明治時代以降の日本で創られた輸出陶磁器の「里帰り品」を中心に展示する美術館
横山美術館に行く…
しょうじき(正直)今まで「とうじき(陶磁器)」には、全然興味がなかったのですが、鑑賞してると、思いの外、オモシロくて…
今回のブログは、その面白さのお裾分け…笑…ということで
訪ねたのは2022年7月のこと…
きっかけは、招待券が手元にあったから…
その招待券の有効期限が7月24日まで…その有効期限ギリギリの7月24日に行ってきました…なんか入館チケット、捨てちゃうの、もったいない気がして…
外はクソ暑い強烈な日差しが降り注ぐ…
地下鉄新栄駅の出口をでたとき、強烈なまるでサウナの熱波のような暑さが襲ってきて、思わず、そばのヤマザキマザック美術館に逃げこみたいと思ったけど…ヤマザキマザック美術館のタダ券は持っていなかったので…
「もうじき」つく…「もうじき」つく…と思って「とうじき(陶磁器)」のいっぱいある横山美術館へと、徒歩でとほとほと…
で、横山美術館につけば極楽でした…空調が効いてて気持ちいい!!
さらには、このブログに掲載しやすい写真撮り放題…美術館では珍しい写真撮り放題!!
これまで、私、興味のなかった陶磁器の芸術性の素晴らしさを感じることができて…きてよかったな…と思える美術館でした…
タダで…タダで…私の大好きなタダ券で入って、かつ空間も効いてこの快適な空間…だけでも、このクソ暑い昼下がり…満足なのに…笑
ではでは写真撮り放題だった陶磁器の数々をアップしながら、私の感じたままに、以下にだらだらと綴っていくので、もし、お暇だったら、お付き合いくださいな…
まずは、1階の展示品から
オールドノリタケ
館長の横山氏が最初に入手した作品
まあ、この美術館の看板娘のよーなものでしょう…
瀬戸焼の陶画
この兎をみて、つい読売のウサギを思い出したりして…現在Bクラス…瀬戸焼だけに…最下位もみえて瀬戸際…なんて、上手いこと思いついて自画自賛…笑
瀬戸焼の花瓶(かびん)…読売の原監督…「瀬戸際」という言葉に「過敏(かびん)」に反応してたりして
さて展示室のど真ん中にどどんと…
薩摩焼のランプ
琴高仙人の描かれた図陶板
さすが仙人…鯉に跨るのみならず…読書をしてますなあ…
おそらく、この後は、仙人と言えども
♪ダイヤル回して 手を止めた~
「恋(こい)におちて -Fall in love- 」ならぬ「こいから落ちて」
名古屋人が喜びそうな上絵金彩人物図花瓶
金ぴかですなあ…
紅白歌合戦の小林幸子さんを連想してしまいますなあ…
透彫朝顔図花瓶
小学1年生の担任をしてたときの苦労が思い出されますなあ…
「朝顔観察セット」を購入して
有田焼、こうした陶器の図柄の王道…花と蝶(ちょう)
有田焼、こうした陶器の図柄の王道…花と(ちょう)
蝶と蝶と鳥と鳥をみて、チョウ4…もとい…チョウシ(調子)がでてきたぞ
上絵金彩人物図唐子釼香炉
パンダの被り物をしたオジサンみたい
こちらはオールドノリタケ
洋風の壺
上品ですなあ…
この制作者や所有者は、薔薇(ばら)だけに、落としてバラバラに割れちゃわないよう、さぞハラハラしながら、取り扱いに注意してたことでしょう…
東海道を旅したような気分になれる壺…これ、けっこう、私のツボかも
あ、私のツボではありません(私のものではありません)…笑
高浮彫龍大花瓶
中日ドラゴンズ…も、このように浮上することはあるのかな…
浮彫樹上鷹大花瓶
鷹、ソフトバンクは浮上して、首位争いを繰り広げていますね
上絵金彩人物図花瓶の図
花瓶には名古屋人が喜ぶ金ぴかのオジサンの図が
なぜ、綺麗なオネーサンを描かなかったんだろう…と不思議に思う…
さて、続いては2階の展示室へと
西浦焼のランプ台
西浦焼とは多治見市で製作されたものなんですね
この階の展示室の目玉はこれ
染付上絵金彩花鳥図大花瓶
デカいの!これ!!
ほら、これくらいに…
高浮彫猿蛸花瓶
蛸がぼじゃもじゃ浮き上がっていて…ちょいと気持ち悪い感じも
なぜに「サル」
猿蟹合戦ならぬ猿蛸合戦のような逸話があるのかな…
高浮彫鳥桜花瓶
思わず写真を「トリ」たくなる!!
こちらの花瓶も思わず写真を「トリ」たくなる!!
こちらの花瓶も思わず写真を「トリ」たくなる!!
こちらの花瓶も「トリ」あえず…写真を1枚
「トリ」あえず!
「トリ」あえず!
