いったい彼と骨の関係とはなんなんだ。
”骨”がやたら目に付く。
彼と骨、この二つのパーツから、俺は、やがて世界を創りあげてゆく。
人骨とゆうのは、組み立てて漸く、人間の形をするものであるが、これが散らばっていた場合、なんでこれを誰が組み立てて人間になったのか。
骨がなければ、人間も蛸みたいにふんにゃふんにゃである。
俺はいつの日か、彼氏の上に跨り、「御前以外の男でも俺は濡れるんだよ」と言って遣ったことがあるが、その瞬間、そのビンビンのギンギンだったモノが、ふにゃっとなった瞬間を俺は見たことがあるが、実にあれみたいな感じになるのであろうって俺は何ゆうてるねん。
俺は何を言いたいのかとゆうとお、人間は肉より先に、骨で出来ているということをお、言いたいのである。
肉は結構すぐに土に帰るが、骨とゆうもんは結構経ってもまだ骨のままで、土に帰ることがないのである。
帰りづらいとゆうのは何が原因かとゆうとこれは肉よりも骨がこの世に未練の強いことを証しているのではないかと俺は考えるのである。
骨とはつまり、肉よりも人間らしいとゆうことである。
しかし向こうから骨だけが歩いてきて「よおー俺は人間だろう?間違いないぜ。俺は人間だ。あほかぼけ、認めろ、人間だっつったら俺は人間だよ」と言われたところで、納得が行かないのがこれ人間であろう。
それは骸骨で人骨であるのは間違いないが、”人間”であるのかと問われれば、人間とゆうのはやっぱり骨の上に肉がついて、初めて人間と言えるのではないかと確信するのである。
するとこんだ、向こうの坂道の上から人骨に肉をあたかも毛を剃られたプードル犬のようにところどころにつけた者が歩いてきて「どうだ、これで俺は骨の上に肉つけてっから人間だと言えるだろ、どうなんだ、おい」と偉そうに言われたものの、よく見ると肉の付いていない部分の面積のほうが大きく、しかも顔は鼻の先っちょと顎の部分にしか肉が付いていなかったので非常に気持ち悪い存在で、俺はこれにも肯定することがどうもできかねたのである。
ここで俺は、漸く、どうやら人間とゆうもんは、骨の上に満遍なく肉をつけている状態が人間と想えるのではないかと想ったのである。
そしたら向こうから、骨の上にびらびらな花びら茸みたいな感じに薄切りの肉を、つけた者がこちらへひょっこひょっこと歩いてきて、こう言ったのである。
「やあ、ぼくは人間ってゆう者だ。信じてくれ。だって君の言ったとおり、これ見て、ちゃぁんと肉をええ感じに骨が見えないくらいに付けてるでしょ。神よ、我を人間であると認めたまえ」と言った。
俺はその存在が、吐き気がするほど不快だったので、相手が言い終わる前に「おまえは人間やない」と断言した。
相手は俺を三度見、四度見くらいしたが、何か言いたそうな顔をしながらもすごすごとおとなしく来た道をまたひょっこひょっこと戻って行った。
とりあえず、ここまで来て、俺は何が人間であるのかとゆうことを、上手く言葉にできなくなったのであった。
今度またなんかゆうたら、もっとおぞましい存在が来るのだろうなと想うと、何も言いたくない、何も決めたくないと想ったのである。
それだから俺は今度は消去法で行くことにした。
まずは骨だけの存在は、人間じゃあない。
さらに肉だけの存在も、人間じゃあない。
そして魂だけの存在も、人間じゃあない。
とにかく、人間らしく見えたら人間で、人間らしく見えなければ人間じゃあない。と俺は最後にゆうてしまったがために、向こうの山手から、何やらわらわらと、人混みの波が押し寄せてきて、俺の目のまえに走ってくると、全員が同時に俺に向かって、大声で抗議を行ないだしたので、俺は手の甲で額の脂汗を拭いながら、「いや、ちゃうんです、ほんま、俺が間違っていた、俺が悪かった。俺は別にそんなことが言いたくて、今までこの記事を書いてきたわけではないと想うんやんかあ、でもまあ何が書きたかってんやろうなあ、俺もほんまわからんくなってるねーん、すんまへん、この通り、俺を赦せ、神よ、神よ!」と叫びながら土下座をしつつ、しまいに「もう、なんでもええっかあ、人間っちゅうもんは、はは」と笑うと、目のまえに仰山おった化け物たちが、俺を見て、美しい笑みを浮かべていたものだ。
