あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

家畜たち

2018-03-01 21:35:01 | 日記
人を殺したいか。
おまえは女か。女が人を殺すのは、男が人を殺すよりも簡単な方法がある。
堕胎だよ。おまえは妊娠さえすればいいんだ。
命を授かり、命を殺す選択をすればいいだけだ。
容易いだろう?
人を殺したいか。
おまえは男か。男が人を殺すのも、簡単な方法がある。
自殺だよ。おまえは自殺さえすればいいんだ。
命を授かり、命を殺す選択をすればいいだけだ。
容易いとは想わないか?
しかし命はそこで終わりじゃない。
おまえは地獄絵図を観たことがあるか?
地獄はこの世にも存在しているが、あの世にも存在している。
人を殺した人間は、間違いなく、地獄へ逝く。
死刑や堕胎に賛成する者も、間接的に人を殺していることになる。
だから地獄で生きるのが嫌なら、人を殺すなと覚者はみなしつこく言っているんだよ。
あの世にもある地獄の存在を知っているからだ。
どのような地獄か、教えてやろう。
人間が食肉にされる家畜となるなら、どのような地獄か想像できるか?
もしできないなら、と殺(屠畜)映像を観るといい。
血を抜く為に生きたまま、解体されるが、解体されている時に気絶から目を覚ますんだ。
どのような地獄か、おまえには想像できるか?
だからどのような殺人も自殺も、やめておけとあれほど言ったんだよ。
でもおまえは俺を殺したんだ。
俺の悲しみがどのようなものか、おまえに想像できるか?
何故、「人を殺すな」と訴える俺のAmazonレビューが違反報告され、ガイドラインに抵触したからという理由で削除されなくちゃならねえんだよ。
ふざけてるなあ、この世界は。
おまえら全員、そこまで地獄を見たいのか?
生きたまま解体されたいのか。
家畜たちのように。