが、大西(草ナギ剛)
このシーンは、SMAPじゃん!と一瞬笑いそうになったけど
剛が結構いい演技してたので、笑いそうになって止まった(笑)
鶴瓶さんも、意外といい演技をしてたなぁ。。。
石坂浩二さんが出るだけで、作品がしまる。
泉ピン子さんって、あれだけなんだ(笑)
雪のシーンでの音楽が砂の器みたいだった。
途中、華麗なる一族っぽい感じもして。。。やっぱりジャイさんの作品だなって
思いました(笑)
気になったのが。。。久石譲さんの音楽がチトうるさかった
作品を盛り上げるためのBGMなんだろうけど。。。ボリューム下げて
欲しいな~って思うところがいくつかあった。
娯楽映画ではないけれど、見て損はないと思います。
「私は貝になりたい」 オフィシャルブック (ぴあMOOK)
ぴあ
このアイテムの詳細を見る
私は貝になりたい (朝日文庫 は 31-1) 橋本 忍 朝日新聞出版 このアイテムの詳細を見る |
SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD DVD] TOY'S FACTORY Inc.(VAP) このアイテムの詳細を見る |
アンナちゃんの重松を見て書いたので
重松としてしまったよ(笑)
それだけ私の記憶はアヤフヤで
中居くんの名前をハッキリ覚えてなかったのです(汗)
失礼しました~
わたしまめっちでございますぅ
またまた忘れてしまった。
ごめんなさいです。
まだ寝ぼけてるのか、わたし・・・。
アンナさんもう見にいってきたんだね。
早業!わたしは今日午後から見にいってくるねえ。
わたしは中居くんだから、って言って
へんな先入観は持たずにいってこようと思う。
実はわたし白い影のとき「中居くんだしな」
とかいってて後から後悔したことがあるので。
ハンカチならぬハンドタオル持参で行ってくるね。
そういう映画と分かっていて見たのに改めて
戦争のもたらす理不尽さ、国によって異なる価値観の
理不尽さ(ひどい裁判)を痛感しました。
うん面会の場面は堪りませんでしたね。タオル地の
ハンカチのお世話になりっぱなしでした。
でも私はその後の場面が土佐に移って、留守番をする
ケン坊の所でマックスでした。ほら、屋根の上に乗って
重松にくわえて貰った自分の指先を見るシーン。。。
お父さんの温もりを指先に感じてるんだなぁ。。。と
思ったらグッときちゃいました。
人は死ぬとき「あっという間の人生だったな」と思う
もんです。それが50歳の人でも80歳?の人でも・・・
教会師さんの言葉も印象的だったな。。。
この映画にはホントに入り込む事ができました。
中居くん「良かったよ」(拍手)
中居だからと躊躇されてる人がいたら勿体ない。
いい作品でしたよ。
私は鶴瓶さんが気になって仕方なかった。
だって中居君が減量してあんな痩せてるのに
鶴瓶さんメタボなんだもん(笑)
同じ死刑囚なのに(爆)
感動するとか、悲しいとかじゃなくて
事実をただ受け止めるだけで涙が出る。
見終わって、虚しいだけで。。。