”骨”がやたら目に付く。
彼と骨、この二つのパーツから、俺は、やがて世界を創りあげてゆく。
人骨とゆうのは、組み立てて漸く、人間の形をするものであるが、これが散らばっていた場合、なんでこれを誰が組み立てて人間になったのか。
骨がなければ、人間も蛸みたいにふんにゃふんにゃである。
俺はいつの日か、彼氏の上に跨り、「御前以外の男でも俺は濡れるんだよ」と言って遣ったことがあるが、その瞬間、そのビンビンのギンギンだったモノが、ふにゃっとなった瞬間を俺は見たことがあるが、実にあれみたいな感じになるのであろうって俺は何ゆうてるねん。
俺は何を言いたいのかとゆうとお、人間は肉より先に、骨で出来ているということをお、言いたいのである。
肉は結構すぐに土に帰るが、骨とゆうもんは結構経ってもまだ骨のままで、土に帰ることがないのである。
帰りづらいとゆうのは何が原因かとゆうとこれは肉よりも骨がこの世に未練の強いことを証しているのではないかと俺は考えるのである。
骨とはつまり、肉よりも人間らしいとゆうことである。
しかし向こうから骨だけが歩いてきて「よおー俺は人間だろう?間違いないぜ。俺は人間だ。あほかぼけ、認めろ、人間だっつったら俺は人間だよ」と言われたところで、納得が行かないのがこれ人間であろう。
それは骸骨で人骨であるのは間違いないが、”人間”であるのかと問われれば、人間とゆうのはやっぱり骨の上に肉がついて、初めて人間と言えるのではないかと確信するのである。
するとこんだ、向こうの坂道の上から人骨に肉をあたかも毛を剃られたプードル犬のようにところどころにつけた者が歩いてきて「どうだ、これで俺は骨の上に肉つけてっから人間だと言えるだろ、どうなんだ、おい」と偉そうに言われたものの、よく見ると肉の付いていない部分の面積のほうが大きく、しかも顔は鼻の先っちょと顎の部分にしか肉が付いていなかったので非常に気持ち悪い存在で、俺はこれにも肯定することがどうもできかねたのである。
ここで俺は、漸く、どうやら人間とゆうもんは、骨の上に満遍なく肉をつけている状態が人間と想えるのではないかと想ったのである。
そしたら向こうから、骨の上にびらびらな花びら茸みたいな感じに薄切りの肉を、つけた者がこちらへひょっこひょっこと歩いてきて、こう言ったのである。
「やあ、ぼくは人間ってゆう者だ。信じてくれ。だって君の言ったとおり、これ見て、ちゃぁんと肉をええ感じに骨が見えないくらいに付けてるでしょ。神よ、我を人間であると認めたまえ」と言った。
俺はその存在が、吐き気がするほど不快だったので、相手が言い終わる前に「おまえは人間やない」と断言した。
相手は俺を三度見、四度見くらいしたが、何か言いたそうな顔をしながらもすごすごとおとなしく来た道をまたひょっこひょっこと戻って行った。
とりあえず、ここまで来て、俺は何が人間であるのかとゆうことを、上手く言葉にできなくなったのであった。
今度またなんかゆうたら、もっとおぞましい存在が来るのだろうなと想うと、何も言いたくない、何も決めたくないと想ったのである。
それだから俺は今度は消去法で行くことにした。
まずは骨だけの存在は、人間じゃあない。
さらに肉だけの存在も、人間じゃあない。
そして魂だけの存在も、人間じゃあない。
とにかく、人間らしく見えたら人間で、人間らしく見えなければ人間じゃあない。と俺は最後にゆうてしまったがために、向こうの山手から、何やらわらわらと、人混みの波が押し寄せてきて、俺の目のまえに走ってくると、全員が同時に俺に向かって、大声で抗議を行ないだしたので、俺は手の甲で額の脂汗を拭いながら、「いや、ちゃうんです、ほんま、俺が間違っていた、俺が悪かった。俺は別にそんなことが言いたくて、今までこの記事を書いてきたわけではないと想うんやんかあ、でもまあ何が書きたかってんやろうなあ、俺もほんまわからんくなってるねーん、すんまへん、この通り、俺を赦せ、神よ、神よ!」と叫びながら土下座をしつつ、しまいに「もう、なんでもええっかあ、人間っちゅうもんは、はは」と笑うと、目のまえに仰山おった化け物たちが、俺を見て、美しい笑みを浮かべていたものだ。