「トリ」あえず1枚…「トリ」あえず1枚…と
めちゃ驚いてますなあ…何を見たんでしょうか…
眞葛焼
京都東山眞葛ヶ原の陶磁器
百子堂図宝塔形香炉
もう香炉というよりも百子堂図宝塔の模型みたいにみえますなあ
たくさんのオジサンが描かれていて…これまた思う…どーせならオネーチャンを描けばよかったのに…お坊さんは一人くらいにして…でも、ひょっとしたら、女性立入禁止の宝塔なのかもしれないなあ…知らんけど…
仁清意能舞置物
ハトが浮き出てて、ハットしちゃいますなあ…
上絵金彩風神花瓶
なんか腹が出て、タダの、のんべえのおっちゃんに見えます…
上絵金彩大鷲図花瓶
なんか、高浮彫でないと、物足りなく感じてしまう私
やっぱ、こういった高浮彫じゃないと…
こちらの花瓶
カエルが太鼓を叩いてる!
こちらではカエルが何かを喰ってる
こちらもカエルがテーマの高浮彫蛙蓮花瓶
高浮彫金彩雀桜花瓶
鳥獣戯画っぽく
踊る雀
休んでる人が描かれているんだけど、みつけられましたか??
まるで「ウォーリーをさがせ」状態…笑
ほら、下の写真の中で私は3人の人をみつけたよ!
下の絵では滝の手前で休んでいる旅人が…
七宝龍菊図大花瓶
花瓶の上の方の隅に、ちょいとだけ龍が申し訳なさそうにいて、なんか我が家における私の立ち位置と、この龍が似ているような気がする…肩身が狭いといいましょうか…
石目焼
石目焼は、名古屋の七宝工・竹内忠兵衛が明治22(1889)年に特許を取得した技法で、石目のようなざらざらとした釉薬を特徴とするとか
その石目焼と陶磁器がずらーと…
「石目」ならぬ「碁目」のように…
壺や花瓶の図柄の王道
花と鳥…の図
東京薩摩人物図花瓶
東京人なのか薩摩人なのか描かれているのは、どちらなのか気になる作品
東京人でも薩摩人でもなさそうな…
高浮彫鷲襲群猿大壺
鷲…鷲だけに、け鷲そうな…もとい…険しそうな表情
下の樹木には猿
鷲に捕まって…平和な日々はサル…(去る…)
こちらは、捕まらなくて、恐怖はサル…去る…
瀬戸焼
ちゃんとセット(瀬戸)して、陳列されていますなあ
上絵金彩窓絵説話図大花瓶
男性同士がフェ〇チオしている図ではありませんよ!念のため
これは、おそらく弁慶と牛若丸…
牛若丸と弁慶の説話を子供を寝かせるために、この花瓶をみながら語ったことでしょう…
染付上絵金彩人物図大花瓶
まあ、御覧のようにデカい!デカい!!
この時代も女性上位、かかあ天下だっただろうということが、この図からも読み取れますなあ…
修行僧
なんか、お酒を呑み過ぎて、できあがっているようにみえちゃうけど…
修行僧やなくて酒豪僧かも???
野見宿禰宿力士像
恐喝されてるみたい??
達磨
こんなしかめっ面したおっちゃん、場外馬券場で、よくみかけますなあ
人物図花瓶
人物が模様のように…
高浮彫僧水指
お坊さんがいっぱい…浮き出てる…ボウズが濃厚接触!
めちゃ瘦せていて、修行中なのでしょうか…呑んでて、もう一杯ちょ!みたいな図にもみえなくはない…
高浮彫群猿花瓶
サルがこれまたいっぱいいてるけど、性交中ではありませんよね!
もし、そうだったら見ざる!見ざる!!
鷺(サギ)の花瓶
ツルじゃなくてサギというところが渋い
みなさんも「詐欺(サギ)」には気をつけましょう!!
浮彫魚花瓶
「ウォー(魚)」と「かびん(過敏・花瓶)」に反応したことをここに記しておく…
浮彫如来大花瓶
「競馬にやられてすっからぴんよ」
「俺も電車賃までつこてしもたがな…」
そんな声がきこえてきたような…
私は、実は万馬券を獲ったけどだまっていることにしよう…そんな如来さまの声も???
高浮彫武者花瓶
表情みてると、むしゃくしゃしてそう…武者だけに…笑
高浮彫群猿花瓶
サルの空中ブランコ…のように見えた図
高浮彫唐子花瓶
左側の子、なぜに足の臭いを嗅いでいるのでしょうか…フェチなのでしょうか…
高浮彫鯛蟹蛯貝大花瓶
タイ変高価なこの花瓶、どこカニ隠されていたものをみつけて、カイしめたのでしょう???
高浮彫龍ポット
この目玉が飛び出すほどの驚きよう…龍はいったい、なにをみたんでしょうか…
高浮彫象花瓶
ゾウが浮き上がってるゾー(小学生か!)
とブログが長くなっているので、今回はここまで、次回に続くゾー(小学生か)
次回まで、ゾウのように鼻を長くして???もとい…首を長くして待っていてね!!
では、さらばだゾー!!
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